32話 ギルドカードに重要性
気持ち遅れました。_(:3」z)_
さて、早速ギルド登録してみよう。
これを持って欲しいと言われて、貰ったのはただの石に見える。
これが嘘かどうかの判断をする、『真実の石』と言うアイテム…胡散臭い。
嘘をつけば石が光るらしい。ならば、試してみないと。
「試していい?」
「構わんが、光る際は自身のMP使うからな。」
「何それ、怖!」
「別にとって食う訳ではない。消費も1だけだ。」
自身のMPね。まぁ僕は使う事ないからいいけど。
明らかなやつと、微妙なやつで試してみよう。
「僕は女だ。」
「ええぇ!?」
―ぴかー…。
「シー…驚き過ぎだよ。」
「あ、ごめん。そうだったら、嫌だなって。」
「何で?」
「そ、それは……女同士のれんあ…って!何でもない!」
「ん??まぁいいか。次は…僕は中学生だ。」
―……。
「中学生?」
「あ、何か適当に言っただけ。」
光らないな……あれ?この世界に中学生が通じるのか?
小学校は卒業したけど、僕は中学生なのか?
そもそも、僕自身が分からない問題だ…よし、忘れよう。
「僕は13歳だ。」
―ぴかー…。
「これ反応するんだ。どうやって判断してるんだろう?」
「学者達が調べてるが、判明はしてないらしいぞ。」
「そんな謎アイテム使っていいの?」
「別に体に害は無いっと言われているので…。それに世には割と復旧はしてるんでな。」
「まぁ〜嘘がつけないのは、いい事何かもしれないけど。」
体に害が無いならいいか。
変にボロが出る前に、ギルド登録しちゃおう。
「ソラヤさんはこれでお終いです。はい、ギルドカード。初めはスキル記載されてませんので、必要なものは入れといて下さい。」
「必要なものね……これは抜いて、こうして…こうかな?」
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ソラヤ 12歳/盗賊 Lv10
スキル/【刀Lv1】【蹴撃Lv4】【拳撃Lv4】【投擲Lv7】【観察眼Lv6】【気配Lv2】【危険察知】【採取Lv1】【手加減】【武器破壊Lv1】
称号/冒険者
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【勝利の女神】は載せたらマズそうだから、それ以外を載せてみた。
称号は色々増えていたけど、無難な冒険者にしといた。
後はおかしくないか、一応ローゼさんに見てもらおう。
その間にクロイの登録を進めてもらうとしよう。
「こんなんで、いいんですか?変じゃないか確認して欲しいです。」
「見せてくれるのか?どれどれ……Lv10の割にスキル多いな…。」
「多いんだ。減らしてスッキリした方がいいかな?」
「そうだな。メインで使う武器だけとか、あと武器破壊は消しとく方がいいかもしれん。」
「メインで使う武器…投擲くらいかな?格闘系は入れといて、刀と武器破壊は抜いとこう。これで良し。」
「うむ。いいと思うぞ。」
これで少しはスッキリしたかな。
―ぴ…か……?
「なんか光った?クロイ何したの?」
「わたくしは何も。ただ年齢を言っただけですぞ?」
「なんて言ったの?」
「ほほ。13歳ですぞ。」
―ぴ…
「13歳ですぞ。」
―……。
「今の光ったのか?…誤作動?」
「ふはっ……ごめん。」
「「………。」」
「そこは黙らず、父さんと母さんが、言わなきゃいけないのでは?」
「あー…クロイは、確かに13歳ですよ。」
「そ、そうそう。空ちゃんの1個上なの。」
「父さんに母さん?って、2人は両親でしたか。」
「「はい。」」
石が光るとか………面白すぎる!
