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第七話 終わりと新たな始まり
そして、デパート当日になった。
僕は、昨日考えた計画をもう一度確認して家を出た。
デパートに行く途中は落ち着かなかった。
デパートにつくとそこにはやはり、悠温だけがいた。
来ていない友達の事には触れずそのまま、デパートに入っていった。
そこから先はあまり変えずに一回目と同じように楽しんだ。
僕は時間を意識していたので頻繁に時計を確認していた。
悠温がトイレに行く前に声をかけなければならなかったのだが、
なんと話を切り出せばいいかわからず怪しい位に時間を確認していた。
それを不思議に思ったのか悠温が、
悠温 「どうした?時計ばかり気にして、なにか用事でもあるのか?」
と、聞かれた。
聞かれた時は驚いた、でも逆にこれをきっかけに話を切り出そうと思い、
僕「ごめんな、そろそろ帰らなきゃいけないからもう帰ろうぜ。」
と言った。
悠温も少し不満そうな顔をしていたが、直ぐに納得してくれて
あの事件が起きることなく一日が終わった。
それから、一週間後僕はまた夢を見た...