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足元
ドキッとするよね
何年振りだろう
夏に山奥の実家へ帰ってきた
一通りの用事を済ませ
懐かしい布団に潜り込んで眠りにつく
外では何かの鳴き声
時折ガサガサと草木の揺れる音
静かな夜だ
みんなも一度くらい
こんな経験をしたことがあるだろう
俺は今でも足を布団から出して眠ることができない
あり得ないことなのはわかっている
足元に誰かがいるはずもない
それでも誰かに足を掴まれそうで怖いのだ
かと言って両足を布団の中に入れてしまえば
体温で足の裏に汗をかいてしまう
不快で眠れない
だから足を出す
だが怖くて足を入れる
そして暑くて出す
余計なことを考えないようにすると
余計にそのことばかり考えてしまう
もうどうしろというのだ
誰でもいい
誰でもいいから俺に
安心して眠れる寝床を作ってくれ
できれば足の裏が蒸れないやつで




