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バカ・ダイアリー・エッセイ  作者: ことのはじめ


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退屈はいいものだ

 退屈はエネルギーになる。退屈な時間を過ごすのも中々楽しい。やりたいことが湧き出てくるからである。



 生産性のある退屈と無為な退屈とがある。個人的におすすめなのは生産性のある退屈である。この後どうしたいかのエネルギーが湧いてくるのだ。



 生産性のある退屈はこの時間を何にあてられるかとかこの後こんなことをしようとかいうワクワクの生まれる時間である。何もしてないから不毛だというわけではない。こういう一見無駄そうに見える時間も場合によってはあった方がいいのだ。



 エンジンを暖めておくとかそういう類いのやつである。いきなりやるぞよりかはやりたくてスタートを決められた方が作業も取り組みやすいというものだ。それにワクワクは溜まれば勝手に実行に移されるものである。



 なのでワクワクすることは大事だ。そのための退屈時間である。少しくらい余裕を持ってワクワクした方が日々が楽しくなるものである。どうせなら楽しい方が精神衛生的にもいいのだ。



 退屈な時間を過ごした方がいい。退屈の中に見出すものだって人生の糧になるのだ。そのためにはよく考えることである。



 考えるというと重苦しいが適当な想像をするとか楽しいことを考えるだけでいいのだ。要はどうであれ頭を使って何かをするといいというだけのことである。次は何を読もうかとか何で遊ぼうかとかそんなもんでいいのだ。



 逆に無為な退屈は頭を使わない退屈である。やることがないとぼんやりSNSを眺めて過ごしたり延々ショート動画を見ていてもあまりいいとは自分は思えない。どうせなら自分の頭を使って自分の頭を刺激した方がいい気がする。



 与えられるものばかりで満たすのではなく自分で自分を満たす経験をするとまた違った満足が得られていいのではないか。もちろん最初は小さくて満たされないかもしれない。だがそこから自分なりの満足を育てていくのである。



 自分なりの満足を育てれば大量消費しなくても質のいい満足が得られるようになるのだ。自分をよく知ることにも通じるが、自分で自分にぴったりの満足を見つけるのである。そうすぐにできることではないがこういうことは地道にやって育てていくと長く使えてお得である。



 すぐに結果を出そうとするな。時間がかかるものだってあるのだし時間をかけるからこそよりよくなるものもあるのだ。自分の人生までショート動画のように消費しなくてもいいだろう。

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