6話 秀直の初クエスト&初戦闘
休日投稿3連弾。
経験値の計算などあとで改稿します。
俺は、街を飛び出した。
鑑定全書のマップ鑑定機能をつかい、薬草の群生地を調べた。
薬草の群生地に向かう途中、スライムと出くわした。
秀直の初めての戦闘である。
俺は、錫杖を握りしめるとスライムに向かって振りかざした。
しかし、スライムはかわした。 敏捷と筋力のない秀尚にとって なかなか錫杖を当てることは難しかった。
そうこうしているうちに 錫杖の先端が突き刺さり スライムを倒すことができた。
倒したスライムだが起き上がりこちらに擦り寄ってきた。
起き上がったスライムを鑑定してみると テイムの状態になっていた
俺はティムしたスライムを頭に乗せ 意思疎通が図れないか考えながら 薬草の群生地歩き出した 。
歩きだしていると、首元ににゅるりとする感覚があった。
よく見てみるとテイムしたスライムが体の一部を伸ばしてつついていたのだ。
「薬草のある場所をしってるか? 一緒に探してくれないか?」
スライムはわかったかのように跳ね、草原を先導してゆっくっり進んでいった。
◆
しばらくして、俺はスライムの導く目的地に到着したようだ。そこは森の近くの木陰で木の周りにはたくさんの薬草が生えていた。
「収穫するのを手伝ってくれないか?」
俺はスライムに声を掛けると、一緒にあたりの薬草を刈り取りアイテムボックスに収納した。
さて、スライムをもっと倒して討伐数とゼリーを稼がないと行けないと思った俺は
「スライムをさがしてきてくれないか」
わかったのか、スライムは探しに行った。
しばらくすると、足元に柔らかい感触を感じた。
そこにはスライムがいっぱいいた。そう10匹も。
テイムしたスライムを見てみると、どうやらスカウトしてきたらしい。
10匹のスライムが一様に見上げている。
俺は八百長のように手加減して錫杖で叩くとスライムたちは大袈裟なリアクションでやられたふりをした。
モンスター スライム達をテイムしました。
スライムゼリーはスライムを倒したときに稀に出るそうだが、あまり知られてないがテイムしたスライムに作ってもらうこともできるみたいだった。
「スライムゼリーを作ってくれないか。」
スライム達は薬草を含む草などを含むと、しばらくして吐き出した。
「これはスライムゼリーだな」
鑑定全書が教えてくれた。
スライム11匹を連れて歩くと目立つからな合体できないかと思って
「君たち合体できないのかい?」
スライムは最初にテイムした個体を中心に1つになった。
おにぎりサイズからバスケットボールサイズに大きくなったスライムを頭に載せ街へと帰ることにした。
スライムの名前を決めなきゃいけないと思った俺は最初の個体をリーダーと考え”サスケ”という名を与えた。
「今日からお前たちはサスケだ。よろしくな」
街につくと、その足で俺は冒険者ギルドに向かった。
「こんにちわ、ヒデナオさん。クエストの報告ですか?
薬草が40束、スライム11匹、ゼリーが10個ですね。
薬草が10束で500ズラとスライム討伐10匹で1000ズラ、スライムゼリーの納品が1つ500ズラなので8000ズラ(小銅貨80枚)です。」
俺は受付嬢から小銅貨80枚を受け取ると宿にもどった。
※残金は258900ズラ(銀貨1枚大銅貨15枚小銅貨89枚)
「今日の稼ぎはトントンか」
ソロの戦いでは大きく稼げないと思った俺は戦力強化を考えPTを組むことを考えた。
俺はスキルネットワークを使いアマゾンに接続した。小銅貨をスキル画面に入れるとクレジットが増えていった。9枚全部つぎ込むとクレジットが900になっていた。
花王ホワイトを注文して寝ることにした。
翌朝、アイテムボックスを見てみると花王ホワイト4つの香りが入っていた。
「なになに、アマゾン・プライム無料期間中につき翌日到着だと。知らないうちにアマゾン・プライムに加入したみたいだとおおおお」
宿の中で異質な叫び声が轟いた。
俺はアマゾンで仕入れた石鹸を手土産にエバートンさんのところへ相談に向かうのであった。
なにを相談しにいくんでしょうね?
ブックマークよろしくおねがいします。