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人狼ジャッジメント9人ビギナーセット(9スタ)においての基本的進行と奇策の寛容性の問題について

作者: フィル

 今作ではまず人狼についてある程度わかっていることを前提として人狼ジャッジメント9人ビギナーセット(以後9スタ)についての基本的進行と奇策の寛容性について追求していこうと思う。


1-1盤面


 この配役において真-真が確定していることからグレー吊りをしていく。その際回避進行を行う。単純に貫通進行によって狩人候補が死ぬことにより、占い噛みが入る可能性が出てくるからである。そんなことをするのであれば回避進行で狩人露出→狩人噛み→占い噛みと狩人を噛みで処理させた方が賢明な進行になる。

 また、狩人は対抗COする時確定白であればCO、確定白でないならば3日目にCOするとよい。3日目の盤面として確定白噛みが入り、なおかつ占いが永遠に白を引いた場合を想定するとグググ白狩占霊となる。その盤面で狩人露出するとググ白狩狩占霊となる。これは村視点2択on2択であり、前記した盤面よりも有利な盤面になる。前記盤面では3択on狩人の真贋の精査となる。グレーを吊っていることから縄余裕が0。よって狩人の精査が必須である。グレーから狩人露出することによりグレー2択という選択肢が生まれる。グレー吊り→狩人占いをすることによって占いが確定生存な上に狩人の色が分かる。

 しかしこのCOの仕方には弱点がある。3日目のCOは狂人の懸念をしなければならないということだ。真-真-真狂盤面においてグレー吊り→狂占い→真吊りでPPがありえる。それを追わせないためにも3日目にCOする狩人はロケットでCOをするべきである。


・2-1盤面


グレー→占い決め打ち→グレー→最終日


 初日縄余裕が1あるためグレーを吊るす。その際狩人回避進行をとるようにする。その理由として狩人貫通の場合占い噛みが確実に入る盤面になってしまうためである。また、狩人回避があり対抗も出てきた場合でも飼い進行を取るべきである。前記したように縄余裕が1あるため狩人の決め打ちを遅くしても問題ないからだ。また、飼い進行をとる場合はクロス護衛を行うとよい。クロス進行とは現状真目のない(指定した)狩人に霊護衛を指示、現状真目のある(対抗にでた)狩人には占い自由護衛を指示する。そうすることによって指定役である霊の噛みを阻止することができる上に、霊噛みが入った時点で霊護衛指示の狩人の偽が露呈するため、狼の噛み場所を少なくすることができる。

 次の日の進行として挙げられるのは狩人決め打ちor占い決め打ちである。占い候補が黒を出しその黒を吊るという進行を度々目にするが、その黒を吊るということは占いの決め打ちと同等の行動をしていることからその行動をするのであれば占いを吊った方が有益である。

 狩人決め打ちか占い決め打ちかの話であるが、占い決め打ちをした方がよい。狩人決め打ち→狩人噛み→占い決め打ち→占い噛み→最終日によりも占い決め打ち狩人占霊クロス護衛をすることによって狼の噛み先がなくなるため後者の進行の方が優良な進行と言える。また、前記したように役職噛みが入れば狩人の真贋がつく。

 狩人非COグレー吊り白結果、または霊噛みだった場合も同等だ。縄余裕が0になるため占い決め打ちである。


3-1盤面


 基本的に占いロラ→最終日をする。単純に初日から占いの真贋を見ることはほぼほぼ不可能であることから縄余裕1を真占いに使う必要がある為である。まれに初日から真を切れる占い師がいるが、その場合に限ってグレー吊り→占い候補→占い候補→最終日としてもよい。その理由として真が切れる占い師がいる時点で確定人外が1露呈してる2-1盤面とほぼ同じ盤面になるからである。

 真が切れる占い師がいないのにも関わらずグレーを吊るそうとする霊能がまれに存在するが、それは愚策である。そもそも占い3COの時点でグレー幅が狭い上にグレーを吊るした時点で縄余裕が0。占い真を吊るした瞬間に負け確定となる。人狼は狼早釣りゲームではない。上振れだけではなく下振れまで考えて進行すべきだ。


●奇策は寛容されない


 以上見てきた基本的進行を理解した者にはもうある程度分かっているだろうが、この進行以外の進行、またはそれを阻害するような行動は全て愚策と言っていいだろう。上記した内容は村が勝てる確率を最大限まで上げた最善の進行である。この進行を外れる場合村の勝てる確率が大幅に下がると考えて良い。確かに確率が変わらない進行方法もある。しかし確率が変わらないことを理解して進行を提案しない限りそれは愚策となる。

 最近でも見られる奇策としてスライドが挙げられる。スライドをすることによって全視点から目立つ位置に入ることからスライドをしたものは非役であることがわかる。また、一時期村騙りをしているということからリア狂行動をしていると言ってもいい。スライドをするものはリア狂行動に無理矢理理由を付けて市民アピールをしていることになる。市民が市民アピールをしていることから狼視点1/3で狩人が噛めてしまうのである。そのことからスライドは市民アピールしているだけであり、確定市民を証明出来ている訳では無いため縄余裕がある内に吊るすべきである。


●寛容される奇策


 奇策の中でも寛容できる奇策もある。それは初日の狩人COである。初日の狩人COが寛容できる盤面として『役職に白が刺さっていない』ことが重要である。役職に白が刺さっていない盤面グレー4or5の盤面で狩人露出、グググ片片狩占占霊→片片片片占占霊→ググ白白霊orググググ白狩占占霊→グ片片白占占霊→ググ白白霊となり決め打ちさえ成功すれば勝ち確定の盤面となる。そのことから『初日白が役職に刺さっていない』盤面において初日の狩人COは寛容される。また、占い師は必ず白を出さなければならない。黒を出した場合ググ黒白霊の盤面となり、最終日ググ白の2択となってしまうためである。

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