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バカ・ダイアリー・エッセイ  作者: ことのはじめ


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よくよく頑張るを使う

 頑張る、という言葉をよく使っている。プライベートな日記には毎日一回は書いている気がする。何をどう頑張るのかという話である。



 とりあえず、精一杯やるという意思表明ではある。なんだか常に使っているので常に精一杯やっているような気がする。それはそうと休んだ方がいいのも確かだ。



 頑張るというようになったのは何かと過去の生育環境がそうさせるのだが、過去の話なので放っておこう。今は何かにつけて精一杯やるという意思で生きているようなものだ。よく燃え尽きないものである。



 精一杯やる他には生半可にしないとかちょっとでやめないとかそういう意味もある。一番は自分でやる以上それなりに力をかけて取り組みたいのだということだろう。心がけは大事だが大人になった今では結果の及ばない頑張るなど無為と捉えられてもしかたない。



 他者に評価されるような場では頑張って成果を出せないのならくそみそに扱われてもしかたないところではある。労力に対してそれに見合った成果が出せないのは自分に合っていないこともある。頭を使って最適な箇所を見つけるのが肝要である。



 それはそうと頑張って無駄だったことも無為にしたくないのはある。まあ自分自身が無駄の塊みたいな自覚はあるのだが。それでも無駄なら無駄なりにシーシュポスの神話を楽しみたいものである。



 無駄は無駄であっていいものだとは思う。無駄がのさばっていいところでなら無駄を少しは広げるくらいしたいものである。無駄ならつまりゆとりを作れるのだ。



 頑張りと無駄とは私の中で密接に関わっている。努力や頑張りを常に否定されていた環境のためだがその話は置いておこう。私の中では頑張るとは無駄なことをしているということなのだ。



 とはいえ無駄だから無意味というわけではない。何か意味を見出そうと必死なのである。だから無駄だろうが積み重ねているのだろう。



 できればこの不毛な認識を改めたいところである。頑張るのは好きだし、一応継続という名の結果も出すには出している。出してなお認識が改まらないのだからどうしたものかという話だ。



 地道に思考の修正はしているのだが長くこびりついた認識というものは中々変えるのが難しい。そういうものだと認識して気長に修正していくしかないだろう。何事も地道に行くのが一番である。

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