第2話 登校ですよん☆ 改訂版
内容を編集しまする~
~つぐみside~
「万里、その辺にしてあげてはどうですか?」
そう声をかけたのは万里の幼馴染であり、あたし達にとっても幼馴染の久川日菜ちゃん。
緑色の髪のショートカットで身長は155㎝でバストはDカップくらい。
スタイルも良いからうらやましいよね。
「日菜ちゃん、おはよう」
「はい、おはようございます、つぐみ」
あたしが笑顔で声をかけるとこれまた笑顔で返してくれた。
「はよっす、日菜」
「よっ、ひなたん」
ヒデくんと万里くんも日菜ちゃんに挨拶をするんだけど。
万里くんの場合あだ名で呼んでるんだよね。
「秀久、おはようございます。 万里、あだなで呼ぶのはやめてください。
それと万里が口に出すと違和感ありまくりですよ」
「へいへい」
日菜ちゃんはヒデくんにも挨拶を返すと万里くんを見てジト目で返事をかえした。
この二人の関係は小学校の時から変わらないでいる。
それはあたしとヒデくんも同じだったり。
「つぐみ、おはよ~♪」
「ふわあ!?」
「お姉ちゃん、つぐみちゃんに突然抱きついちゃダメでしょ!」
ぼんやりとしていたら後ろから抱きつかれてつんのめったけどヒデくんがとっさに支えてくれたおかげでなんとかなった。
振り向くとそこには肩まである白髪に身長は160㎝にバストはCカップくらいでスタイルが良い少女と腰まである白髪をポニーテールで身長は148㎝くらいでバストはEカップというトランジスタグラマーな少女。
この二人は双子の姉妹で名前は――関石瑠奈と関石希。
あたしの大親友といってもいいほどなんだけど、あたしと希ちゃんは瑠奈ちゃんにハグされることが多くてよく、ヒデくんと瑠奈ちゃんがあたしの取り合いになることがあるの。
「え~」
「瑠奈、希の言うとおりだぜ?」
不満たらたらな瑠奈ちゃんに後ろから声がかかる。
振り向くとそこにはザンバラな黒髪の短髪の少年――天城富士也くんがいた。
彼は瑠奈ちゃんと希ちゃんの従兄妹さんで、とても仲が良い。
「わわ!?だから、なんで頭を撫でるの~!」
「おっと、わりいわりい」
希ちゃんが頬をふくらますと苦笑いをうかべて手をおろす富士也くん。
周りからみたらいちゃついてるように見えるんだけど、本人達にはその自覚はなかったりする。
「富士也も、希には弱いね~」
「それは瑠奈にも言えるだろーが」
くすくす笑う瑠奈ちゃんにヒデくんが言うと、ひょいとあたしを抱き上げて瑠奈ちゃんから引き離す。いつも思うんだけど、この過程が慣れないんだよね。
「ヒデくん、どうしていつもあたしを抱っこするの?」
じっと下から見上げて尋ねると呆れたような眼差しがきた。
いったいなんでだろう?
「そんなのつぐみが可愛いからに決まってるじゃん♪」
「それは俺の台詞!?」
瑠奈ちゃんがにこにこ笑顔で言うとヒデくんがショックをうけた様子でツッコミをいれていた。
と、その時に声が聞こえてきた。
「よう、つぐみにみんな、おはよ~♪」
「………(今日も元気に頑張ろうね~♪)」
声の主の方へと視線を向けるとそこには榊龍星こと――お兄ちゃんと瀬川芹香ちゃんが仲良く並んでいた。
いつ見ても仲良しでうらやましいなぁ♪
「おはよう、お兄ちゃん♪芹ちゃん♪」
「はようございます、龍星さん、芹香さん」
あたしが笑顔であいさつするとヒデくんも笑みを浮かべて挨拶をする。
ただ、あたしを抱きしめたままのはやめてほしい気がするんだよね。
「はよ~」
「おはようございます」
「おはよう、龍兄、芹香」
「龍兄、芹香ちゃん、おはよう♪」
「はよっす、龍兄」
万里くん・日菜ちゃん・瑠奈ちゃん・希ちゃん・富士也くんが笑顔で笑いかけて挨拶する。
実はここにいる全員、幼馴染だったりします。
それと同時に同じ山奥にある旅館に住んでいたり。
なんで、全員がそこにいるかと言われると、お母さんが用意したからなんだよね。
お母さん、人望が深くて親しい人がいるからね。
瑠奈ちゃん達のご両親と日菜ちゃん所のご両親と万里くんところのご両親とも会話をして、それで一緒に進学するんだからここで住ませようということになったんだよね。
ぶっちゃけ、部屋数も多いからいいと思うけどね、料理は万里くんのお父さんとお母さんが交代でしてたり、忙しい時はあたし達がやったりとさまざまなんです。
感想と評価をお待ちしております!