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バカ・ダイアリー・エッセイ  作者: ことのはじめ


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泣きながら飯を食う

 泣きながら飯を食える。精神はションボリしていてもご飯の時間にはご飯が食べられる。ある種の強みを持っている。



 よく落ち込んで食欲がなく、ご飯を食べないという場面を見る。陥ったことはほとんどない。それはそれでちょっと悲しいものである。



 辛いことがあって泣きべそをかいていても精神は落ち込むのに体はあまりに無関心に動いている状態だ。肉体と精神とが別個に動いているのではと言うくらい肉体は精神の弱さに無頓着である。ご飯を作って食べるところまでできる。



 泣きながら飯をよそい泣きながら飯を食い後片付けをする。腹ごしらえをしてからよし、また泣くか! と泣き出す。ある意味ちゃっかりしていて呆れるほどである。



 ある意味精神が肉体から乖離している。肉体は毎日飯を食い代謝をして活動している。精神がちょっとやめようよと提案しても「断る!」と強気である。



 あまりに肉体が健康で精神を顧みないのだ。だるいなと思っても肉体は起きるし飯も食うし外に出かけていく。自分の肉体が精神を顧みなさすぎる。



 あまりに綺麗に乖離しているから、今日は休みたいな~と肉体を窺っても肉体は「元気だ!」と起き上がってくる。精神は半ば引きずられるように振り回されている。



 結果メソメソしながらバリバリ動く奇妙な人間が完成する。だがそういうものなので少し諦めている。もうちょっと弱かったらそうではなかったのかもしれない。



 人並みに食欲がない状態を体験してみたかったものである。落ち込んでもご飯は食べる。それとこれとは別だと肉体は訴える。



 精神はしょげているのに肉体は三食と睡眠を欲している。めちゃくちゃはできない。精神は肉体に隷属している。



 あまりにゴリラのような強い肉体を持ってしまったが為に人並みのことが経験できない。得なのか損なのかわからない。大抵の人にはプラスと捉えられる。



 私も食欲がなくてご飯を抜くとかやってみたかった。腹が減るので肉体につられて飯を食う。泣きながら。



 泣きながら飯を食える強さなのか泣いているのに飯を食う無頓着さなのかわかり兼ねる。それはそうと表向きには落ち込んでいてもご飯がちゃんと食べられるという長所として見せている。中々こういう人はいないらしい。



 私の場合は精神が強いとかそういうのではなく肉体がゴリラ過ぎるだけだ。豆腐メンタルなのに肉体はゴリラである。友人からはステ振りが極端と言われている。ああ。

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