第3話 ツンデレふうちゃん 改訂
しばらく歩いていると、そこにはつぐみと希並にちみっこい少女と少年が立っていた。
「よお」
「わ、わたしは、別に待ちたくてまってたわけじゃないんだからね」
片手をあげて挨拶する少年ととっさにツンデレをかます少女。
「そうだな、本当は待ってたかったんだよな」
ツンとそっぽ向く先ほどの少女はつぐみ達と同じく小柄な少女。
だが、胸のあたりだけは違うので生粋のロリだという称号が似合いそうである。
これがツンデレというものなのだろう。
隣にいた少年が少女の頭を撫でていた。
「き、きやすく撫でるなぁ!」
「そう言いながら気持ちよさそうに目を細めてるよな」
言葉とはうらはらに気持ちよさそうな少女。
それを見て笑いながら言う少年。
「別に気持ちいいなんて思ってないもん!」
「はいはい、そうだな」
こんなやりとりが行われるのもいつものことである。
ここにはあま~~~~~~い空間しかない。
「ふぅちゃん達も相変わらずだね」
秀久の腕から離れたつぐみがニコニコと微笑んでいた。
「あの2人のせいで見事な甘い空間がここにあるな」
「そうだな、万里。あれでカップルじゃないのが不思議だよね」
万里の呟きに秀久が苦笑いをしながら言う。
ちなみにそのカップルとはツンデレ気味な少女…ふうかとそれをいじる少年のことである。
少女達の身長は135cmである。つぐみより背が低いのだ。
つぐみの身長は138cm。小学校4年程度の身長なのだ。
追記しておくとこの場にいる全員は男子は青のブレザーに白のタイをつけている。
女子は青のブラウスに白のタイをつけている。
「あ、つぐみちゃーん!」
「なんや、みなさんおそろいのようやね」
「ひばりちゃん!千倉くん! おはよう!」
何気なくこの場にいる全員が苦笑いしているとそこへ、知った声が聞こえた。
つぐみと同じ身長の女の子、支倉ひばりである。
親同士の仲が良く、いつも一緒に行動を共にしていた。
その少女の後ろから欠伸をしながら歩く一人の少年も来る。
彼はひばりの幼馴染で千倉幸哉である、身長は秀久と同じくらいである。
目付きは鋭いので喧嘩売られていると思われることがあるので悩みの種だとか。
「うん、おはよう」
「おはようさん」
二人は笑顔で返事を返す。
「えーと……これで全員、揃ったと見ていいのか?」
「うん、これで全員だと思うよ」
龍星が回りを見て問いかけるとつぐみが笑顔で皆の代わりに頷いた。
「じゃあ、行こうか」
「そうだな」
瑠奈が笑顔で言うと富士也は頷いて学校を眺めて、歩き出す。
瑠奈達に続いてつぐみ達も校門を通る。
瞬間、人数分の手紙が降ってくる。
それぞれ手紙の封をあけると、中には一枚の紙があった。
「welcomeって書かれてるね」
「一人ずつに手紙を送るなんて、よくやるよな」
つぐみが手紙を見て言うと秀久がつまらなそうに呟いた。
「真面目つーか、几帳面つーか」
「学園長の考えることはよくわかりませんね」
呆れたふうな表情を浮かべる万里と日菜。
「あ、結ちゃんだ」
「ほんとだ、深紅ちゃんと初音ちゃんもいるね」
「声をかけてみようよ」
つぐみが気づくと希も視線を向けて道を歩いている少女達を見る。
ひばりはそう言うとトテトテと歩いて向かった。
「結華ちゃん、初音ちゃん、深紅ちゃん!おはよ」
「ん?ひばりやないか、おはよ」
にこにこ笑顔で声をかけると水色ふわふわロングヘアーの女性が振り返り、笑顔で挨拶をする。
彼女は神崎深紅といって、つぐみ達の親友である。
「今日も旦那と登校してるのか?」
「ユキくんは旦那じゃないよ!?」
その隣にいる赤い髪のポニーテールの女性は雪村結華。
男みたいな口調を言うが、可愛いところもあり、スタイルも良いので結構モテる。
彼女もつぐみ達の親友である。
「誰も千倉くんのこと言ったわけじゃないよ?」
「あ////……わ、忘れて!今のは忘れて!」
結華の隣にいる少女がにやにやと笑いながら言うと慌ててさきほどの発言を取り消そうとする。
ニヤニヤと笑う彼女は御厨初音といい、もちろん彼女もつぐみ達の親友である。
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キャラ紹介!
高倉輝
年齢:15歳
身長:167cm
風音ふうかの幼なじみ。
口調は俺。
髪の毛は紫色。
顔つきは、鋭い目つきに緑色と赤色のオッドアイ。
なかなか凛々しい。
ふうかが好きで、能力は氷である。
といっても上手く使えるわけではない。
ふうかの力を知っている良き理解者でもある。
ツンデレなふうかを見て、思わず撫でたくなる衝動が起こるとか?
