第44話 屋敷探索続編?
久しぶりの更新ですね~
「とりあえず、先に進んでみるか」
「そうやね」
「では、いきましょー」
光一がそう言うと深紅が同意し、京が笑顔で言い、歩き出す。
その後をつぐみ達が慌てて追いかけた。
周囲を警戒しながらだが。
「うえ……血なまぐさい」
「大丈夫か、ひばり」
顔色悪くするひばりを心配そうに見つめて聞きながら歩くと。
彼女は苦笑いを浮かべて頷いた。
それでも、顔色が悪いのはかわらない。
「つぐみも無理すんなよ?」
「う、うん」
秀久が振り向いてつぐみに言うと彼女はぎこちなく頷いた。
やはり、ここに彼女達を連れてくるのも問題あったかもしれないと、光一と深紅は思っていた。
自分達は慣れたこととはいえ、大丈夫だが……彼女達はそうではないのだから。
「はんかちでくちもとをおさえてしんこきゅうしてみてはいかがでしょ~」
「それがいいかもな」
「………!(うにゃん、やってみようよ!)」
京の提案に龍星は賛成し、芹香は口元をハンカチで押さえることにした。
これですこしでも気分が落ち着くといいのだが。
つぐみとひばりも習っておなじように口元をハンカチでおさえて深呼吸する。
「どうだ?」
「落ち着いた?」
秀久と一晃が心配そうにひばりとつぐみを見て尋ねる。
その問いに答えるべく、顔をあげる二人。
「ん、ちょっとは落ち着いたかも」
「みやちゃん先輩のおかげです」
と、ひばりが答え、つぐみが京に感謝の視線を送る。
それに気付いて彼女が振り向くと。
「いえいえ~♪せんぱいとして、とうぜんですよ~」
そう笑顔でいってのけた。
なんとも彼女らしい言葉である。
「先輩?」
「ねえ、その反応はどうなのかな」
光一のつぶやきにつぐみがじと目で見つめていた。
「そーですよ~……いかにもなへんとうならみやちゃんもおこりますよ~」
京も光一を見て不機嫌そうな雰囲気をかもしながら言う。
「わかるけど、ここで言うもんじゃねーぞ、光一」
「ああ、俺達も光一と同じことは思っていたから気持ちはわかるけどな」
そんな彼を見て苦笑を浮かべる秀久と一晃だった。
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