七話~王都への旅立ち~
宴会も終わったのは夜明けで、ゼノアは1人起きていた。
ゼ「・・・たまには宴会というのも悪くないな」
ゼノアは宴会の事を振り返っていた。
***~宴会中~***
村A「ゼノアさん禁断の樹海でどうやって過ごしてたんですか!?」
村B「ゼノアさんは魔法を使えるのですか!?」
村C「彼女いますか//!?」
キ「え!!ゼノアさん彼女いるんですか!?」
村D「あなたは神だ!!」
途中変な質問もありつつ、ゼノアは村人達から質問攻めにされていた。
ゼ「・・・キリも勝手に話を進めるな」
ゼノアはここからどう抜け出そうか考えていると、救いの手が現れた。
ダ「ゼノアさん、ちょっとゆっくり話しませんか?」
村長のダルトが村人達の間から割って入ってきた。
ゼ「・・分かりました。」
村A「村長ずるいですよ!!」
村B「ゼノアさんにまだまだ聞きたいことあるんですけど!」
村C「もう年なんだから寝ててくださいよー!」
キ「ゼノアさん取らないでー!」
ダ「年とか言うんじゃない!!若い者には負けんわ!!」
ゼノアはこの光景を見て、ダルトは村の皆から信頼されてるんだなと思った。
ダ「ゼノアさん、とっとと行きましょう」
ゼ「・・あぁ」
二人は後ろでガヤガヤ言っている村人達を無視して、少し離れたベンチに座った。
ダ「ゼノアさん大変でしたね」
ゼ「・・助かりました」
ダ「皆ほんとに感謝してるんですよ。命の恩人ですから」
ゼ「・・そんなこと無いですよ」
ゼノアは何故かダルトには敬語になってしまっていた。
ダ「先ほど疲れてたようなんですが、2つほど質問よろしいですか?」
ゼ「・・いいですよ」
ダ「あの吸収した疫病はゼノアさんの体に影響してないのですかね?」
ゼ「・・闇吸収は目に見えない力、この世界で言ったら魔力とかになるのですかね?とかウィルスとか物理的に触れないものを吸収する力でして、吸収したものは自分の力になるだけなので害はありません」
ダ「ますます凄い力ですね・・魔法でもないとしたら一体・・」
ゼ「・・まぁ生まれつきのものですよ」
ダ「そうですか・・深くは聞きませんので。大丈夫ですよ。二つ目いってよろしいですか?」
ダルトはゼノアがこんな凄い力なので言えない事情があると思い、そう言った。
ゼノアも自分が神だと言うわけにもいかないので、それは助かった。
ゼ「・・ありがとうございます。大丈夫ですよ」
ダ「これからどうするのですか?もし行く場所も無かったらこの村に住んでもかまいませんよ。むしろみんな喜びます。」
キ「それいい!!ゼノアさんここに住んでください!」
リ「やったぁー!リリはゼノアさんのお嫁さんになる!//」
キ「ちょ!//何言ってるのよ、ゼノアさんは私と/////」
いつの間にか話を聞いていたらしく、二人で勝手に盛り上がっていた。
ダ「お前達いつから・・ゼノアさんすみませんね。」
ゼ「・・大丈夫ですよ」
キ「そういえばゼノアさんっていくつなんですか??」
ゼ「・・・・」
予想外の質問にゼノアはちょっと困ってしまった。
ゼ「・・キリはいくつなんだ?」
キ「私は15です!!」
ゼ「・・・俺も15だ」
キ・ダ・リ「「「ええーーー!!!!」」」
ゼノアは失敗したなーっとおもった。
キ「同い年だったんですか!?18くらいかと思ってました!」
リ「ねぇちゃんと同い年なんだ!!!」
ダ「こんなにも同い年で違うんですねw」
ダルトは少し苦笑いをしてキリを見た。
キ「どゆことですか村長!子供っぽいって言いたいんですか!?」
