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第二話『同じ空、違う色』

 結局、努力ってもんは見えない所でこそ行われるんだろうって思う。


 眠たさに目を擦りながら、眠いという事はつまり集中が切れているという事に気がついて俺はセットもしていないボサボサの頭をグシャリとかき回す。


 ぼやけているキャンバスの絵を見て、その方が綺麗かもなと皮肉めいた事を考えていた。

 午前六時、流石にどれだけ若者であっても夜中のテンションが冷める頃合い。なんせ、もう朝だ。

 それに、一般的に若者とは呼ばれなくなり、おじさんに片足を突っ込んでいる俺では尚更、徹夜は身体に来る。

 火をつけないまま口に咥えていた煙草のフィルターは湿り気を帯びていて、家で絵を描く度に、一本分の煙草を無駄にしてしまうのが俺の悪癖だった。もっと言えば一枚分の紙の上に駄作を描いて、無駄にする事も。


 俺の教え子であるところのアイツらの内の片方は授業中にずっと突っ伏して寝ているらしいが、大人の俺はそうもいかない。

 無理にでも少し眠って、一応はシャキっとしておかないと大人としての面目が立たない。そもそも今の段階で、樋廻ヒバサミはいいとしても、早鐘ハヤガネにはロクでもない大人と認定されているのだ。これ以上面目を落とすわけにはいかない。

 もしかすると、今もあの二人の筆は動いているのかもしれない。樋廻ヒバサミはきっと寝ずに、早鐘ハヤカネは効率よく眠り、早起きをして。

 だけれど俺が筆を触れる夢現の時間は此処で終わりだ。一旦本当の夢に潜らなきゃやっていけないのが歳を取るって事だと、三十歳を過ぎてやっと自覚するようになった。

 幸い非常勤扱いだから出勤は雑で良い。というよりも、一介の美術教師として雇われているといえば聞こえは良いが、実際に授業を受け持つ事は少ない。汚い大人の事情が絡むが、要は俺自身は昼休みくらいまでに学校に付いていればいいのだ。

 俺はあの二人を導くという体の元、とりあえず大人が一人見ているべきという理由付けの為に雇われているような物なのだから。であれば画家でなくとも良いとは思ったが、そこは体裁があるらしい。

「楽な仕事って言っちまえば楽な仕事なんだけどねぇ……」

 咥えていた煙草をゴミ箱では無く水場の三角コーナーの中に捨てて、俺は煎餅布団の用意をする。

 夏場のこの時間の温度感は丁度良い。クーラーも無い俺の部屋だと、どうしたって昼頃には暑さで目が覚めてしまうが、今時分は入眠に丁度良い温度。俺は早く布団に潜りたい気持ちを抑えて、今日の一枚を取り外す。

 俺が家に帰ってきてから描いていた駄作が、他人の目にどう映るかは分からないが、俺はまだ乾いていないその絵を溜息とともにその絵を家の端に寄せる。

 眠くなり始めたあたりで描き終えるのはいつもの事、ただ、それまでは毎度の如く集中出来ていたようで、布団に入るとすぐに瞼が重くなった。

 こんな暮らしがいつまで続くか分からないが、それでもやっぱり俺は絵を描くのが嫌いではない。そんな、よく分からない事を眠りの淵で考えていた気がした。


 それから一眠り、急いで家から出て、左手に時計をつけ、俺はひたすら学校まで走った。

 これだから大人はやってられない、いくつになっても溜息が出る。ほんの少しの寝坊、だけれど学校の昼休みにはギリギリ届く時間。決して走らずとも間に合うのだが、俺が学校の屋上に辿り着いた時には、もう先客が待っていた。

「遅刻ですか先生。良いゴミ、ご身分ですね」

 高校の昼休み、開始五分前。

 早鐘ハヤガネがキャンバスから目を逸らさずに、俺がそうっと入った扉の音を聞いて嫌味をぶつけてくる。

「ゴミって言ったか? お前今ゴミって言ったな? これでも教師なんだぞ……確かにお前よりは遅かったけど遅刻じゃあないだろうよ」

 その日は随分と涼しい日だった。心地の良い入眠とは違い、駄作を描き続ける悪夢で目が覚めたら、出勤時間には余裕があっても、彼女の時間にはギリギリだった。結局、俺は急いで学校に駆けつけたものの、他の教師には見てみぬふりをされながら辿り着いた屋上で、まずは罵声を浴びせられる。

