第28話 誤解 改訂
今回ははるかさんがでます♪
一部に龍星のお母さんの名前がでております!
あの後、騒動を学園と警察が相談しあって、事実をはしょりながら市民に公園の事態をつげたそうだ。ちなみに秀久達は事情聴取を受けて、それぞれ自宅へと戻る帰り道を歩いていた。
「つぐみ、まだ寝てるな」
「………(うん、急激な力の開放したからかな?)」
「…ごめんね…怪我さえしなかったら、こんなことにならなかったのに」
「……希ちゃんだけのせいじゃねーよ、俺だって」
つぐみを背負いながら龍星が歩いて呟くと心配そうにつぐみを見て芹香は不安そうに瞳を揺らしていた。
希と秀久は自分達が傷を負ったせいで、つぐみに迷惑をかけたと思い落ち込みながら歩いていた。
「お前等な、つぐみが2人を責めるわけねーだろうが」
『『……そうかな?』』
隣を歩きながら万里が言うといまだに沈んだ様子で聞いた。
そんな2人を見て
「そうだよ!それより、希と秀久を救えてよかったって表情だったし!」
「落ち込んでいたら、つぐみが悲しむぞ?友である、俺もそう思うし」
「そうですよ、つぐみちゃんは倒れても後悔なんてしていませんでした」
「むしろ、やりとげた……守れたって感じだったよね」
「わきゅ!つぐみお姉ちゃんは優しい人だから大丈夫ですの!」
「僕も白姫の意見に賛成ですね」
瑠奈・富士也・日菜・ひばり・白姫・晃希が励ますように微笑みを浮かべた。
せりかさんは芹香の腕の中ですやすや、りゅーさんは龍星の肩に乗ってつぐみの様子を見ているようだ。
しろしろは晃希の腕の中でお休み中♪
双牙と希はいまだに龍星に背負われているつぐみを見ると、そこには確かにすこやかな寝顔をしていた。
ちなみに、深紅・光一・京・初音・結華・ふうか・輝とは別のルートで別れて帰ることにしたようだ。それも仕方ない、帰り道が違うのだから。
もちろん、こうとみっくーとみーこも深紅達側である。
『『うん、そうだよね』』
ほっと安心したのか笑みを浮かべる希と双牙。
『じゃあな』
『バイバイー!』
「うん、またね!」
それからしばらくして、途中で万里達と部屋で別れて龍星は芹香を部屋に送り届けるために分かれる。
それによることで、秀久はつぐみを背負いつつ屋敷ないを歩く。
「……(む、無心でいられるか、俺?///)」
「ない~?」
秀久はポケットから鍵を取り出して、金色で書かれた名字と部屋番号を見つけてドアノブに触れながらつぐみから押し付けられているたわわな果実に耐えていた。
いくら下着で抑えていても、やはり大きさはわかってしまうのだろう。
そんな秀久を不思議そうにつぐぴょんが見上げていた。
「なんでもない、中に入ろるか(……そういえば、また万里にこれを押し付けられたなぁ(汗)
俺とつぐみはそういう関係じゃないんだが…)」
「ない♪」
苦笑いしながらつぐぴょんの頭を撫でて、心の中でぼやきながら勝手知ったるつぐみの部屋へと入り、ベッドにつぐみを寝かせ、ふと時計を見る。
「はるかさんに勇人さん、まだ帰ってきていないんだな…」
「ないー」
ぽつりと呟くと心なしか寂しそうな声でつぐぴょんが鳴いていた。
つぐぴょんの頭を撫でつつ、眠っているつぐみをちらりと見る。
静かにすやすやと無防備に寝ているつぐみに心臓がドキドキと脈打ち、顔も熱を帯びてくる。夕焼けに照らされて茶色の糸を照らしており、とても綺麗に見えたのだろう。
「こ、ここにいたらやばい!(主に俺の理性が!!)」
双牙は慌てて立ちあがると玄関に向かおうとしていると、くん!となにかにひっぱられた気がした。
「なーいなーい!」
ひっぱったのはつぐぴょんだったようだ。
寂しいのかまだ傍に居て欲しそうだ。
「傍にいてって言われても…(汗)」
「にゃい……(じわ)」
秀久が困っているとつぐぴょんのめじりに涙が溜まってくる。
それに慌てた双牙は
「だ、大丈夫だよ!ちゃんと傍にいるから!ね?」
「ない…?」
苦笑いしながらつぐぴょんの頭を撫でて言うとつぐぴょんは小首を傾げて聞いているようだ。
自分の首をしめているが、つぐぴょんに泣かれるのはつぐみに泣かれているようで辛いのであえて耐えることにした。
はるかと勇人が帰るまで、つぐぴょんと遊んでいれば落ち着くかもしれないと思ったのもあるかもしれないが。
「うん、何かして遊ぼうか?」
「ない~♪」
笑顔で答えるとつぐぴょんはぴょんぴょんと跳ねて喜んでいた。
つぐぴょんのうさみみがぴこぴこと動いて本当に嬉しそうなのがよくわかる。
それからしばらくしてはるか達が帰ってくるまでつぐぴょんの相手をしていると
「ただいま~♪」
という声が聞こえたのでつぐぴょんを抱えて玄関に秀久は向かった。
「お帰りなさい、後お邪魔してます。はるかおばさん」
「…ない?」
笑顔で秀久が告げると彼の腕の中でつぐぴょんは不思議そうに小首をかしげていた。
「あら、シュウくん!来てたのなら言ってくれればよかったのに…それより、その子は?とても可愛いしつぐみ似ているけど……まさか」
にこにこ笑顔でつぐみに似た大人の女性がつぐぴょんを見て、硬直する。
「えぇ、そうなんですよ。この子は」
「やっぱり!もう、いつのまに子供作ったの?おばさん、そんなに信用ならないかしら?あ、美桜ちゃんにも連絡しないと!」
苦笑いしながら秀久が同意すると勘違いされたのか目をきらきらするはるかと呼ばれた女性は携帯を取り出そうとしていた。
「へ?ち、違いますよーー!!!?」
「あら、そんなに照れなくてもいいわよ~♪もう、いつまでたっても照れ屋さんなんだから♪子育ての辛さならわかってるわ、大丈夫!おばさんも僭越ながら手伝って」
「だから、違うんですって!この子はぷにっこという種族であって!お、俺とつぐみの子供というわけじゃっ!」
拍子抜けた秀久だが、はっと我にかえりはるかの誤解を解こうと説明する。
それが照れてるのだと勘違いされているのは御愛嬌。
この誤解を特のにかなりの時間を費やしたのはいうまでもない。
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