ダ「いやいや、すまんすまん」
ゼノアはホントは億を越えているが、もちろん黙っていた。
ゼ「・・ダルトさん。さっきの質問の答えなのですが・・・お断りしておきます。」
キ・リ「「ええーー!!」」
キリとリリはショックをうけていた。
ゼ「・・俺はもう少しこの世界について知りたいので」
ダ「そうですか・・それは仕方ありませんね。。そうだ!世界について知りたいなら王都に向かったほうがいいですよ」
ゼ「・・王都?」
ダ「はい!王都には様々な種族も集まっていますし、冒険者たちのギルドやガルシア学園と言う世界一の学園など、世界の首都と言ってもいいくらいですから。みんな大人になるか、ガルシア学園に通うために王都に向かったりするので、この世界について分かると思います。」
キ「私もガルシア学園で魔法とか学びたかったなー。」
ダ「キリ。すまんな・・」
キ「村長!謝らないで下さい。私はリリの面倒も見ないといけないですし、リリが1人でもやっていけるようになったら、王都に向かいたいと思います。」
リ「今でも1人でやっていけますよーー」
キ「子供がでしゃばらない!」
リ「は~い」
ゼ「・・・俺王都に行ってみます」
ダ「そうですか!出発は?」
ゼ「・・・明日の夜明けくらいに」
キ「そんな!!もうお別れですか・・・」
ゼ「・・また会えるさ」
キ「・・絶対ですよ・・」
リ「ゼノアさん行かないでよー・・」
ゼ「・・すまんなリリ。」
ダ「じゃあそろそろ準備とかしたほうがいいですね。食糧はこちらで準備しますよ!」
ゼノアは食べなくても大丈夫と言おうとしたが、ここは貰っておくことにした。
ダ「じゃあ今日はいっぱい食べて楽しんで下さい!お礼がなにも出来なくて申し訳ない」
ゼ「・・この宴会で満足ですよ」
ダ「そう言っていただきありがたいです。」
キ「お別れまでいっぱいお話しましょ!」
ゼ「・・そうだな」
ゼノア達は朝まで話あっていた。
***~宴会終~***
村人もみんな寝ており、ゼノアはダルトが用意してくれた食糧をもってレイア村の門に立っていた。
ゼ「・・人は素晴らしい生き物だな」
ゼノアは独り言を言って、門を開け歩き始めた。
門から数十メートル歩いたところで、
「ゼノアさ~ん!!!!!」
後ろから叫び声が聞こえたので振り替えってみると、キリが立っていた。
キ「ゼノアさ~ん!!ほんとにありがとうございました!!!短い間でしたがとても楽しかったし感謝しています!!いつかまた、絶対に会いましょうね!・・・それと///ゼノアさん大好きです//!王都の悪い女に引っ掛からないでくださいよ~!!」
ゼノアは無言で片手をあげ、キリに背を向け歩いていった。
キ「行っちゃったな~・・・ぐすっ」
ダ「出会いに別れは付き物さ」
キ「村長!?・・ぐすっ・・いつの間に」
ダ「いつか、絶対に会える日は来る。」
キ「村長・・・私、今度会うときまでにゼノアさんが一瞬で惚れてしまうような綺麗な女性になります!!」
ダ「今でも充分かわいいよ。キリもいつかは旅立ってしまうんだな・・寂しいね」
キ「・・それはまだまだ先ですから安心して下さい♪こんな老人をおいていけないですもの♪」
ダ「今けっこう酷い事言ったよなw」
キ「なんのことでしょう~」
二人はゼノアの後ろ姿が見えなくなるまで門で見送っていた。
ゼ「・・いつかまた、この村は訪れなければな」
ゼノアは少し笑みこぼし、王都へ向かって歩いていった。
全然バトルとか書けてないなー( ̄▽ ̄;)
ちゃんとこれから増えていくと思うのでw




