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第39話 名前発表と任務へ出陣!

あれから行く人数が決まり、地図と通信機を人数分配られた。

そんな中真剣に悩んでいる瑠奈が居た。


「ひよひよ?」

「よし、決めた! あなたの名前はひばちーだよ!」


かわいらしく小首をかしげるぷにを見てこれしかないというように名前を与える瑠奈。


「お姉ちゃん、さっきからずっと考えてたの!?」

「瑠奈ちゃん、どうしてそこまで…」

「で、でも……あの子も喜んでるからいいんじゃないかな?」


驚く希の隣でつぐみは呆れ、そんな彼女たちにひばりが苦笑を浮かべながら瑠奈のフォローをする。

それを聞いてひばちーを見ると、本当に嬉しそうに羽をぱたぱたさせていた。


「ひよ~♪」

「ないない♪」

「なぁ~♪」

「の~♪」

「かっか~♪」

「ふんぬぅ!」

「やでー♪」

「おめでと」

「はちゅう♪」

「くじゅ~♪」

「だよだよ♪」

「ですです!」

「わきゅでしゅの♪」


喜ぶひばちーを見てつぐぴょん・るーにゃ・ののみ・せりかさん・りゅーさん・みっくー・こう・はちゅ・くじゅー・ふーにゃん・

しろしろがそれぞれ嬉しそうに笑っていた。

まるで自分のことように喜んでいるようにみえる。



「他のぷにも喜んでるな」

「そうだね~♪ えーと、登録登録っと♪」


その様子を見ていた陵が呟くと雅は笑顔で同意して、どこからともなく本を取り出して何かを書き込んでいた。

従者である彼らはもう彼の行動に慣れたのか呆れるだけになっている。



「それじゃ、みんな気をつけてね」

「まあ、雅達がいるからなんとかなるとは思うが……警戒はしとけよ」



なんともいえない空気を打ち壊してくれたのはぷにっこ部顧問の二人の教師だ。

彼らはつぐみ達を真剣なまなざしで見つめて告げる。

それにつぐみ達は黙って頷いた。


「よーし!んじゃ、行こうか☆」



雅がそう笑顔で言うと陵達も頷いてぷにっこ部の部室から出てすぐに階段を下りていき、靴箱で靴を履き替えると、校庭へと赴いた。

するとそこには魔法陣が複数ひかれており、色はそれぞれ違っていた。

色は赤・青・緑と分けられている。


「あの、これは?」

「ああ、これは移送転移陣といってね、任務にはこの陣の上に乗って向かうんだ♪」


晃希からの疑問の問いに雅がそう笑顔で答えた。



「ハイテクだな……」

「ここが規格外なだけやろ」

「でもでも、おもしろそうですよー」


呟く光一の隣で深紅は呆れ、京は気にしたふうもなく話しかけていた。


「お、面白いのかな?」

「わ、わたしに聞かれても」

「わきゅ?」


苦笑いしながらひばりがつぐみに問いかけるとつぐみは返答に困り、白姫は小首を傾げていた。

その様子を龍星と芹香と晃希と秀久が苦笑を浮かべながら見ていた。



「んじゃ、僕側はあっちの赤の方ね☆」

「私とレインは緑の方だよ~」

「俺とミールの方は青だから、間違えるなよ」



雅がそう言うと赤い魔法陣の方へと歩いてく、それに続いて希・日菜・富士也・結華・千秋も歩いていき、魔法陣へと乗ると赤い霧に包まれていき、次に霧が晴れたときにはそこには誰もいなかった。


「よし、俺達も行くか」

「そうだね~? みんなついて来てね~」

『はい!』


陵と風は頷き合うとつぐみ達に声をかけて緑の魔法陣に乗り、こちらもさきほどと同じように霧につつまれて、次に霧が晴れるとそこには陵達の姿はなかった。


「……行くか」

「ええ、そうですね、みなさん。くれぐれも私達から離れるようなことがないように」

『はい!』


悠と凛は雅達を見送ると最後に残った魔法陣に乗り、その後をふうか・輝・瑠奈・初音・響も後に続く。こちらも同じようになり、消えて行く。

その様子をなにかの黒い影が見ていたことは雅達以外は気づいていなかった。


******


「はい、到着♪」

「うわ、早めについちゃった」

「あれは結構便利だな」

「そうだね、日常でも使えたらいいのにね」


雅達側ではすでに目的のさびれた遊園地の方に来ていた。

いかにもなにかがでてきそうな雰囲気ではあるが、雅と結華は気にしてなかった。


「ところで、依頼人はここにはこないんですか?」

「えーと、あと少しで来るって聞いてるよ」


日菜の問いに雅は腕時計を見てから笑みを見せて答える。

その時にじゃり、という音が聞こえてきたの振り向くと年配の男性と女性が肩で息をしながらこちらへと走ってきていた。


「なんで、あんなに急いでるんだろう?」

「待たせたら、もう二度と依頼を送れなくなるからじゃねーか?」


希の疑問に富士也が自分なりの推測を述べる。


「うーん……本当にそうなのかな?」

「ちあ、違うのか?」


千秋はいまだに肩で息をしている年配の男女を見て疑問を抱いていた。

それに気づいて結華が尋ねると。



「絶対とはいえないけどね、彼らは何かに憑かれてるか……呪われているのかもしれないね」


苦笑いしながら答えて、最後は違うかもしれないけどねと追記した千秋。

千秋は黙って見ると確かにあの年配の男女にはなにか、薄黒いなにかがまとわりついているように見えていた。


「す、すいません……ぜぇ」

「お、おくれまし…たぁ」


もうばてばてという感じの年配の男女達。

容姿はいかにも普通の年配といった感じだが、彼らにまとわりつくなにかがうごうごとうごめいている。

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