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遠くに居る君よ
僕はその力に魅了された。
それは幼き頃に友と幾度も読み合った物語の主人公。
叡智の力を以て敢然と運命に立ち向かう少女。
ああ、僕は漸く見つけたのだ。
永かった
途方も無い夢の果てにたどり着いた先は、結局は天蓋の膝下でしかないと思っていた。
でも、今は違う
「そうさ、“僕たち”はどこまでもいける…何処までも」
止まっていた僕の中の時間が動き出したように。
ガラガラと廻る歯車の音が聞こえたような気がした。
「マナペルカ…今度こそ君と…」
僕はその力に魅了された。
それは幼き頃に友と幾度も読み合った物語の主人公。
叡智の力を以て敢然と運命に立ち向かう少女。
ああ、僕は漸く見つけたのだ。
永かった
途方も無い夢の果てにたどり着いた先は、結局は天蓋の膝下でしかないと思っていた。
でも、今は違う
「そうさ、“僕たち”はどこまでもいける…何処までも」
止まっていた僕の中の時間が動き出したように。
ガラガラと廻る歯車の音が聞こえたような気がした。
「マナペルカ…今度こそ君と…」
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