表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
少年と執事とお手伝いさんと。〜全ては時の運〜  作者: みけな
第二章 仲間と味方と敵と。
120/203

120話 驚かない?驚かない!?

これもひとつのタイミングって事で女神様と龍神の話をした。

僕らが別の世界で生活していて、気がつけば森の中にいた事。

後で知った話だけど、そこは『原初の森』と呼ばれた魔物が生まれる場所。

そこで女神様に出会い、話をしていくうちに何故か気に入られた。


その後森で少しずつLvを上げていき、最後に戦った龍神の事。

いつか再戦と約束をした事も話した。



「その後は、シーに出会って。ローゼの村に行って、街でナイトに出会った。」

「私を助ける前から、凄い冒険してるんだね。」

「そうだね。」


シーは話している間は、キラキラした目で聞いていた。

おとぎ話を聞いている子供のように。



「成る程ね〜。クロイの理不尽な魔力の原因はそれね。」

「ほほ。理不尽って程では。」

「いやいや。どこの世界に魔族より魔力の高い人間がいるのよ。」

「わたくしがいますよ?」

「うん。だからクロイくらいしかいない。」


話してナイトは納得。

クロイの魔力について疑問に思っていた事があったのかも知れない。

でも前からパーティにいたから、女神様や龍神の話は聞いているはずだけど。

異世界から来た事は、何にも触れなかった。



「女神様や龍神については聞いていたが、まさか龍神と戦っているとは…。」

「ジルは強かったね。今やっても勝てるか分からないもん。」

「ジル?」

「龍神の名前だよ。無かったから、僕に決めて欲しいと言われてね。」

「そ、そうか。他の魔物に躊躇しないのも、もしかすれば龍神と戦っているからかもな。」

「あーそれはあるかも。比べちゃえばね。でも魔物をなめたり油断はしないようにしてるよ。」

「そこは今後もしっかり頼む。」


ローゼも龍神と戦っていた事に驚いただけ。

あれかな?異世界からの転移って、さほど珍しくもないのかな。



「異世界から転移って、よくある事なの?」

「いや、勇者を召喚したみたいな文献はあった気がするが。」

「私は聞いた事ないわね〜。もっとも魔界に転移したらすぐ死んじゃうかもだし、知らないだけかも。」


シーは…


「ソラヤはソラヤだよ。私を助けてくれた。だから私はどんなソラヤでもいい。」

「ほほ。まるで告っ「はい、そこは言わなくていいの。」…。」


お母さんに口を塞がれたクロイ。


「ありがとうシー。そんな訳で僕らは僕らです。」

「…そうですね。でもこの事はあまり人に言ってはいけませんよ。」

「分かりましたレイランさん。」


さてと、今まで何してたっけ?


「なら続き見てみよう。私はこれ。」


まだ見ていないお母さんがステータスを表示する。



➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖


ステータス アイテム▶︎プロフィール パーティ

―エイリ Lv22

年齢/29

職業/神官

スキル/女神の祝福、投擲、採取Lv3、観察眼Lv10、龍眼

魔法/治癒Lv10


▶︎ステータス アイテム プロフィール パーティ

―HP 1,837/1,837・MP 1,694/1,694・SP 130/130

―STR/7・DEX/10・VIT/10・AGI/3・INT/1・MND/136・LUK/10

―Lvアップボーナス/0ポイント


➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖



「女神の祝福に龍眼が貰ったものか。」

「そうだよ。女神様のは完全回復。龍神さんのは相手の情報を見るだけだよ。」

「ん?それって。」


お母さんの話を聞いて、レイランさんはヤヤさんを見る。


「私のとは違った何かがあると思いますが。」

「言っていいのか?」

「ソラヤ様とエイリ様にはバレていますし。それに皆様の話に比べれば…。」

「いやいや、ヤヤのスキルも凄いんだからな。」

「ん〜スキルって?」

「私の『鑑定』というスキルです。」


お母さんが考える…………。


「どんなスキルか知らないけど、始めて会った時に見えたかも。」

「私のスキルは対象を3秒以上見る事。人の情報については、目を見る必要があります。」

「条件とかあるんだ。私にはよく分からないや。いつもは龍眼で見ようって思えば見えてくるから。」


ヤヤさんのもつ鑑定ってスキルは、相手の目を見る必要がある。

でもお母さんのは特に条件がない。強いて言えば目が怖いくらいか。


続いてお父さんがステータスを表示する。


「えっと…これでいいのか?」



➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖


ステータス アイテム▶︎プロフィール パーティ

―ゴウ Lv22

年齢/28

職業/戦士

スキル/女神の加護、かばう、盾Lv10、投擲Lv4、拳撃Lv4、蹴撃Lv4、観察眼Lv10、龍神の護り


▶︎ステータス アイテム プロフィール パーティ

―HP 2,442/2,442・MP 2,112/2,112・SP 300/300

―STR/15・DEX/10・VIT/88(59×1.5)・AGI/20・INT/1・MND/88(59×1.5)・LUK/10

―Lvアップボーナス/0ポイント


➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖



「VITとMNDの数字が少しおかしい…あぁ加護ですね。」

「レイラン様お気を確かに。」


ここまで2人にも驚いているが、クロイの後だからそこまで驚かない。


「じゃ、僕で最後だね。よいしょ。」

「何が来ても驚かないぞ。」

「…ごく。」


僕のステータスを表示した。



➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖


ステータス アイテム▶︎プロフィール パーティ

―ソラヤ Lv22

年齢/12

職業/盗賊


スキル/勝利の女神、刀Lv1、銃Lv10、投擲Lv8、観察眼Lv10、手加減、蹴撃Lv5、拳撃Lv5、爆破Lv4、狙撃Lv10、気配Lv10、危険察知、採取Lv3、聞き耳Lv3、武器破壊Lv4、龍神の過保護、受け身Lv10、受け流しLv10、空間管理Lv1、拘束Lv2


▶︎ステータス アイテム プロフィール パーティ

―HP 1,782/1,782・MP 484/484・SP 1,298/1,298

―STR/18・DEX/18・VIT/10・AGI/100・INT/6・MND/10・LUK/200(100+100)

―Lvアップボーナス/10ポイント


➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖



「なんだこのスキルの数…それにLv10がこんなに……って。」

「「LUK200ってどういう事!!!」」


叫んでる2人がいた。

ここは驚いたね。やっぱりこのステータス異常なんだな。

僕は改めて認識する事が出来た。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