表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/31

九話~王都、ガルシア学園~

王都の門の入り口には門番らしき兵士が二人おり、ゼノアは無視して入ろうとしたが案の定止められた。


兵「おいっ!お前とまれ」


ゼ「・・・なんだ」


兵「なんだじゃないだろ!proカードを見せろ」


ゼ「・・なにそれ?」


兵「なにって・・身分を証明するものだ!それが無いならここには入れさせん」


こいつら殺そうかな・・・

そう思ったが、門の奥からもう1人兵士が来たのでやめておいた。


兵「た、隊長!!狩りにお出掛けですか?」


隊「いや違う。そこの者を通してやれ」


兵「!!・・しかしこの者はproカードを持っておりません。そんな怪しいやつを入れるわけには・・」


隊「いいから通してやれ。命令だ」


兵「しかし・・・わ、分かりました」


ゼノアは隊長のおかげで王都に入ることが出来た。

門に入るときに、門番に小声で、


兵「ちっ、運が良かったな」


そう言われたが、全く気にしないでそのまま歩いた。


入ってみると、王都は人が数えきれないくらいおり、所々に大きな建物などレイア村とは比べられないくらい近代化の進んでいる所だった。


ゼ「・・これは凄いな」


隊「そうだろう。王都はこの世界で一番の国だからな」


ゼノアは隊長と一緒に王都の中を歩いた。


ゼ「・・・なぜ俺をいれたんだ?」


隊「エリーナさんから、今から来る黒髪の青年を王都にいれて私のとこに連れてきて♪、って言われたんでな。」


ゼ「・・エリーナ?・・あぁ、あいつか」


隊「エリーナさんには頭があがらなくてな、運が良かったぞお前。本当ならproカードが無い者を入れるなんてありえんからな」


ゼ「・・・そうだな」


二人が歩いていると、通りがかりの人や立ち話をしている人などから、妙に視線を感じた。


ゼ「・・・お前なんかしたのか?」


隊「そんなわけないだろw今日は俺じゃなくお前を見てんだよ。たぶんお前がそんな真っ黒な髪をしたうえに、やけに綺麗な顔立ちだからな。そのせいだろう」


ゼ「・・・そういえば黒髪の人がなかなかいないな」


ゼノアはまわりを見渡し、何故か目が会った女性の顔が赤くなっていたが、黒髪の人はいなかった。


隊「黒髪もいるにはいるんだ。しかし、お前のように漆黒はいないな」


ゼ「・・・そうなのか」


ゼノアにとってはどーでもいいことだった。


ゼ「・・・それにしてもここは色んな種族の者がいるんだな」


道を歩いているのは人だけじゃなく、耳が尖った綺麗な顔立ちのエルフや、伸長がやけに小さいホビットなど、他にも犬の耳と尻尾が生えた獣人など様々な種族が道を歩いていた。


