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バカ・ダイアリー・エッセイ  作者: ことのはじめ


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後ろ向きに書くこと

 昔エッセイを公開していたとき、よく前向きな話が見たいと言われていた。その時は後ろ向きなことばかりを書いていたからしかたないかもしれない。だがエッセイは前向きなものでないといけないという決まりはない。



 前向きな話は確かに読後自分も元気をもらえた気になるし、頑張る気持ちも湧いてくる。そういう意味では前向きな方がよいとされるのもわかる。だからといって後ろ向きな話を書いてはいけないということにはならないだろう。



 後ろ向きなことを書いて何がいけないのだろう。人間は前向きなことしか見聞きできないわけではあるまい。後ろ向きなことを書いても別にいい気がする。



 後ろ向きなことが有益だとかそうでないとかの話ではない。後ろ向きなことが許容されることくらいはしてもいいだろうということである。誰だって後ろ向きになることもあるし、後ろ向きな話がほしい時もある。



 辛いことを書き出すことで消化できたり共感することで後ろ向きなことを吐きだしてもいいのだという土壌を作る。そういうことがあってもいいだろう。前向きな話しか出せないのは逆に不健康な気もする。



 全員前しか向いていないのはちょっと気持ち悪い気もする。どうしても頑張れない人間や前向きになれない人間だっていることも知っておかないといけない。そういう人が後ろ向きなことを考えたり吐き出したりしてもいいのだ。



 後ろ向きなことで救われる人だっている。前向きばかりが人のためになるわけではないのだ。辛いとか苦しいに共感したい人だっている。



 後ろ向きなことについて悪いことだと思う必要はない。前向きになれないからといって悔やむこともない。今そう思うことはそれでいいと思う。



 そこからゆっくり進みたい方向に進んでいくのが一番いいことだと思う。その向きはどちらにせよ進みたい方向なのだから外野がとやかく言うことではないだろう。どうせならその人にとってよいことになればいいくらいに思えたらいい。



 吐き出すことでも思っていることでも後ろ向きなことやマイナスなことを書き出すことは自由だ。だが人を傷付けるようなことは自分に返ってくるから責任だけはきちんと盛っておくことが大事である。要は好きに書かせろということだ。

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