表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ピンクブロンドの男爵令嬢ですが乙女ゲームなんて知りません  作者: もーりんもも


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1/13

1 プロローグ(非常識な婚約破棄)

新連載です。

12、3話で完結予定です。

よろしくお願いします。

「シャーロット・グレンヴィル! お前のような底意地の悪い女性とは結婚できない。今日この場で婚約を破棄させてもらう!」


 ……えぇぇ?

 卒業パーティーの会場である学園のホールには、卒業生だけでなく、在校生や家族、来賓たちが参集している。

 つまり国内の貴族たちの相当数が一堂に会しているのだ。

 そんな中、我が国の第一王子であるローガン殿下が非常識な発言をして周囲の顰蹙を買っている。

 王族の婚姻に関する話題なんて、超センシティブな事案のはずなのに。

 

「なんですってー! よくも――よくも――この私を辱めてくれたわね! どうせ、これも全部、あの子のせいね!」


 ……うーん。

 まあ気持ちは分かるけど、せめて公爵令嬢らしく品位を保ったまま対応してほしかった。


 ……あれ? 今、「あの子」って言っていたけれど、それって――まさか――?

 いや、そんな――。


「彼女は関係ない! お前との婚約破棄は僕の考えだ。だが、国の総意でもある。それに――」


 国の総意? 言葉の意味を分かった上で使っている?

 前世だと、選挙結果のことを言うけれど、この国って王政だよね?

 ああ、平民は意見を言う立場にないから総意の分母に入らないってこと?

 でも絶対に誰からも意見を聞いていないよね? 自分の側近たち以外には。


「それに、彼女は――ヘンリエッタ嬢は――」


『――ヘンリエッタ嬢』って言った。

 痴話喧嘩は当事者だけでやってほしい。

 どうして他人を巻き込むかね?

 非常に不愉快です。

ブクマや下にある☆☆☆☆☆評価をよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
完結しました!
『追放された悪辣幼女の辺境懺悔生活 〜チート魔法と小人さんのお陰で健康で文化的な最高レベルの生活を営んでいます〜』

カドコミで『転生した私は幼い女伯爵』のコミカライズ連載中です‼︎
フォローよろしくお願いいたします‼︎

『転生した私は幼い女伯爵』コミック1巻予約受付中です!
amazon 楽天紀伊國屋書店ヨドバシカメラなど
i1033447

『転生した私は幼い女伯爵3 後見人の公爵に餌付けしながら、領地発展のために万能魔法で色々作るつもりです』
⭐️⭐️⭐️⭐️アース・スターノベルから3巻発売中!⭐️⭐️⭐️⭐️
あらすじや口絵イラストはこちらの特集ページをご覧ください。
ご購入はこちらから。amazon 楽天紀伊國屋書店ヨドバシカメラなど
i988178

『転生した私は幼い女伯爵2 後見人の公爵に餌付けしながら、領地発展のために万能魔法で色々作るつもりです』
購入はこちらからamazon 楽天紀伊國屋書店ヨドバシカメラなど
i928141

『私が帰りたい場所は ~居場所をなくした令嬢が『溶けない氷像』と噂される領主様のもとで幸せになるまで~』
DREノベルスから2巻発売中
購入はこちらからamazon 楽天紀伊國屋書店ヨドバシカメラなど
i929017
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