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第十二話~魔法訓練~

ガルシア学園内のとある部屋。


?「ここが訓練用の魔物を制御しているプログラム室か……あいつ見てろよ」





翌日午前8時。


ガ「よ~し、今日から本格的に始まるぞ!欠席は…1人いるのか、まぁいい。」


男C「先生!なんの授業するんですか?」


ガ「お前達はAクラスだからな、ある程度の基礎魔法は出来るだろう。F~Cクラスはまず基礎からやっていくが、お前達は次の段階に行くぞ。」


男C「じゃあ何を?」


ガ「お前達には訓練用の魔物と戦ってもらい、1人1人の実力を見ようと思う。」


ザワザワ………

男C「楽勝っすよ先生!」


男B「一瞬で仕留めてやる」


男D「女子達が俺に惚れちゃうかもな!」


ガ「威勢だけはいいなwよし!魔物のランクはFランクだから心配するな」


男C「先生とっととやろうぜ!」


男D「心配なんかするか!ばかw俺最強」


ガ「1人バカがいるが……じゃあ皆闘技場に行くぞ」


男「「「「「おー!!!!!」」」」」


女A「男子は元気だね~」


ガルタに続いて皆闘技場に向かった。



ゼ「・・・・zZZZZ」


男「おい…起きろよ」


ゼ「・・・ん」


男「皆行っちまったぞ」


ゼ「・・誰お前?」


男「同じAクラスのロキだ。お前ゼノアだろ?早く行こうぜ」


ゼ「・・あぁ」


こうしてロキと一緒に闘技場へ向かった。



ガ「2人とも遅いぞ!」


ロ「すいませーん」


ガ「まぁいいだろう。それじゃ1人ずつやっていくぞ。相手はFランクの中でも最下位のゴブリンだ。」


男C「楽勝楽勝~♪」


男D「皆俺に惚れるなよ~!」


女「「「「うっざ~…」」」」


ガ「じゃあ最初に遅刻してきたゼノアからだ」


ゼ「・・・・・」


女A「ゼノア君がんばって///」


女B「きゃーー///」


男D「俺の次にイケメンがんば!」


ロ「負けんなよw」


みんなスルーし、闘技場に上がった。

すると奥の方から何かがのそのそ歩いてきた。出てきたのは……ゴブリンじゃなく大きな怪鳥だった。


ガ「なっ!あれは飛鷲(フルン)じゃないか!?」


ザワザワ……

生徒達がざわつき始める。


男C「先生…あれってゴブリンじゃないよな」


男B「飛鷲だろ…たしかDランクの…」


ガ「あぁ…しかし設定はゴブリンにしたはずだが……」


鷲「ギャァァァァァァ!!」


飛鷲が闘技場全体に聞こえるくらいの咆哮をし、生徒達がパニックに陥る。

飛鷲はなぜか興奮状態になっていた。


女A「きゃーー!!」


男C「あんなの勝てないだろ!!」


男B「助けてーー!!!!」


男D「おかあちゃ~ん!!」


ロ「………………」


ガ「皆落ち着け!!!!!」


ガルタが生徒達に声を描けてる間に、飛鷲は大きな翼で風をおこし砂煙で視界を見えなくし、ゼノアに向かって襲いかかる。


ガ「しまった!!ゼノア逃げろ!!!」


飛鷲は一気にゼノアに詰め寄り、その大きなくちばしでゼノアの体を貫通しようとした。


ドガンッ!!!!!


女A「いやーーーー!!!!!」


女生徒の悲鳴がこだまする。


ガ「くそっ!!俺が付いていながら…!頼むから死なないでいてくれよ」


ガルタが急いでゼノアに駆け寄ろうとしたが、何やらただならぬ雰囲気を感じた。


ガ「な、なんだこの寒気は……」


ゼノアのほうから妙な雰囲気が漂っており、脚を止めてしまった。


ガ「そえば飛鷲もやけに静かだな……」


先程飛鷲が起こした砂煙が徐々に消えていき、ゼノアと飛鷲の姿が見えてきた。


ガ「!!!???」



***

・・・めんどくさいな。

闘技場にあがりながらそんなことを思い、出てくる魔物を待つ。

すると話に聞いていたゴブリン?が出てきた。

・・・こいつがゴブリンか?

たしかに弱そうだ。

すると急に咆哮をあげ砂煙で視界を見えなくし詰め寄ってきた。


・・・こんなもん意味がない。

はっきりと飛鷲の姿が見えており、目の前まで来たところ、くちばしを片手で止めた。

***



ガ「片手で止めている…!?ばかな…」


正直な話俺でも片手で止めるのは無理だ、もし止めるとしたら魔法で身体強化をしてからじゃないとありえない。

ましてや入学したばっかの奴が……

今までに例が無い校長推薦だし何者だ?


ゼ「・・・俺に襲いかかってきた勇気は認めよう。しかし死刑には変わり無い」


ゼノアから何やら黒いオーラが出てき、飛鷲も正気に戻り震えていた。

ガルタも先程の雰囲気より強くそのオーラを感じとり「恐怖」を感じてしまった。

飛鷲は必死に逃げようとするがくちばしを掴まれ動けないでいる。


ゼ「・・・・じゃあな」


もう片方の手から徐々に黒い炎が現れ、片手サイズになった。


ガ「なんだあの魔法は……まさか闇!?……しかしあり得ん…」


くちばしから手を離し慌てて逃げようとする飛鷲に黒の炎をぶつけた。

着火点から次第に黒炎が大きくなり飛鷲を包み込んだ。


鷲「ギャァァァァァァ………」


先程とは違う苦しそうな咆哮をあげ、瞬く間に燃えカスとなる。

後ろを振り返りガルタに歩み寄った。


ゼ「・・・これで終わりだよな?」


ガ「あ、あぁ………合格だ。」


闘技場を出ようとすると、皆唖然としてゼノアを見ていた。

・・・・やり過ぎたか?・・まぁいいだろ。

するとロキがいきなり肩を組んできた。


ロ「やっぱやるなぁ!!さすが俺の見込んだ男だぜ」


ゼ「・・・離せ」


ロ「おっと、わりぃわりぃwじゃあ戻ろうぜ!」


ゼ「・・・・・」


2人が闘技場から出ていく様子をガルタとその他のクラスメイトは口を開けながら眺めていた。


もちろん今日は皆ゴブリン戦を中止にし、ガルタ1人闘技場に残り皆もクラスにもどっていった。


ガ「あいつは何者なんだ……よし、後日個人面談をしてやろうww。それにしてもどうして飛鷲が…」



犯人はすぐに見付かった。

犯人はAクラスの男子生徒で、ゼノアにちょっかいを出し、逆にやられたのでその腹いせで訓練用の魔物のプログラムをいじったのが理由だった。即刻退学処分となり、二度とガルシア学園に現れることはないだろう。


教室内ではさらに女子達がゼノアに対して思いを寄せていき、この日はずっと質問責めにされることとなってしまった。


・・・・・・殺していいかな。

そう思ったがさすがにやめといた。




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