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プロローグ! 改訂

書いてみました。

どれだけの読者の皆様が読んでくれるか不安ではありますが。

頑張りたいと思います。

なお…人外キャラが出る予定です。

「ふふっ……可愛い」


とある病室で茶色の少しカールしたロングヘアーでエメラルド色の女性が女の子の赤子を抱いて微笑んでいると


コンコン!


というノックの音が響いた。


「はーい、どなた?」


「はるちゃぁーん!おめでとう、生まれたんだよね?」


女性が笑顔で言うと身長が中学生並の少女が入ってきた。

1人の3歳くらいの幼い少年を連れている辺り、彼女はその少年の母親なのだろう。

可愛い容姿をしているので女装とかさせられそうだ。


「えぇ…可愛い女の子なの♪お祝いにきてくれてありがとうね?美桜」


近寄る美桜と呼ばれた少女の頭を撫でるはるか。

少年はまじまじと赤子を見ていた。


「美桜、その子が?」


「えぇ、可愛いでしょ♪自慢の息子なのよ!名前は龍星よ」


はるかが問いかけると美桜が少年を抱きよせて笑顔で言う。

とても嬉しそうなのが目にみえてわかる。


「そう、よろしくね?龍星くん」


「……うん////」


はるかは微笑んで龍星と呼ばれた少年の頭を撫でた。

すると照れ臭そうにはにかんでから小さく頷いたのだった。


「あ~、美桜ちゃん。抜け駆けはずるいわよ?」


どこかのほほんとした様子の女性がはいってきた。

その手には男の子の赤子がいた。すやすやと気持ちよさそうに眠っているようだ。



「あ、ごめんごめん!ちょっと焦っちゃって」


と、すまなそうに美桜が舌をだしながら謝る。

はるかは苦笑いしていると龍星がはるかの腕の中にいる赤子を見ていたので


「龍星くん、抱っこしてみる?」


「え…でも…」


「あら、いいじゃない♪抱っこしてみたら?」


はるかが笑みを浮かべて尋ねると躊躇する龍星に美桜が勧める。



「じゃあ…ちょっとだけ」


「くす…どうぞ」


龍星が頷くとはるかは赤子を渡した。


「うわ…おもい…。でも……かわいい」


すやすやと眠っている女の子の赤子を見て龍星が呟く。

それを微笑ましそうに見ていると


「ねえ、はるちゃん♪あの子の名前は?」


「『つぐみ』よ?可愛い名前でしょ♪」


「すっごく良い名前じゃない」


美桜がそう聞くとはるかは笑みをみせて答える。

もう一人も女性も笑顔で言う。



「ありがとう♪ところで、紗里菜のは?」


「秀久と名付けたの♪」


はるかが嬉しそうに礼を告げてから紗里菜は笑顔で答える。

紗里菜と呼ばれた彼女は吉沢紗里菜。榊美桜と雨宮はるかとは同期なのだ。

ただ…この2人の中で一番背が低いのは美桜だったりする。

二番目に低いのは紗里菜だ。150くらいしかないのだ。


「はるかさん……ぼく。つよくなってしゅうといっしょに、つぐみのことまもるよ!」


「くす…ありがとうね?」


龍星がつぐみをはるかに返すと決意した顔で告げた。

それに驚いたがふんわりと笑みを浮かべてお礼を言った。

美桜と紗里菜はにこにこと笑みを見せながら見守っていた。


この後、ぐずりだしたつぐみと秀久を見て龍星がおろおろしたのはここだけの話。

これが龍星と秀久とつぐみとの出会いであり、始まりなのだ。

プロローグが短いのはしょうがない!


だってプロローグなのだから!!

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