第十五話~召喚~
ロキとの戦闘から翌日。
教室に入ろうとした瞬間、誰かに手を掴まれトイレまで引っ張られた。
ゼ「・・・・今度はなんだ」
ロ「闘技場が直ってるけど説明しろよ」
ゼ「・・・直した」
ロ「・・・直した……ってだからどうやって!」
ゼ「・・めんどくさい奴だな、闇で一度闘技場を覆って闘技場を壊れる前の時間まで戻しただけだ」
ロ「………お前はなんでもありか」
ゼ「・・・・闇の中で出来ないことはない」
ロ「もういい…w闇魔法は未知の魔法だしな、あんなことも出きるのか……それにこの目で見ることが出きるとは…闇に包まれた時は死ぬかと思ったぜ」
ゼ「・・・もう魔法でいいや・・」
ロ「ん?なんか言ったか?」
ゼ「・・・いや何も」
ロ「じゃあ教室戻ろうぜ友よ!!」
ゼ「・・・いつの間に友達なった」
ロ「お互い死闘を繰り広げた仲じゃないか!」
ゼ「・・・・しかしお前自分で惨敗し「とにかく!!戻ろうぜ!」・・・あぁ」
・・・・まあいいか。
ロ「あと、俺が龍人ってことはまだ内緒で」
ゼ「・・・わかった」
二人はクラスに戻っていった。
ガ「さて!今日の授業だが、召喚魔法についてだ」
男C「待ってましたー!!!」
男D「ついにこの手で美少女を召喚する日がくるとは……」
ガ「美少女なんか召喚できるか!!…召喚するのは魔物だ」
男D「ジョークっすよジョークww」
ガ「…お前Aクラスに入れたからって調子乗ってるな、Fクラスに行くことになってもいいんだぞ」
男D「す、すみませんてした!!!!」
ガ「……さて、召喚についてだが…そこのバカ!答えてみろ」
男D「…おい、早く答えろよw」
男C「お前だろ……」
男D「なにっ!?……召喚魔法は契約をした魔物しか召喚することは出来ません。まず最初に召喚したい魔物と戦い弱らせ、服従魔法を魔物にかけます。そしてそのあとに契約の魔法をして終わりです。」
ガ「まぁ、Aクラスだからこのくらいは当然か……召喚の儀式はどうするんだ?」
男D「魔物の体に手をあて、契約の魔法を詠唱して終わりです。服従の魔法をかける理由は、そうしないと契約しているときにその魔物に襲われるかもしれないからです。それと言うことを聞かせるため」
ガ「まぁ合格だ。当たってはいるな」
男D「よっしゃぁぁぁ!!」
ガ「じゃあ今日は実際に契約の魔法を詠唱するとこまでやってみるぞ。皆契約や服従魔法の詠唱は大丈夫だろう」
生「「「「「はい!!!!!」」」」」
ガ「それじゃあ皆学園の闘技場の後ろにある森まで移動!」
ガルタに続いて皆移動し始めた。
ロ「めんどくさいが行くか!」
ゼ「・・・・そうだな・・お前龍人なんだろ?ってことは・・」
ロ「あぁ、もちろんドラゴンと契約してるぜ」
ゼ「・・・・そうか」
・・・そう言えば「あいつ」とも契約出きるのかな。
・・・試しにやってみるか。
二人も皆の後に続き森に向かった。
ゼ「・・・・闘技場の後ろにこんなのあったか?」
ロ「いや……俺も気付かなかった」
闘技場の後ろにはけっこう規模の大きな囲いのされている森があった。
ガ「ここはガルシア学園で管理している「霊森」ってとこだ。まぁ出てくる魔物はFかEランクだから大丈夫だろう。もし危なくなったら大声で俺を呼べ」
生「「「「「はい!!!!!」」」」」
ガ「それじゃあ行ってこい!」
男D「強そうな奴を下部にしてやるぜ!」
男C「俺だって負けるかよ!」
男B「俺も忘れてもらっちゃ困る!」
各自で森の中に入っていき、ゼノアとロキも共に森に入った。
ロ「まぁてきとうに見つけたやつを契約して終わるかな、俺には既に相棒いるしw」
ゼ「・・・それもそうだな」
ロ「よし!じゃあまたあとで」
二人も別々の方向に歩き始めた。
・・・この森には雑魚しかいないな。
ゼノアは気配で霊森にいる魔物のレベルをある程度把握した。
すると目の前に一匹のゴブリンが出てきた。
ゴ「!!!」
ゼ「・・・なんだ、殺られたいのか?」
ゴブリンは身震いして逃げていった。
ゼ「・・・寝とくか」
てきとうに見つけた木に登り、皆が終わるまで眠りに入った。
・・・ん?もう終わったか?
ロキ達の気配が森の外に感じたのでゼノアも森から出る。
ガ「やっと来たか」
ゼ「・・・・すまん遅れた」
男D「まったく遅いぜゼノア」
ゼ「・・・・・・・」
男D「無視された………」
男C「まあ気にするなw」
ガ「それじゃあ各自契約してきた魔物を召喚してみろ」
生「「「「汝我に力を貸したまえ…」」」」
皆そろって詠唱し、それぞれの生徒の目の前に魔方陣が出現し魔物が一斉に現れた。
ガ「よし!皆上出来だな。」
召喚されたのは全部ゴブリンだった。
男D「俺のゴブリンが一番強そうだw」
男C「何言ってやがるw弱そうじゃねぇかw」
男D「なんだと!?勝負してやろうか?」
ガ「そこのバカ共やめんか。勝負はまた今度だ」
男D・C「「は~い」」
ガ「まったく……ん?ゼノア、お前のは?」
ゼ「・・・・・・」
女A「せ、先生!!きっとゼノア君は運悪く魔物に会わなかっただけです」
女B「ゼノア君を責めないで!」
ガ「いや…別に責めてるわけではないが…」
ロ「ゼノアお前………寝てただろ」
ゼ「・・・・・あぁ」
ガ・生「「……………………」」
授業は無事終了したが、ゼノアはガルタに一時間説教をくらうはめになった。
~夜~
・・・・明日は学園休みか。
・・・久しぶりにあそこ行くかな。
珍しく明日の計画を立てて眠りについた。




