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バカ・ダイアリー・エッセイ  作者: ことのはじめ


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宗教勧誘

 先日宗教勧誘にあった。バスを待っていたら隣に突然知らないおじさんが腰かけて帰依した方がいいといってきた。でないと地獄に落ちると。



 宗教名は伏せるがそういえば歴史的に見て結構過激な宗派だから勧誘の仕方も過激だなと思った次第である。地獄に落ちるかどうかはともかくこちらの宗教までけちょんけちょんに貶すのでそういう宗派なんだなぁと感慨深くなった。過激なところは怖いものである。



 詳しく話は聞かなかったし、聞く気もなかったので気が済むまで話させておいた。語句こそ出しても語句の説明なしに地獄に落ちるとだけいっているのでまるで辻斬りだ。なんとも物騒である。



 すれ違い様に地獄に落ちるぞとか言われたらただの暴言である。警察に届け出れば不審者として自治体のメールが送られてくるかもしれない。その時は反応しなかったら勝手に離れていってしまったが。



 なんにせよ対話する気がなかったので対話できなかっただけである。私も相手もだ。私は聞く気がなかったし、向こうはこちらの話を聞く気がなかった。対話できないのは当たり前である。


 人の話を聞く気がないのに自分の話を聞いてもらおうなんて虫がよすぎないだろうか。自分の話なんて相手の話を聞いた上で差し出すものだろう。なんというか辻演説されてる気分である。



 宗教勧誘の場合は喧伝することがメインだろうからわいわいと話しかけてくるのだろうが対話しようとしてきたためしがない。大体一方的である。だからこっちはドアをしめて帰ってくれとするわけである。



 宗教勧誘に限らず対話と一方的に話すことを勘違いしている人間は多い。人の話を聞こうとしない人間が多いのだ。大体それで対話した気になっているのだから質が悪い。対話とは難しいものである。

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