嫉妬の渦中に
人物紹介
神奈子「またお前と隣なのかよ。まぁ…よろしく」
賢人「まぁな。よろしく。てかこれで同じ班何回目?」
神奈子「んっと…。三回目か。しかも毎回お前班長だよね?」
賢人「うん。何か悪いのか?」
神奈子「いや…別に何ともない」
御花「賢人!アニメの話しよ?今回のドラゴンボール…」
悔しいな。御花、何で横入りして来るの?ウザいし黙れよ。
御花(神奈子また賢人と同じ班じゃん。ふざけんなよ。キエロカス)
賢人「うん。フリーザがさ…」
瑠璃(神奈子と御花ウザい。はよ賢人と話したいんじゃ)
もういいや。他の人と話そ。確か湊が本読んでたから。
神奈子「湊!何読んでるのー?ハリーポッター!すご!!」
湊「わわっ!神奈子ちゃんか。びっくりしたー。ハリーポッター面白いよ。神奈子ちゃんも読んだら?」
神奈子「うーん。映画で見たしなー。あ!それとさ、誕生日いつ?」
湊「えっと…。三月二十五日だよ」
神奈子「オッケーだよ。んでさー今日の数学のテストムズかったー」
その時。私は気付いてなかった。
潤「おー。どうしたどうした。仲良くやってんなー」
湊、神奈子「は!ちっ…違うし!!!」
ハモった。二人は顔を見合わせてニコリとはにかんだ。
神奈子のエクボが愛らしくてこっちまで笑ってしまう。
潤「俺バスケの用事あるから。じゃあな!」
神奈子「今度テストあるじゃん?だから…家で勉強会したいんだけど…いいか?」
湊「もちろんさ!いついつ?」
神奈子「明後日の二月の十四日に森公園で二時に来て?」
湊「わかった。楽しみだな!」
神奈子「そうなの?!ありがとう!」
湊「じゃあ俺テニスあるから。じゃ」
神奈子は湊と三年間同じクラスなんだ。ちなみに賢人とは五年、潤とは八年間だ。
潤「ちっ!湊め、神奈子を誑かして…」
賢人(神奈子と話したいな…)
混沌とした関係。ヤンデレによる三角関係。どうなるのか!