「私より後じゃあやっぱり遅刻じゃないですか。ダメじゃないですか。それに私は言いかけただけで言い切ってませんよ?」

「でも今のは言ってるようなもんだよなーセンセ? でも時間通り来てくんないのは寂しいな」

 よく分からない事を言いながら、樋廻ヒバサミはククッと笑って絵の具を手に取る。

「だから、間に合ってんだよ。ほらチャイム! 昼休みはこっからだっての!」

 そう言いながら、俺は一息ついて屋上に入る為のドアがある小さなコンクリ部屋の壁に座ってもたれる。二人はもう既に自分達の世界に入っているようだ。

「今日は片付けしねぇと放置して帰っからなー」

 その言葉にも返事がない、聞こえているのかいないのか。後でもう一度言う必要があるだろう。

 だけれど、今言う必要は無い。何故なら、今の彼らを邪魔する権利は、俺には無いからだ。


 昼休みも終わりに近づき、彼らの絵も終わりに近づく。

 油絵はじっくりと少しずつ、そうして普段は水彩画を描くのが彼らのスタイルだった。

 本当はたっぷり油絵を描く時間を与えてやりたいが、それはチャイムが邪魔をする。


「っし、終わった!」

 その言葉と同時に、俺は何本目かの煙草を携帯灰皿で消して、立ち上がって二人の元へと歩み寄る。

 樋廻ヒバサミは水彩画を描いていたのに、適当な油絵の具を引っ張り出して手に取り、指でそれを少しすくう。

 上品な行為とは決して言えないが、それが彼のスタイル。


――今日の彼の指は、何を表すのだろうか。


「今日は、コイツだな」

 樋廻ヒバサミシルシというその名の如く、絵に印を残すかのように中指の第二関節に油絵の具を塗り、自身の絵にいつも記号を入れる。


 今日は水彩絵の具で描かれた曇り空の絵の隅に、赤い色で大きなバツ印がつけられていた。

 流石にこの学校の昼休みが1時間近くあるにしても、時間の少ない昼休みは毎回水彩絵の具で描くのがやはり暗黙の決まり事。だけれど樋廻ヒバサミの印付けは、いつも油絵の具だ。

 

「は? これでダメって、嫌味なの?」

 思わず早鐘ハヤガネがムッとした顔で樋廻ヒバサミの絵を覗き込む。確かに出来は悪くない。特に昼休みという短時間で描き終えたというには、あまりにも完成度が高い。

 というか理解が追いつかない。屋上から見る景色はいつも同じだと言うのに、コイツの描く絵は毎度毎度違う風景のようにすら思える。


 同じ風景なのに、新しい絵を見る度にその印象が変わる。今日はグラウンドで運動をしている生徒が多かったのだろう。細々としたいくつもの線の集まりは、明らかに人だと分かる躍動感を持っていた。きっと、この瞬間だからこそ書けた絵なのだ。

 視点も微妙にズレていた。流石に屋上のフェンスギリギリで作業させるのは危ない。だからある程度距離を取らせている二人の位置からは、基本的に遠景と空しか見えないはずだ。だけれど樋廻ヒバサミの絵は見えないはずのグラウンドまでを描いていた。

 見えない物を本当に見たかのように描く、それも彼の才能の一つなのだろう。ペテンなんて言うと罰が当たる、これは神の視点だ。そして、こと絵画の世界にとってはそれもまた一つの技術。


 だが彼にとっては失敗作という判断らしい。逆に、早鐘ハヤガネから見ると嫌味に思えるくらいには出来が良く見えたようだ。

「嫌味じゃねえよ。いくら時間が少ないからって今日は雑すぎだ。雲を描くのを忘れたからなー。だから頼むぜセンセ、煙草ばっか吸ってないで俺らを見ててくんないとー」

 そう言われて、申し訳無い気持ちと同時に少しだけホッとする。きっと、俺も近くにいたらぼうっと『今日は珍しく曇っているな』くらいの言葉は言っていたかもしれない。

 そう思えば、基本的に絵を描いている時に会話の無い二人にとっては、俺のなんとなしの言葉は反応こそ無いにしても意味があるようだった。何故なら言わずとも二人が片付けを始めていたから。


――いつもこうなら可愛いんだがなぁ。 


 今日は曇り空、灰と青で塗りたくられた空の色は、言葉に出来るとしたら何色なのだろうか。

「なぁ樋廻ヒバサミ、その空の色は、何色を意識してんだ?」

「知らね。灰と青じゃねえかなぁ」

「言うならまぁ『み空色』でしょうね。感覚でその色を出すなんて馬鹿よ。ほんと、やってられない」

 早鐘ハヤガネは少し苛立ったように、だけれど少しだけ興奮したように彼の絵を見ていた。

 その目は、愛し憎しというべきか。その色に目を囚われているのはハッキリとわかった。


「でもまぁ、私は雲、ちゃんと描いているけれどね」

 一方、早鐘の絵は誠実さに満ちあふれている。灰色の空の中に埋もれている細かい雲の形がハッキリと見える。その色味の変化、この『曇り空』という一つの風景を描く為に、どれだけの灰色を基準にした色を作ったのかは、パレットを見ればよく分かる。

