3話 日常の終わり
大事な受験勉強の為の夏休みをバイクの研究に使ってしまった。久々の登校、自転車を漕いでると横を原付が通り過ぎていく。
「あー原付ありゃ楽やのに」
誰にゆう訳でもない文句を言う
学校に着くと、もう時期的に推薦がどうのこうの、どこ受けるのか?とこんな話題ばっかだった。自分は、頭も下から数えた方がはやいし、家が裕福でも無いので、どこでもいいから公立に行きたいと思ってる。だから不良になって授業をバックれるとか、改造制服を着るとかそういうのは、できないなぁ。
でも興味はとてもある。憧れというかこの反抗期に公に反抗するのは、自由というか羨ましいと感じてしまう。
授業が終わり放課後、部活が無いのでそれが嬉しさと寂しさが混ざったような複雑な気持ちになった。部活をやってた時は、早く引退したいと思ってたけど、いざ引退するとまたやりたいと思ってしまう。不思議
それからの生活は、特に変わりない学校に行って勉強と友達と遊ぶ。記憶にうっすら残るか残らない生活。他の人と変わっているのは、少し不良に憧れているくらい。
何の変哲もないその生活、その生活はある日を境に変わった。ある人との出会いこの出会いが、俺に刺激を与えてくれることになる。