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バカ・ダイアリー・エッセイ  作者: ことのはじめ


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ハイパーグラフィア

 ハイパーグラフィアというものがある。文字をとにかく書きまくる兆候のことを言うようだ。私もたまになるから馴染み深いものである。



 ハイパーグラフィアはとにかく大量の文章を書くものらしい。メモに何百枚もとかそれこそ山になるほど紙に書き記したりとかするんだそうだ。そしてそれは特に文章が優れているわけでもないのが特徴である。



 文章が優れているわけでもないしなんなら本人にしか意味がわからないような文字列ということもあるようだ。それが書いた本人にとって意味を持つのであるとも昔読んだ記事に書いてあった。そして内的衝動によって書き、同時代の人よりたくさん文字を書くというのが特徴らしい。



 実際にそういう兆候の人のメモの写真を見た事がある。罫線を無視してとにかく文字が書きまくられている。びっしり所の話ではない。



 文字で紙面を塗りつぶす勢いで文字がぐちゃぐちゃに書き込まれているのだ。結構親近感があるのだ。内的衝動により小説や日記ですらないものを延々と書き続けるのは私にもよくあった。



 その衝動は出たり出なかったりするので割と気まぐれである。そのせいかどうかはわからないが日記は一日に十種類以上付けている。必ず意味のあるものとも限らないが。



 ハイパーグラフィアは文字亢進症とも言うらしいが明確に定義されているわけではないようだ。なのであくまでそういったものとしてふんわりと書いている。別にとりたてて詳しいわけでもないからだ。



 ハイパーグラフィアの時はいくら書いても落ち着かなくてとにかく書いている状態になりたかったのを覚えている。とにかく文字というか自分の考えたことを文字にして書き記すのが楽しかったし、快楽でもあった。だから日記というのは最適な媒体だったのだと今は思う。



 本当に小説にもエッセイにもならない文章を延々と書き続けていたのだ。日記は大体カオスな様相を示している。読んでもたぶん何も読み取れないと思う。



 だがそういうものでも書くと楽しかった。誰に意味が伝わらなくとも書き記せたということで満足感が生まれた。そしてもっと書きたくなった。



 本当に止むことを知らない衝動であった。なんとかキリのいいところで片付けても何か書きたくなるのである。ほとほと困った兆候である。



 今はネットで小説を書く人がたくさんいるから私はそこまでたくさんの文字を書かない人間になっているはずだ。大体一々文字数も書いたページ数も覚えてなんていない。日記の冊数だけは毎日付けられるよう覚えているだけだ。



 もし興味が湧いたらハイパーグラフィアを調べてみてもいいかもしれない。『書きたがる脳』という本が詳しく考察をしているようである。今度読んでみようかと思う次第である。

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