15話ピンクラグーンと遭遇/盗賊団撃退
6日で約57万ズラ溜まったが、帰りの移動の分、トラブルの余裕の分、経費を考えても350万を4日でくらいしかない。
そうなると、1日あたり100万ズラ近く稼がなきゃいけない。結構厳しいものだ。
これは一発レアなピンクラグーンを狙うしかないじゃないか? その他美味しいクエストがないか聞いてみることにした。
まずは冒険者ギルドにて、聞いてみる事にした。
俺は朝一番に街を出た。四方を森に囲まれたフォレスティーナだが、大森森に向かうまでは小一時間かかる。森に向かうまでの間に念願の鳥類と出会えブラックイーグル、フォレストオウル、ファルコンホークをテイムすることができた。猛禽類たちに上空偵察してもらった。
ブラックイーグルが呼んだ行ってみるとたぬき、ラグーンがいた。ノーマル種だった。経験値とお肉と皮になってもらって次を探すもノーマル種ばっかであった。モンスターを使った索敵は大変便利である。マップ鑑定は一回行ったことこしか地形表示できなく、今いる場所の周辺しか探知しない。その点、モンスターたちが見ている点の周りも探知できるので中継器のような使い方ができ、索敵範囲が広がる。
数時間は狩りしただろういまだみつからずノーマルラグーンばっかで諦めた時、発見した。ピンクラグーンだ。
◆
ピンクラグーンを無事テイムすることに成功した。時刻は昼前でも大森林独特の薄暗さがあった。
その時、この大森林なのに人の喧騒が聞こえた。俺はなにか嫌な予感がしたので急いで向かうことにした。
駆けつけてみると遠巻きにキャラバンを襲う盗賊団がいた。少なく見積もっても50から80人はいる。多くの冒険者は床に伏せて動かない。女子供と女性冒険者はどこかに連れられているようだった。
また近いところでは今まさに、三人がかりで麻袋に女の子が詰められそうになっている。よく見るとあれはミディアムだ。
俺は焦燥感を覚えた。タイプの後輩が今まさに連れ去られている。盗賊にさらわれた女性の末路は悲惨だ。彼女たちは付加価値のためにそのまま乙女か、盗賊たちにさんざん味見させられた後に奴隷として奴隷商人に売られる。奴隷商人は娼館、船乗り、貴族の豚どもに流され使い潰されていくのだろう。
俺の後輩が……犯され、奴隷に…………なるだとおおお。あーんあことやこーんなことで辱めを受けるなんて…………うっ、想像しちまったが許せないな。
――そう思うと、錫杖を力強く握りしめた俺は、乱戦の渦中に飛び込んでいった。
手始めに、ミディアムを袋詰にしていた一人に飛び蹴りをすると盗賊は吹っ飛んだ。すかさず錫杖で他の2人を薙ぎ払った。俺はアナコンダを呼び寄せ縛り上げた。すると盗賊が一斉にこちらに集まってきた。全方位を相手にするのは不利なので、麻袋を小脇に抱え壊れてない馬車を探した。――絶対に守りきるんだ。と固く決心する。
馬車を見つけると馬車に麻袋を置き、迫り来る盗賊たちに対峙した。
「絶対に後ろを抜かせない」
僕がそう言うと、錫杖を握り俺は舞った。なぎ払い、突きまさに一騎当千のごとく盗賊たちを打ち払った。その時無数の矢じりが聖夜の飛んできた。中には火矢もあった。
まずい。自身の範囲なら払えるが、避けたり打ち漏らしては後ろの馬車が…………
「聖なる光よ!! 弱き我らを守る壁となりてお守りください。『プロテクション』」
薄暗さが残る森のなかで閃光を放ち周囲に光の壁が立ちはだかり火矢の攻撃を防いだ。
俺は猛禽類トリオに生存者の探索・確認を、蛇とスライム達は、スライムは武器の無力化を、蛇たちには麻痺や毒で無力化させるよる頼んだ。
すでに遠方にいる人質と頭目や幹部たちを取り逃がしてしまったが盗賊を撃退。そして猛禽類トリオからの報告を受けて要救護者を介抱した。重傷者には貴重な魔法も使った。その中に見知った顔がいた。
――「またあなたですかタナトスさん」
俺はミディアムを袋から出して抱えるとフォレスティーナに引き返した。
同時連載作品 eスポーツ/VRMMO大会だと思ったら死のゲームだった~スタートアップ特典はエッチすれば強くなれるっていうけど非モテニート童貞のおっさんにどうしろと!!~ もよろしくおねがいします。
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