第52話 つぐみ達側にて
久しぶりの更新です!
結華達がよくわからない怪物に襲われている頃、こちらでは。
「あ、なにか食べた」
「いったい何を食べたんやろうな」
「ですです、みやちゃんもきになります~」
光一と京と深紅は謎の怪物の方に注目していた。
というか、なぜそこまで冷静でいられるのだろうかとつぐみとひばりと芹香は思ったとか。
「まあ、なれという奴じゃないか?」
「・・・・・・(慣れでああなるもんなの?)」
龍星がつぐみの頭を撫でて言うと芹香が不思議そうな顔をしながら見つめて尋ねる。
「慣れでああなるのなら、慣れたくないね」
「ひばり、遠くを見つめすぎだよ。気持ちはわかるけどね」
遠くを見つめるひばりに苦笑しながら声をかける和明。
もはや、正常な状態でいるのが難しいのかもしれないと悟っているのかもしれない。
「あ、怪物が、どこかに行くよ?」
「どこに行くんだろうな」
つぐみの声に気づいて秀久が視線を向けるとつぶやいた。
それは誰もが気になることである。
「・・・・ふむ」
「どうしたんだ、深紅」
怪物が去ると深紅はさきほど怪物がいた位置に行き、しゃがんで鉱石を調べている。
光一が隣に来て声をかけると、彼女は鉱石を彼に渡す。
「とりあえず、それを持ち帰って調べてみよか。なんかの謎ときにもなるやもしれへんし」
「あ、ああ。今あるセットじゃ調査がしにくいとみていいのか?」
「そーですね~。さっそくしらべてみたほうがいいです~」
深紅に渡されたものを京に渡すと光一が尋ねる。
鞄にしまいながら京も疑問に思っているようなので深紅を見つめる。
「ん? まあ、そうやね。 今あるセットじゃ確信ともいえるような答えが得られない気がするんよ」
「確かに、学園でなら設備も揃っているからこれくらいたやすいよな」
「・・・・・(骸骨だったりしないよね?)」
苦笑しながらも説明する深紅に龍星も鉱石を持ち上げて、見ながら言う。
恐る恐る芹香は鉱石を見て問いかける。
「さあ、人骨がそうなったとは聞いてひんけど。 どうやろうな、ここ不思議な異常気象が起きるようやから」
芹香を見てなんとも言い難い様子の深紅。
「まあ、今するべきことは、あの怪物を追いかけることだな」
「そうだね、そうでもしないと、なんの解決もできないし」
万里が鉱石を鞄にしまい、立ち上がると全員に告げる。
それに全員が黙って頷くと。
「こ、怖いけど、ここでなにが起きてるいるのか調査するのも任務だもんね!」
「・・・・・・!(つぐちゃん、ひばりちゃん、しろちゃん、頑張ろうね!)」
「う、うん! そして解決しなくちゃ! 他に広範囲に広がるのを避けなくちゃ!」
「は、はいですの!」
怖いものが苦手が四人は身体の震えを抑えながら先へと歩き出す。
「やれやれ、大丈夫なのか? あいつら」
「それをフォローするんも男の甲斐性やない?」
秀久が呆れていると深紅が彼の肩を叩いて言うと歩き出す。
ただ、秀久には意味がよくわかっておらず不思議そうに首をかしげるのみだった。
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