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1話 今日から俺は?

物語を創作する才能はないので、こういう形でつらつらと

遠くから近ずいてくる爆音。 田舎特有?夏の風物詩?ただの迷惑行為?とでも言われているが。ヘッドライトのまばらな感じが、星屑のようなホタルのようなキレイに見えた目の前に来ると、遊園地のパレードそんな感じ、バイクが光に照らされてると外装のラメがギラギラ輝く、なんて自由で派手で輝いて見えるのか。






~~~~








中学生活最後の夏、試合終了の音がなる。

野球部の総体俺は、ベンチメンバーに選ばれずスタンドでいた。成績も悪い、運動のセンスもない。でも小学校からずっと続けてきた野球が一区切り。悔しいって気持ちは、そんなになかったけどポッカリと穴が空いたみたいな虚無感があった。





部活から解放されて、昼に起きて飯食うて寝るみたいな生活を送ってたら、突然LINEの通知が


「暇?」


1文字の簡単な文にこちらも簡単な文で


「暇」


と返す。LINEして来たのはショウ、コイツは小学校からの仲で、コイツもテニス部からの引退ライフを送っている。


「今日晩メシいこ」


飯の誘いだった、特に断る理由もないので


「エエで。どこ行くん?」


ショウとは良く飯食いに行くので、ほとんど毎回同じ受け答えしている。


「ナンいこ」


ナン?ってなんなんと思うけどコレはインド人がやってるカレー屋で、カレーになんが着いてくる本格的な店の事だ。


「おけ8時な」


7時くらいは、混んででゆっくり食べれないから時間をズラして指定する。すると、ポンッとスタンプが1つグッドが送られてきた。時間はまだ5時約束までは3時間あるので、もうひと眠り





LINE電話で目が覚める。何やと思って出ると

「今お前ん家の前はよ出て来いよー」

あー気付いたら寝てたな

「今起きた今から着替えて出るわ」

言い終わると電話を切り、Tシャツとズボンそれとキレイなボウズ頭を隠すための帽子を被ってでた。


「おせぇ」


ショウが冗談げにゆってくる


「すまんすまん」


全然責任を感じてない謝罪をして、チャリに乗る少しハデな水色をしたママチャリ中学に入学してから買った銀チャリは中2の部活帰りに事故って買い換えた。

自分の中学では、この辺りでは生徒数も多いが、真面目な奴が多いから銀チャリばっかだけど、少し目立ちたかったからこの水色のチャリを買った。学校には、ヤンキーっていうような奴はいなくて、他の学校との友達もあんまりいなかったから、その程度の事がちょっと悪びれる?って感じかな。キツい校則や学校に少し反抗してるぞ!って感じで自分の自慢の愛車だ。


少しこいでカレー屋に着く、やっぱりこの時間は空いてるから良いな。駐車場に車は少ない。店の入口の横にチャリを止めて中に入る。


「イラッシャイマセー」


カタコトの日本語で接客してくれるインド人

注文はいつも同じで


「チキンカレーを2つ」


他にも、色んなカレーがあるんだが、安くて美味しいチキンカレーを頼む。


カレーは空いてるのもあってすぐに来た。

カレーとナンそしてサラダ

ゆっくりと食べながら俺が


「飯終わったらどーすんな」


大抵の場合は、ショウか俺の家に来てゲームして帰るか、そのまま帰るかどっちかなんだけど…


「今日夜用事あるから帰るわ」


今日はそのまま帰る方だ


「オケ」


俺は帰ってなんすっかなーと考えながら会計をすまして外に出る。


「また誘ってなー」


俺はショウに声をかけ別れる

遠ざかるチャリから手をあげて応えるショウ

俺も帰路に着く、特に用事もない俺は蒸し暑い夜をゆっくりペダルをこぐ。


すると遠くから近ずいてくる爆音。 田舎特有?夏の風物詩?ただの迷惑行為?ととも言われているが。この時の俺には、ヘッドライトの不規則な揺れがが、星屑のようなホタルのようなキレイに見えた。だんだん音がでかくなって目の前に来ると、遊園地のパレードそんな感じ、バイクが光に照らされてると外装のラメがギラギラ輝く、なんて自由で派手で輝いて見えるのか。



部活も終わりやることの無かった俺の心に少しの興味と好奇心が沸いた。



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