隊「この王都に出稼ぎに来る者や、ガルシア学園に通うために来た者など、様々なとこからやってくるからな」


ゼ「・・・ガルシア学園というとこはそんな凄いのか?」


隊「もちろんだ!ガルシア学園は世界一の学園だな。ここに入ろうと毎年すごい数の人が受験しに来るくらいだから。ちょうど来週辺りに始業式だったな」


ゼ「・・・そうなのか・・一回は行ってみたいかもな」


隊「行ってみたいかwちょうど良かった。ここだぞ」


いつの間にか二人はガルシア学園の前まで来ていた。


ゼ「・・ここがガルシア学園か」


ゼノアの前に現れたのは、塀で囲まれたかなり広い敷地の中にそれに負けないくらい大きな建物だった。


隊「ここには学生達のための寮や闘技場、生徒達が魔法や武器の扱いなどを練習する専用の施設など、他にもいっぱいあるんだ」


ゼ「・・・それは凄いな」


隊「中に入ってみるか?」


ゼ「・・・いいのか入って?」


隊「お前を連れてこいって言った人がここの中でお待ちだからなw」


ゼ「・・!!・・・そうなのか」


隊「よし!じゃあさっさと行くか。」


ゼ「・・・あぁ」


隊「そういえば名はなんと言うんだ?あのエリーナさんが気に入るとは珍しいからな」


ゼ「・・・ゼノアだ」


隊「ゼノアか!俺はこの王都のザビル王直属の第3部隊隊長マルスと言う。よろしくな!ちなみにここガルシア学園の卒業生だ」


ゼ「・・・よろしく」


二人は握手をし、ガルシア学園の中に入っていった。




生A「あっ!隊長のマルスさんよ。隣のお方は誰かしら?かなりのイケメンじゃないの///」


生B「ホントだ///私一目惚れしたかも//」


生C「マルスさんもかっこいいけど、隣のお方はもっとかっこいいかも//」


学園の中に入ると最初に広い食堂があり、制服姿の生徒達もたくさんいて、真っ黒な服を着たゼノアと、兵士の格好をしたマルス二人は注目の的となっていた。


マ「ここを真っ直ぐ進んだら階段があり、そこを登って右に真っ直ぐ行くと豪華な扉があるから。そこにエリーナさんがいるよ」


ゼ「・・・・マルスは行かないのか?」


マ「俺はここにいる可愛い子猫ちゃん達にあいさつしないといけないからね♪w」


ゼ「・・ニヤつくな。まぁここまで送ってくれたのは感謝しよう」


マ「おうよ!じゃあエリーナさんによろしくな。  子猫ちゃん達~マルスが来たよーー♪」


マルスはそう言いながら女子生徒のほうへスキップしながら向かった。


ゼ「・・なんだあいつは・・・あんなキャラだったのか」


ゼノアはとりあえず、マルスに言われたとおりエリーナのとこに向かうことにした。


マルスに言われたとおりに進むと、たしかにひときわ豪華な扉があった。


・・・ここか。

ゼノアが扉を開けて入ると、突然女性が抱き付いてこようとしたので紙一重で避け、女性は扉に激突した。


ゼ「・・なにやってんだお前」


エ「痛~~。私のハグちゃんと受け止めなさいよ」


ゼ「・・・・・」


エ「まぁそれはともかく。ようこそガルシア学園へ♪」


ゼ「・・・お前は一体何者なんだ?」


エ「何者ってwここの校長だよ校長♪」


ゼ「なっ・・・ただの変態じゃなかったのか」


エ「ただの変態って失礼な。それにお前じゃなくてエリーナさん♪って呼びなさい」


ゼ「・・・それより俺になんか用があるんだろ?」


エ「そうそう!ゼノア君!!突然だけど君は来週からこのガルシア学園の新入生だからね♪」


ゼ「・・・・・・・・・・・・・はっ?」


エ「いつも以上に溜めたね~wホントは魔法テストとか筆記試験とかやらなきゃダメなんだけど、ゼノア君は校長推薦ってことで♪」


ゼ「・・・おい、俺の意見は無しか」


エ「だってゼノア君まだ15歳でしょ~?まだまだ知らないことも沢山あるだろうなと思って♪それにゼノア君の力のことや、前まで無かった魔力が感じられることとか気になるとこだらけ!それに私のタイプだしさ♪」


ゼ「・・・あんたいくつだよ」


エ「女性に年を聞くなんてポリシーが無いなー♪私は28だよ。恋に年の差なんて関係ないでしょ♪」


ゼ「・・・バカかあんた」


エ「冗談だよ冗談w生徒に恋するわけないでしょ~♪」


ゼ「・・・この学園ホントに大丈夫か?」


エ「えっwそれって私のがこんなんだから?私これでも凄いんだからね♪」


ゼ「・・・もうなんでもいいや」


エ「じゃあとりあえずここの生徒になるってことで決まりね♪これ学生寮の部屋の鍵!とっといてあげたよ~wけど使えるのは来週の始業式が終わってから!それまでは私の家に泊まる♪?」


ゼ「・・・それはやめておこう」


エ「え~~楽しみだったのにな。じゃあ1週間分のホテル代を渡しておくから♪」


ゼ「・・・助かるな」


エ「制服とかも来週までには準備してるからね♪来週また会おう!w」


ゼ「・・・あぁ」


ゼノアは部屋を出た。

・・・いつの間にか入る事になってしまったな。まぁ色々この世界について学ぶには学校が一番だろう。

ゼノアは来た道を戻って食堂に出ると、女子生徒に囲まれニヤついてるマルスがいた。


ゼノアはマルスを無視して学園の外に出て、これからどうしようか考えていた。


・・・とりあえず色々見てまわるかな。


ゼノアは王都を探検することにした。



ほんと無理矢理感はんぱない(-_-;)マルスは変態キャラ確実ですね( ̄▽ ̄)エリーナはテンションかなり高い人ですねw

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