表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/8

鳴り続ける速報の音

 避難した学校の教室で、鳴り続けるスマートフォンの緊急地震速報アラーム。しかし、全員のアラームが一斉に鳴るわけではなかった。同じキャリアでも、鳴ったり鳴らなかったり。それが、余計に混乱しているようで、不気味に感じた。


 一番辛いのは、テレビの地震速報のアラーム。


 事前に地震を使える速報もあれば、地震の詳細を告げる速報もある。絶え間なく鳴り続ける速報音。聞こえる度に、誰かが驚きビクッと体を震わせれ、それが周囲に広がる。速報の音だけで、不安が増幅してしまう。


 ちなみに、私の地震の情報源はウェザーニュー○。地震の規模や津浪の到達予想時刻を、アプリで確認出来る。女子アナ目当ては一切なく、気象予報士の山○さんの方が好きだ。知識と解説の落ち着いた喋りは、見ていて安心出来る。


 そして津浪の第1波の到達確認、そして第2波の到達予想時刻を確認しながら、津浪の被害のニュースが無いことを待つしか出来ない。


 避難所で待つ間も、毛布を取りに行ったり、ビスケットを取りに行ったりと学校の中を移動する。しかし、準備されているのは体育館の1階。

 津浪で避難しているのに、毛布や食料が用意されているは一階。窓の外には、道路を走る車に明かりの灯った民家。


 何が正解なのだろうか?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