始め光ったのは、自信なさげだし、その後光らなくなるとか…。
なんかクロイが石に言い聞かせた様に見えるし。
事情を知ってるのは、僕ら4人だけ。
お父さんとお母さんは、フォロー?してるけど。
「ソラヤ君大丈夫?」
「っくく。あ、うん、だい…大丈夫。」
石が光る事件も、年齢をクリアしたクロイ。
発行出来た後に、こっそり女神様と龍神のスキルは隠してと言っておく。
同様にお父さんとお母さんにも、忘れずに言っといた。
最後にシーの順番が来た。
「おや?シーさんは職業が村人ですね。何かに変更されますか?」
「職業?何それ?」
「ステータスには関係無いのですが、覚えるスキルや成長し易さが変わります。」
「う〜ん。村人って職業で何かいい事ないの?」
「農作業や、生産系スキルが上がりますが、冒険者として戦うには不向きかと思いますが。」
「でも、今まで戦えてたしな〜。ねーねーソラヤ君。」
「ん?なんだいシー?」
「私、何がいいかな?」
何がいいと言われてもな。
とりあえず、STR特化してるから、前衛系がいいと思うけど。
一人で生きていくのに必要な職業がいいんだよな。
それを言ったら、また不機嫌になりそうだから言わないけど。僕は学ぶ子!
なら、聞いて一緒に考えよう。
「しばらく冒険者だからね〜…どう言う戦い方がいい?」
「殴る!」
「……お、おう。」
「ドカン!って感じ?なんかスカッとする。」
「そうだな…。」
どうしよう。選択肢が1つしか浮かばない。
言ったらこれで決まっちゃいそう。
出来ればシーに、選ばせたいんだけど。
ここは、ローゼさんにきいてみよう。他の意見が出てくるかもしれない。
「ローゼさん、前衛職業で攻撃特化は何がありますか?」
「ん〜戦士で大剣などの大物持つか、盗賊の遠隔で銃…後はシンプルに格闘家だろうな。」
「やっぱり格闘家あるんだ。」
「ソラヤ君、格闘家って?」
「拳や脚とか、自身を武器にする脳き……格闘戦闘の専門家かな。」
「殴る!蹴る!それにする!」
まぁしょうがない。これは本人が決めた事だ。
だけど、こうなると思っていた。
殴る!って言われた時は、思わず身構えてしまったよ。
そして、もしも不意打ちされたらと考えると……。
僕は死ぬ気がする。いや、マジ危ない。
シーから目を離さないように、常に見ておくとしよう。
頑張れ僕のLUK、頼む避けてくれ。
「これで全員出来たな。先程も言ったが、失くさないでくれよ。」
「もし失くしたら?」
「ギルドカードもタダではないからな、銀貨1枚は貰う。」
「銀貨!?…(シー銀貨って銅貨何枚分?)。」
「(え?知らないの?銅貨10枚で銀貨1枚だよ。)」
「マジか!5人の宿泊費の2日分だと!?」
「ん?ここの宿代か。まぁそう言う事だ。分かったか?」
「はい!絶対に失くしません!」
「そ、そうか。それくらい大切にしてくれればって事で。」
これは失くせない。一文無しの僕らには厳しすぎる。
お金を稼ぐ為には、村や町に入ってギルドに納品なり、依頼をこなさなければ…。
あれ?これ失くしたら、色々と詰むじゃん。
便利な反面、失くした時のリスクが怖い。
皆んなにアイテムにすぐ戻させて、絶対に失くさないよう僕からも言っておく。
「それで、これがウルフの素材の代金だ。」
―ゴト、ジャラ。
何やら大きな茶色い袋が置かれた。
見た感じ中に銅貨が入ってるんだろう。
中を見た………。
「銀貨がいっぱい?」
「あぁ。あれだけ状態が良いものだしな。ワー・ウルフに牙まで貰ってるんだ、これくらいは払うさ。」
「これで無一文から脱出!?…ん?一枚金色?」
「あぁ。本来は金貨2枚分なんだが、お主ら色々買うものがありそうだからな。銀貨に変えといたぞ。」
ほーこれが金貨ね。
綺麗なもんだ。それはそうと。
「シー。」
「(銀貨10枚分だよ)」
「な!これ1つでギルドカード10枚分だと!?」
「おい。失くすんじゃないぞ?」
「あ、はい。」
失くすつもりは無いけど、つい口から出てしまった。
宿泊費換算で言うと、20日も泊まれるのか。
ギルドカードの重要性は、とてもよく分かった。
僕らは絶対にギルドカードを失くしません!




