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バカ・ダイアリー・エッセイ  作者: ことのはじめ


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書きたくなってきた

 書きたいから書くものなのだ。日記が手っ取り早い。更新もしたい。ならエッセイぽく書けばいいのではないか。



 安直である。人に見せる文章なら少しはまともに書けるだろうと思っているのである。全く安直である。



 安直で見え透いた魂胆の覗くものだろうが文字が書きたい前には無力である。人は欲望の前ではよくも悪くも猿になる。



 何かを書きたいのではなく書きたいという衝動だけなのである。メッセージはない。文章の塊である。読めるのならばソースのラベルの原材料だろうが読み上げるタイプの人には向いているはずだ。



 そんな衝動でも進めるものは進めるのだ。ガソリンで進もうが屁で飛びあがろうが動いたなら勝ちである。止まると凍る。分子みたいなものである。



 書くにはテーマがあるといい。ご大層なものでなくていい。ささくれについて考えるだけで無意味な文章の塊からささくれについて考えた文章の塊になる。よろしい。





 では何を考えるか。書き始めなので書きたいという衝動について書こう。



 そもそも書くのが好きなのである。お話を書くのが好きというよりも文字を綴ることが好きなのだ。自分の考えた言葉を文字にするのが楽しいのだ。



 書いて誰かに見せるととても楽しい。とても楽しいので書いている。



 PVは知らん。形にしたらおもろ〜な精神だ。そもそもこんな木端の人間に目をくれるほど読者は暇ではない。



 そもそも当たり前に見てもらえるなんて考えはどこから出てくるのだ。ここは命の絶え生えた荒野である。書きたいことを探して食料を探すほうが先だ。



 大体このエッセイなんだか日記なんだかわからないことを書き始めたのも書きたい衝動がぶんすこぶんぶんしてるからなのである。毎日日記を七種類、手帳を四種類つけてても収まらないのである。手帳はもうちょっと増やす予定だ。後日記ももう二、三冊ほど来年は増やす。



 この書く衝動が小説に向けばいいのだがいかんせんうまく変換できない。もっと失敗をするべきである。

書きたいってそもそもなんなのか。なんか書いてると気持ちいいのである。ハッピーになるのだ。



 なんでもいいから書きたいのである。内容が伴っているとハッピーの度合いが増す。



 とても楽しいのでいっぱい書く。webなら紙幅など気にしなくていい。好きなだけ書ける。



 とてもいい時代である。雑記でノートの消費量が著しかった時と比べるととてもよい。




 ずっと中身は変わらないのである。いっぱい書きたい! それだけである。

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