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第一話
まずは僕がこのようになった過去の話をしようと思う。
僕がこのようになったのは小学6年の時だった。
ある日の夜、夢のなかでクラスの中で男子二人が本気で殴りあう夢だった。
ただの夢だろうと思い学校にいった。
すると、クラスの男子二人が言い争いを始めたのだ。
もちろん僕はかかわりたくないので無視をしていたのだが、
どうもその光景が夢とそっくりだったのだ。
夢ではこのあと片方が椅子を使いもう片方が頭から血を流して大事になる。
それはまずいと思い止めに入った。
運よく、その子が動揺して止めようとしたときに先生がきて
その件は何事もなく終わった。
それからというと、学校や下校の時に事故など大事になることがある日の前には、
必ず予知夢を見るようになったのだ。
これが僕が今になるまでの昔の話だ。