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10話ソフィア③

 主人がソフィアを勧めてくる


「2つジョブを持っている」


「おわかりかと思いますが彼女は銀狼族の娘でございます。銀狼族は天才の子が多いと聞きます。複数ジョブを持つのはある程度優秀な方ならそう珍しくもないのですがこの年ですよ。しかもレンジャーというのはシーフと狩人を極めた物がなれる職業なんですがこの娘は先天的になっているのです。更にセカンドジョブのトレジャーハンターはあまり聞かれないんですがレアな職業らしいです。幸運に恵まれるとか」



 うーんと考え込んでいると


「ヒデナオ様は奴隷をお買いになったことは?」

「ないな」

「彼女は当家でいまお売りできる中でも、1.2を争うかわいさ 美しさであります。聡明従順で器量もよく、ヒデナオ様が初めて買われる奴隷としては適任かと存じます」




「もちろん彼女は処女、初物でございます」

 あんな、美少女がキズモノであってたまるか。

「処女の奴隷は価値が違うのか?」

「処女であれば病気の心配がございません。この町にも娼館がございますが、ヒデ様が娼館に行くことはお勧めできません」



 あるのか、この世界にも性病が。


「年端も行かない子をそう言った事で買う奴はいるのか?」


「心身の負担的にあまり奨められたものではありませんがこの世の中物好きな方もいます」


 主人は含みをもった顔で見つめたので俺は、目が泳いだ。


「娼館に売られた娘ですと、このくらいから水揚げするのも珍しくありません。

 それに自分好みに育て上げたいというお客様もいらっしゃいます」


「了解した」


  あるのか、源氏物語みたいに幼女育成物語が。やるのか俺は。

 ソフィアは将来性があるし、たしかにかわいい。


「それは彼女は性奴隷になることに覚悟を決めた奴隷でございます」

「なにっ」


 ソフィアが性奴隷だと………………

 なんていうことだソフィアが練乳をぶっかけられている姿を想像してしまったではないか。


「以上が、お薦めする理由でございます」


 ソフィアを買いますか?

    YES or NO


 しかし俺が買わなければ誰かお金を買うことになる。もちろん性奴隷として組み敷かれるのだろう。いやもっとひどいことになるかもしれない。

 ソフィアが中古に。それは絶対に許せない。


「ヒデナオ様とは長い取引になりそうな予感もしますので600万ズラーのところ先程の衣装もおつけして400万ズラーでお譲りしましょう」


 ソフィアを買いますか?

    YES or NO


 最初高値をふっかけて、値引きすることによってお得感を演出するマジックがあれだな。

 買える値段ではない。


 もし金で買えるんだっら飛びついてていたかもしれない。いや飛びついていただろう。


 しかし俺は手持ちは25万しかない。

 無い袖は振れないのだ。


「残念ながら手持ちが足りないな」

「そうですか」


「残念だな」

「それでは当館にいる奴隷も見て行かれてはどうでしょうか?」


「分かった」

 それではご案内します


 主人は俺を別の部屋へ案内した。



「ここは女性奴隷の部屋となります。基本的に管理は全て女性店員が行っています」

「ほう」

「処女の確認も彼女らが行っています」


 若い女性奴隷が多いだけに可愛い子も何人かはいた。悪くはないかもしれないがイマイチパンチがない。


 それもそのはずだ。あの妖精のようなソフィアを見てしまったからだ。


「いかがでしょうか?」

「ソフィア以上のものはないな。残念ながら」

「さようでございますか、手付金として5%20万ズラーお支払いいただけば2週間ほどお待ちしますが。その間に残りのお金をご用意ください」


「ヒデナオ様はお前のことを気に入られ お求めですが急な事で持ち合わせが足りない。なので契約ご2週間だ」


「ありがとうございますぅ」

 ソフィアは満面の笑みでこちらに深いお辞儀をした。


「では、彼女は売却済みの部屋に移してくれ」

 押し切られた。諦めがついた俺は手付として銀貨2枚を渡すした。

「それでは2週間後お待ちしております」


 俺は館を出た。




 日はまだ高い、お昼すぎと行ったとこか。

 俺にはやらねばならない。時間は限られているのだ。



 ★稼ぐ手段を考えよう

 ・治療をして報酬をもらう。

 ・この前みたいに採取をして稼ぐ

 ・討伐クエストに挑戦する。

 ・金持ちや貴族王族を助けて報酬をもらう。

 ・盗賊などを討伐して懸賞金を稼ぐ


 ざっとこんな、ところだろう。


 とにかく人手と戦力がほしい俺はテイマーの能力に賭ける‼ 

 俺はテイマーギルドに向かうことにした。


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