 写真のような、だけれど写真では味わえないような美しさ。純粋に絵としての美しさが表現されているように思える。彼女はその絵の端っこに、細い筆を使って赤い水彩絵の具で『kanashi』と書いた。

『kanashi』とは彼女の画号だ。

 一丁前にその名前で画展に入選までしている。新鋭画家『kanashi』は良く分からない存在として、画壇を騒がせたりしていた。その正体はこんなツンツンした少女だったわけだが。

「雲、見えてたなら言ってくれよな。そっちだけ書いてるなんてズルいぞ。その格好つけた画号は何とも言えないけどな!」

「何もズルかないわよ。アンタの絵に口を出さなかったのは、下手に口出して描かなかった理由があったら野暮すぎるから! それに画号だって格好つけてるつもりなんてないんだってば、馬鹿正直に利愛リアって書くよりはマシでしょ。絵を描いている時くらい、私はいつもと違う誰かでいたいの」

 彼女は家庭環境があまり良くないらしく、自分の名前や風貌について嫌悪感を抱いている節があった。自己肯定感が低いというのだろうか。だからこそいつもその裏返しに気を強く保っているのかもしれない。だけれど、その気の強さもまた心を許している証なのかもしれない。

 いつだか担任に彼女の事を聞いた時には、おとなしい子だと評されていたからだ。


 利愛(リア)という名前も、悪い名前では無いと思うのだが、やはり彼女はそれを嫌い『Kanashi』という、悲しいとも読めるような、『愛』の珍しい読み方を画号にしていた。

「まぁ、それもお前らしいか」

「私らしい、ね。まぁそうかもしれない」

 二人の関係は物凄く良好とは言えない、だが決して険悪なわけでもないという絶妙なバランスを保っていた。

 お互いの事を好いている様には見えないが、少なくともお互いを画家として意識しあっていて、お互いの絵を良い物として捉えている。


――要は互いが互いの絵に恋をしているようなものだ。

 

 作風も、性格も、見た目すらも両極端な二人。


 早鐘ハヤガネは学校の規律に沿った綺麗な制服の着こなし方、長い黒髪を根本で縛りポニーテールにして、更にそれをヘアピンで制服に留めていた。絵を描く時に邪魔にならない為なのだろう。

 ここらへんは彼女の独特な性質を感じさせられるが、少なくとも清潔感と、優等生なのだろうという雰囲気は受け取れる。男性教師としては注意しにくいスカート丈も、注意する程短くもなく、かといってお洒落や見た目には気を使っているようで長すぎもしない。ヘアピンも、三十歳を越えた俺の世代から見れば微笑ましく見えてしまうような可愛らしい物だが、彼女の年頃には丁度良い。


 一方樋廻(ヒバサミ)はというと、規律など知るかというような金髪に、着崩した制服。だらしないとまでは言わないが、異端児と言って差し支えない。もしくは問題児、最高に良く言えば麒麟児だろうか。

見た目だけで言えばそう言っても全く違和感がない風貌をしていた。だがそれも許されている、理由はやはり、彼が特別だからなのだろう。

 正味、染髪が禁止されているこの学校で金髪の男なんて、目立って仕方ないだろうに、逆に彼はそれを楽しむかのように闊歩しているようだ。最初はコイツに友達が出来るのか少し心配になっていたが、彼の場合心根はとてもスッキリとして付き合いやすい。担任の先生に聞くまでもなく友達と廊下を歩いているのをたまに見かけた。


 そんな二人が似通っているのは背格好くらいだろうか。まだ成長期ではあるだろうけれど、樋廻ヒバサミが男子にしては少しだけ小柄なせいか、早鐘ハヤカネが背伸びをすると同じくらいの身長になりそうだった。


