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ひとりぼっち症候群

作者: 晴間あめ

大人になったらどうでもいいことを誰かにあまり話さなくなった。


みなさんこんばんは。


実に三ヶ月ぶりのエッセイですね。


タイトルを見て「なにこれ...」となった方、


安心してください。わたしは心も身体も健康です。


これは非常に健全なエッセイである。



さて、本題にはいりましょう。


"ひとりぼっち症候群"とは、


決してひとりぼっちじゃないのにそう感じてしまう状態のことである。


この症候群に覚えがないのも無理はない、


今さっきわたしが命名したのだから。



わたしは今、まさに"それ"なのである。


月一くらいで"それ"は急にやってきて、特になんの恩恵ももたらさず、気づいたらいなくなっている。


非常に厄介な存在なのだ。正直うざったい。


なにがうざったいって、


家族も友達もいてくれていることを頭では理解しているのに、


自分はこの世界にひとりぼっちなんじゃないかと思ってしまう。


そんなばちあたりなわたしの思考がうざったいのだ。



無論、友達はいる。なんならたぶん、多い方だ。


家族にも友人にも、恵まれている。



それなのにどうしてそう感じてしまうのか。


わたしが思うに、寂しいのだと思う。


訳もなく、寂しくて仕方がない。


夜更かしをしていても睡眠時間が減る一方なのだが、


もう少し自分の心を満たしたくて、火を灯したくて、


何となくスマートフォンを眺めてしまう。



そういえば最近、リアルタイムでのLINEやDMのやりとりをあまりしていない。


女子の友達とは、特に用事がなくてもやり取りを続けていることが多いので、自然と返信の間隔も開いてくる。一日に数通、もしくは数日に数通くらいのペースだ。会った時に話せる距離にいる友人とは普段やりとりをしないことも多い。


男子の友達とは恋人でもなんでもないので、常にやりとりを続けることはなく、突然始まり、ある日突然終わる。女子とは違い、会話の続くような内容を意識して返信しなくて良いため、非常に楽だ。自分からは普段あまり送らないが、気になったことがあれば自発的に送って気が済んだら終わらせられることができる。ただ、女子の友達とはなんとなくやりとりを続けていたくて、一度送って終わるのも何だか寂しいので、本当に些細なことであれば自発的には送らない。「次会った時に話せばいいかな」ともなる。



わたしは非常にめんどうな人間だ。


寂しいなら寂しいと素直に言えば良いのかもしれないが、みんなそれぞれの生活があるのだ。と、何となく躊躇してしまう。



本当にどうでもいいことを話したい。


コンタクトレンズが片方ごろごろしていたこと。


今外は雨が降っていること。


一ヶ月前に来たCDのダンボールをまだ開けられていないこと。



どうでもいいことも聞きたい。


その相手は誰でも良いわけではないが、この歳になってくると(二十一歳)、仲良くなりたい人がいたとしても、なかなか自分から行動にうつすことができない。


距離の詰め方が分からないのだ。


詰めすぎて、「何この人、怖...」となってしまうのを恐れている。


「ちょっと怖いから距離をあけよう...」なんてことになったら、本末転倒だ。


そして自慢ではないが、わたしは生粋のコミュ障である。


このことを友達に話すと、決まって


「いや、絶対ない!!!!!」


とツッコミをいれられるが、あるのだ。


とりあえず、どうでもいい話のできる友達ができるまで、わたしはしばらく悶々とし続けるだろう。


今日もわたしは、そんなことを考えながら眠りにつく。

久しぶりにエッセイ書きました。今回は特にストーリー性がなくて何が言いたいんだ?という感が否めない気もしますがこれをきっかけにまたぼちぼちエッセイ書こうかなと思ってます。エッセイ書くの楽しい。読んでくれた人にほんの少しだけいつもより良い日常が訪れますように。

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― 新着の感想 ―
[良い点] お久しぶりです。 めちゃくちゃたまーに深夜起きてるとふと寂しくなることがありますね。まあ寝たら忘れるんですが。 寂しい時はこういう風になろうにエッセイを書き落として見て下さい。感想書きに…
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