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特別外伝 お正月イベント?後篇!

こちらにも特別ゲストを追加してます!

話す会話が少なくてすいません。

人数が多いとどうしても(汗)

出せれなかったキャラと許可くださった作者様達、まことにすいませんですっ!

ちと、時間が足りなくてこんな感じに(涙)

「こ、ここはカラクリ屋敷なの?」

「もうちょっときばりなさいよ」

「……キュウ~」

「ガゥ」


さらによれよれな状態で入ってくる少年とまだまだ元気そうな少女。

そんな彼らの肩や頭には小さな龍と猫がいた。


「龍清くんに西麗ちゃんに春清ちゃんと小風ちゃん! だ、大丈夫?」


つぐみが近寄り、傷の具合を確かめながら心配そうに尋ねると


「う、うん。なんとか」

「クキュウ!」

「これぐらいでだらしがないわね~」

「ガゥ」


彼女に気づいて苦笑いしながら返事をかえすと西麗だけはやれやれと肩をすくめていた。

二人の相棒はつぐぴょん達に近寄り、挨拶をしているのが見えた。


「……はっ!て、手当しなくちゃ!」

「救急箱もってきたよ!」

「はやくてあてしましょ~」

「そうだね、手分けしてやろう!」


一時茫然としていたひばりが我に返り、慌てて言うと希が持ってくる。

それを見た京も同意して指示するとふうかも頷いて救急箱を持ち、手当しにむかう。


「あれは上から降る断罪する刃でもくらったかのようなぼろぼろだな」

「みたことあんのかよ」


万里の呟きが聞こえていたのか光一が呆れたように言うと


「いや、ホラーゲームでよくあるから知ってるだけだ」

「ホラーゲームの知識かよ!? どんだけ詳しいんだよ、あんたは!」


さらりととんでもない発言をし、それに透が思わずツッコミをいれていた。


「え、普通だろ? そんくらいの知識なんて」

「だよな、あれくらいなんてことないし」


会話が聞こえていたのか綾人がくわわると万里はなんてことないような顔で言った。

この二人、あるいみ似てるのかもしれない。


「少なくとも綾人と万里は詳しいよな」

「…………(うんうん、よくゲームを買ってるところ見てるもんね)」


ぽそりと呟く龍星に同意するように芹香も頷く。


「ここまで気が合うと不思議ですよね。 ……万里と綾人はあるいみコンビでいいんじゃないかと思ってしまいます」

「え、そうなのかな? 確かに二人ともドSぽいところあるけど」

「鈍感なところも一緒だよ☆」


龍星達の意見を聞いていた日菜がいまだに仲良く会話している綾人と万里を見て呟いた。

聞こえていた瑠奈が視線を向けると、首をかしげて悩むがそこに響がくわわり綾人と万里の方にカメラを向けて写真を撮っていた。


「なぁ、ちょっといいか?」


三人がなにやら会話をしていると少年が入ってきた。

誰がどう見ても爽やか系スポーツ少年にしか見えない容姿をしている彼はたつみ春吾しゅんご。こう見えて、彼はオタクとよばれる存在らしい。


「はいはーい、どうしたんですか~?」


その声を聞いてちょうど手が空いていた京が近寄る。


「俺も招待されたんけど、会場はここでいいのか?」


と、聞かれた。

それを聞いて京は満面の笑みを浮かべて


「はい、そーなのですよ~♪」

「ですです~」


答えていた。ちなみにみーこを頭の上に乗せて、だが。

無事怪我人の手当を済ませると、広間のドアが開いて最後の知り合いが到着する。

こちらはもちまえの瞬発力で罠を回避したようだ。


「みんな、おまたせー♪」

「ヴィクトリアちゃん、その人血まみれだけど大丈夫なのかい?」


まず一人目はヴィクトリア・フォン・ヤマモトという少女でもう一人は空狐という少年だ。

少年といっても空狐の場合はここにいる全員より年上なのだが。

そして、最後に血まみれになってるのは変態女王のカーミラ・アインシュテルンという女性である。


「いいのいいの、危なくなる時は盾にでも使いなさいとお父様が言ってたからね」

「え~と、それはよくないんじゃあ」


と、全然平気そうに笑うヴィクトリアとそれに引く空狐。

いまだに復活しないカーミラには誰もが哀れに思ってしまったのはいうまでもない。


「つぐみ~、芹香~♪」

「ひゃあ、ちょ!?」

「………(にゃあ、そこはダメだよ!?)」


ちなみにこの後、カーミラの手当はつぐみと芹香が担当して、手当していう最中に気がついたカーミラに襲われそうになったのだった。


「なんか、さわがし…………すまん、お取り込み中だったか」

「そんなこといって、下がらないでカーミラさんをなんとかしてー!」

「…………(そうだよ、このままじゃ……抑えきれなくなる~っ!)」


その時に入ってきた光一が下がろうとするとつぐみと芹香に止められた。

あまりにも必死だったので光一がスタンガンを出して、カーミラにあてて気絶させてことなきを得たがそこは割愛しておこう。


「これで全員そろったということで、初詣にいこう☆」

『賛成!!』


響が腕を真上にあげて言うと全員も同意する。

熱気についていけない、つぐみ・希・ひばり・ふうかは苦笑を浮かべて見守っていたりしていた。


「普通に行くのはつまらないから、あえて危険な道を」

「却下!」


そう万里が提案すると秀久が即答した。

また不幸なことが起りそうなのでやめてほしかったのだろう。

この後、普通に初詣に出かけて神社に向かった。


「到着~♪」

「さっそく、お参りしよう!」


響とヴィクトリアが率先して向かう。

一応彼女達は振袖装備であるのだが、どうやら動きにくいわけではないようだ。


『『『『『………』』』』』


そんな彼女達をほほえましそうに見てから、つぐみ達はお賽銭をいれて紐をひいて柏手を打つと目をつむり願う。

この時、誰が何を願ったかというと、


『また、みんなでお正月ができますように』


だったとか。


「やはり、つぐみには秋斗がいいと思うんだが」

「何を考えていたんだ、龍星!?」

「え、え!?なんの話!?」


帰り道、龍星が立ち止まると呟いた言葉に冬樹が驚きの声をあげて、ぼんやりしていた秋斗はなにごとかと振り向いて聞き返していた。

ちなみに彼の腕の中にはつぐちーとつぐぴょんが仲良く寝ていた。

お正月イベント、しゅーりょー!

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