表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

Ep.1 始まりはいつも嘘

嘘は人を傷付けるものーー。

幼い頃は本気でそう信じていた。

揺らぐことのない真理だと疑わなかった。

だけど、今は違う。

今の僕には、確かな『ジブン』があるから。

-----------------

西暦20xx年。

とある極東の島国に、ある法律が成立した。

国民の虚偽に関する法律、通称『虚偽法』。

あらゆる虚偽に関する行為についての処罰を定めたもので、通常の刑法とは個別に虚偽に関する量刑も決められている。

この法律が施行され、世界は一変した。

政治家は嘘を付く事を恐れ、以前以上に曖昧な言葉で逃げるようになった。

「その件につきましては、発言を控えさせて頂きます」

テレビをつければ、その言葉ばかりが溢れてくる。

政治家の嘘は、一般人のそれよりも格段に重い。

嘘か本当か知らないが、過去には嘘をついたことで死刑になった政治家もいるらしい。まあ、政治家なんていかに国民に嘘を本当らしく思わせるか、という詐欺師じみた商売なのだから、そうなるのは必然か。


拙い小説ですが、読んで頂きありがとうございます。更新が滞ることもあるかもしれませんが、定期的に更新していくつもりですので、よろしくお願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