****
千倉幸哉
年齢:ひばりと同じ
口調:関西弁
身長:174cm
ひばりの幼なじみ。
ひばりのことを大切に思っているが、なかなか言えないでいる。
眼は釣り目ガチで怖い感じがあるが、ひばりを見る時は少しやわらぐ。
美空によく可愛がられている。
ちょっとした得意な体質がある。
***
名前:風音 ふうか(かざね ふうか)
性別:女
愛称:ふぅちゃん
イメージCV:櫻井浩美(中の人ネタとかにでも)
容姿:腰辺りまで伸ばした亜麻色ロングの髪の先端辺りをリボンで結んでいる。顔は童顔で青色の瞳を持つ。
性格:他人と関わる時はツンデレ気味に。親しくなるとは常識人で純粋、そして優しい性格があらわになる。でも戦いでテンションが上がったり感情が高ぶると口調、雰囲気が変わる。
変わった後の性格は見た目に反して大人びていて、冷静。声のトーンも若干低くなる。
そして挑発的な台詞を言うようになるが、本当に傷つけるような事は言わない。ただ嫌いな相手にはそこんところも容赦なし。
・基本的に前よりツン気味な子に。
ただ本質は変わってないので子供扱いされたりすると子供っぽく。
なでなでに弱い。
・能力を氷から風使いに。
ふうか自身、自分の能力についての考えは、
隠す気もあまりないし、自分がどう言われても気にはしない。
ただこの能力で他人が傷つく(自分と関わった人が誰かに「変なヤツと一緒にいるぞ、アイツ」みたいに言われたり思われたりするようなのが嫌)事が嫌いなので、あまり他人を寄せ付けないようにしている。…つもり。
一人称:わたし(性格が変わると『私』)
趣味、好きなこと:絵。それと見かけによらず結構なゲーマー。
嫌いなこと:人を見かけで判断する人、暴力を振るう人。
身長:135cm
体重:27kg
スリーサイズ:B-ほとんどない。W-ほそい。H-ちょっと。カップ-AA
得意科目:英語、理科がずば抜けて得意。それ以外は自分のクラスと同レベル。
苦手科目:特に無いが、比較的苦手なのは国語、日本史。
その為国語と日本史がちょっと苦手、でも頑張って覚えようとする頑張り屋さん。
年齢と見た目の差があることを気にしている。
ぺったんこな胸も同様、本人曰く「ま、まだ成長するもん!」
容姿が可愛らしいためかたまに女子に連れ去られそうになるのがちょっとした悩み(本人は理由がわからない)。
台詞
「はっ、初めましてっ! 風音ふうかって言います! よ、よろしく、ね?」
「ち、ちっちゃいっていうなーっ!」
「わたしだって、頑張ってるんだよ! だからそう簡単には負けてあげない!」
「うぅ…失敗しちゃった…」
「ふふ…ここまで愉しい戦いになるなんてね…!」
「簡単に倒せる、だなんて思ってはいないわよね?」
「ほら、相手してあげるわ。おいで…くすくす…」
「この程度では、無いのでしょう? 本気で来なさい」
台詞(ツンデレ版)
「風音ふうかです。…よろしく」
「…わたしに関わらない方がいいよ。ろくな目に遭わないだろうから」
「ち、ちっちゃいって言うなーっ! 子供扱いもするなぁーっ!!」
「あ……はぅ…………はっ! あ、頭撫でないで! ……あっ……」
「ん…うんっ、いいよー。何する?」
追記)
仲のすごく良い相手には愛想良く、普通な相手(と主に幼なじみ以外の男性)にはそっけなく。
といった態度を取るとか。
それと興奮すると素がでる
「あ、なぁにー…じゃなくって、…何?」
「だ、誰がツンデレ!? わたし絶対にそんなんじゃないよっ!」
「だ、だから気安く触らないでって…あ、あと気持ちよくなんてないからっ(無抵抗で撫でられながら)」
作者:風音ツバキ様
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名前:御厨初音
性別:女
容姿:髪はツインテールで肩まで伸びている。
身長は158cm。バストはCカップだが着やせするため普段はAカップに見える。
備考:周りからは楽天家と思われているが実は悲観的にものを考えるタイプ。
友達思いで好きな人にはとことん優しいが嫌いな人には冷淡になることも。
作者:珈琲中毒様
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雪村結華
性別 女
容姿 白髪を背中まで伸ばし、かなり
荒んだ目付きをしている。
スタイルが良く、胸はEカップ
性格 人と馴れ合うのが苦手で孤独を好むが、
子供が好きという一面もある。
備考 近隣の高校から赤姫と呼ばれ、
恐れられている不良。
常に心に空虚感を感じており、
それを埋めるために喧嘩に明け暮れている。
深紅と初音と知り合い…多少は改善された模様。
作者:チルノ・トレバー様
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支倉ひばり (はせくらひばり
身長:138cm
体重:ひ・み・つ☆
外見:お尻が隠れるくらい長い黒髪をポニーテールにしている。髪質は柔らかいが、若干くせっ毛で、ところどころ跳ねているのが悩みのひとつ。
眼はタレ目がちで、鼻と口はコンパクト。全体に童顔で、低い身長と相まって小学生にしか見えない。
じつは、非常にプロポーションがよく、グラマラス。
胸もFカップ近くある。
ただし、これらの要素により、小学校、中学校と虐められた経験があり、隠す傾向にある。
実際、現在も胸を抑え目にしてCからD位にしか見えないようにしている。
作者:GAU様
今回はこれで以上です!