「どしたーセンセ。俺等の事ぼーっと見て」

 思わず絵ではなく二人を観察してたのを樋廻ヒバサミに指摘される。この辺りがやはり天才画家たる所以なのかもしれない。

 彼は視覚に関する機微に聡い。逆に早鐘ハヤガネは聴覚に対して妙に敏感だった。それが絵に関わるかは、分からないが。

「いや……あぁ、お前ららしいよ。あと、毎回片付け、頼むぞ。そこまでが絵を描くって事だからな」

 面目が立たないまま言うべきではなかったと一瞬思ったが、早鐘ハヤガネはジトッとこちらを見てから、小さく溜息をついて画材を仕舞っていった。

「めんどっちいけど、まぁ言い得ちゃいるかぁ……家じゃ出しっぱだからなぁ」

「家でも片付けような……」

 樋廻ヒバサミのこういう言動にも慣れてきた。

 つまり彼は、もとい彼女は、ちょっとした変人の類なのだ。高校三年生にもなればもう大人になりかけてはいるが、それでも子供は子供。大人に対する態度なんてのもしっかりしているべきなのだが、早鐘ハヤガネは単純に反抗期的な雰囲気で噛み付いてくるし、樋廻ヒバサミも一見こちらを見下しているような言動を取る。会ったばかりの時は本当にそう思いかけたものの、時間が立てば単純にコイツはコミュニケーション馬鹿で俺と対等に話しているだけだという事に気付かされた、

 彼の場合は、それが親愛の印なのだ。彼女の場合、気の強さが薄くとも親愛の証のように思えるように。

 つまりはまぁ、この二人は変な所で口下手だった。

 仮にも一回り以上歳の差がある子供にタメ口を使われたり邪険に扱われたりするのは何とも癪に思えるかもしれないが、二人の場合は本当に悪意無く、それを言っている。つまり深く読み込むべき言葉の裏という物が無いのだろう。

 

 だからこそ、この子達を見ているのは面白い。もっとも、その二人を見る為の屋上に二人よりも遅く来てしまった自分が言えた義理では無いが。

「しっかし、その喋り方が通るのは俺だけだと思っとけよお前らー」

 笑いながら二人をそっと諭す。早鐘ハヤガネは肩を竦めて、樋廻ヒバサミは「りょーかーい」と怠そうに返事をしていた。だからこそ、やりがいはある。


 二人の画材が片付けられる。それと同時に俺はポケットから煙草を出して、口に咥えた。

「あー、また怒られんぜセンセ」

「ほんっとうに、遅刻するわ授業はしないわ。そうして生徒の前お煙草とは本当に良いゴミ……ブンですね」

 各々の反応に、苦笑しながら俺は屋上から出ていこうとする二人に手を振る。

「んあ、そうだ……っと! ちょっと待てお前ら」

 急ぐあまりに忘れていたが、俺は自分のポケットが膨らんでいる事のを見て思い出す。俺は落ちかけた煙草を上手く左手でキャッチして、学校に来る前に二人に買っておいたジュースを渡す。

 もしかしたら、このジュースを買っていなかったら二人が来るのと同じくらいのタイミングで合流出来ていたかもしれない。けれど、俺はこれでいい。これくらいがいいと、そう思っていた。


「ほいお疲れ。んじゃまた、放課後な」

 俺は樋廻ヒバサミにお茶を、早鐘ハヤガネにリンゴジュース手渡す。

「……どうも」

「たすかる!」

 なんだかんだ、やっぱり可愛い教え子達なのだ。

「いーよ、また後で買いに行くのも面倒だしな」


――だけど早鐘ハヤガネはちゃんとさっきよりハッキリとゴミって言いやがったな。


 とはいえまぁ、複雑な年頃なのだろう。普段は大人しい子だと聞いているし、頭ごなしに否定するのも違うんだろうなと思って、俺は一人になった屋上で空を見上げた。


 そうして、二人が特設倉庫にしまった絵を改めて眺めながら、俺の画材を手に取る。

「さて、と……『み空色』ね。俺に見える空の色は、何色だろうなぁ……」

 二人がまた屋上に来る放課後まではまだニ時間程時間がある。その間に俺がやる事は、決まっていた。

 きっと早鐘ハヤガネ樋廻ヒバサミも気付いてはいるだろう。だけれど黙ってくれている。それが何とも言えないが、現時点でも技術や才能という点で、俺の絵の方が劣っているのは明らかだろう。


 つまり気を遣われているという事。


「ほんと、良い教え子達だわな」

 天才と秀才、二人の才能溢れる時間が終わり、凡才の時間がゆっくりと流れ始める。


 少しだけ涼しい風が頬を軽く叩いて、俺は落としかけた煙草を吸いきって、改めて新しく咥え直した煙草のフィルターを、ギュッと噛みしめる。

 火はつけずにそのまま、俺は画材を用意して、空をしばらく眺めたあと、パレットに水彩絵の具を落とした。

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