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18話 帰還

 改めて介抱した人たちを数えてみる、クリスティーナさん以外に女性が二〇人(ティーンが十二人、二七以下二十七人)子供が十人(男児三人、女児七人)だ。 彼女達は一応に全裸だった。 俺はアイテムボックスから街で準備していた布を取り出し、 彼女達にかけた。

 クリスティーナさんには簡単な 服を用意して渡した。

 

 俺は再び彼女を観察した洞窟内ではよく見えなかったが月夜に輝く彼女はとても美しかった。顔立ちは整っており、髪は透き通っったさらさらな髪をサイドテールにまとめってあった。髪色ははエメラルドグリーンを基調にターコイズブルーのメッシュが入っていた。


「お加減はいかがですか?クリスティーナさん」

 おう俺が言うと彼女の細長く尖った耳が、(耳の周りには毛があり先端はスコティッシュフォールドのように少し折れ曲がっている)ぴくんとはねった。



「助けていただいてありがとうございます。こんな姿で大変恥ずかしいのです。」

 クリスティーナさんは育ちの良さから平静を装うもあまりの羞恥から身を捩らせながらそう答えた。

「これからどのようにされるのですか?」

 心配そうな目でこちらを見つめた。

「今夜は遅い、この深い森で非戦闘員を抱えて行軍するのは自殺行為だ。明日早くに出発しよう。私の鳥モンスターが手紙を届けているはずだ」


 要護衛対象者のクリスティーナさんをそばに置きながら、俺は眠りについた。もちろん仲間《使役モンスター》が交代で見張りをしてくれている。


 早朝、警戒しながら森を進んでいると、フォレストオウルが帰ってきた。持っている手紙を読むと迎え入れる準備はできているっと、タナトス氏。あれ、もう一通ある。なになに、無事なのか?心配で寝られないから早く帰ってこいだと。かわいいじゃないか。


 猛禽類トリオが空から、蛇たちが地上から索敵してくれるおかげでなるべく敵の少ない場所を通ることができ、昼前にはフォレスティーナに帰還することができた。


 そこにはタナトスさんとミディアムが待っていた。


 「せんぱーい。」

 飛びついてくるミディアム

 「先輩先輩先輩、はぁあ先輩だ―もう心配したんですからね。」

 俺は優しく抱きしめる。

 「ああ、ただいま。落ち着いたらあとで食事に行こうだからちょっと離れて」

 そういうと、俺はミディアムを引き剥がした。


 次にタナトスさんが近づいてきた。

「おおどうもどうも、ヒデナオ殿に置かれましはなんてお礼を申し上げれば良いものか感謝しても感謝しきれません。これはこれはクリスティーナ様よくぞご無事で」


 そうタナトスさんが言うと

「そうですわね、このヒデナオさんのおかげですわ。まったくあなたと来たらどんな護衛の冒険者を手配したのかしらお父様に言いつけてしまいたいけど、ヒデナオさんの懇意の商会とのことだから顔に免じてなかっとことにします」

っと俺の手を握りながら彼女言った。


「俺としてもお金が必要だった時に懸賞首を仕留めることができたのは好都合だった。タナトスさんにお願いがあるんだが囚われた人の面倒を一時的にしてもらえないか? 囚われた人の中に奴隷の子もいただろう?このまま開放してもまた騙されたりと奴隷になってしまうのがオチだ。報酬はそれでいい。」


「いつまでもというわけには行きませんが、しばらくお世話をさせていただきます。」

 俺は彼女たちを引き渡した。


 クリスティーナさんが俺にいう

「あとで屋敷に来てください。あとクリスです。」

「え、なにかいいました?クリスティーナさん」


ちょっと顔を膨らませておどけた顔で

「これからは私のことクリスって呼んで。うん、あだ名で。クリスティーナじゃなくて……クリスがいいからね。……クリスがいいな。クリスじゃなきゃやだな。」


 そういうと、俺はてれながら

「ク、クリスさん……クリス」

「うん、よくできました」

彼女は満面の笑みでそう答えた。


 そして、俺は彼女の屋敷に向かうのであった。


 

なかなか、迷宮に行けない。

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