入浴(奈々)
・・・はぁぁ、いいお湯ですね。・・・
バイトや部活の鍛錬で疲れた後のお風呂は最高ですね。
勉強などで疲れるのとこうして体を動かしてから入浴するのは
全然違いますね。
目を瞑ってこのお湯に体を全て預けるように力を抜いて
そして青空や綺麗な海、そよぐような風を頭に浮かべればすごく
ゆったりした気持ちになりますね。
・・・はぁ、気持ちいい・・・
「桃花、バタバタしない。本当に落ち着きがないんだから」
「それだけ元気一杯ということだよ」
「そしてそれだけ手に負えないのよね」
廊下で母と桃花が喋ってるようですね。
毎日毎日、楽しい会話ですね。
2人とも喧嘩をしてるのか漫才をしているのかわからなくなります。
「昨日、お風呂のお湯でなくて水だったんだ」
「お風呂の温度はこの機械で調整するのよ」
「でも、電源はついてたんだよ」
・・・2人ともなんの話をしてるんでしょう?・・・
今日はいつもより腕の筋肉がこわばってるような気がしますね。
これは明日に響くかもしれません。
「電源がついてたのにお湯にならなかった?」
「うん。水だったもん」
「でも今日はきちんとお風呂湧いてるわよ」
「それが不思議なんだ」
・・・よし、後10分したら出よう・・・
今日も課題や予習は盛りだくさんです。
お湯が少し冷めてぬるくなったので少し追い焚をしましょう
(追い焚・浴槽に入れたお湯が冷めてきた時、
もう一度沸かし直せる機能のことをいいます。)
「とりあえず今お湯は出してないから温度をあげよう」
「あんまりいじらないでよ」
「大丈夫だって。よしここはシンプルに60度にして♪」
ふぅ、お湯が流れてきましたね。
あと10分、堪能しましょ、、、う?
・・・なんだろうお湯の温度がどんどん熱くなってって!!・・・
「あっつーーーーーーい!!!!!!」
桃花がお風呂の温度を60度に設定したらしく
すごく目の覚める入浴となりました……




