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森の中での出会い〜3〜

※出産に対し直接的な表現があります。苦手な方はスキップをお願い致します。

「はぁっ…はぁっ…ぅう〜っっ‼︎」


四つん這いの姿勢で、ギュッと目を瞑り、歯をくいしばって必死に努責をかけるお母さんに、私は努めてゆっくり声をかける。


「大丈夫よ。あなた、すごく上手に赤ちゃんの後押しができてる。大丈夫、さあ、いきむばっかりじゃ赤ちゃんも苦しいから、深く息を吐いたらゆっくり呼吸をして、2人とも休憩しましょう」


陣痛の合間、お母さんの体勢をゆっくり変えていく。四つん這いから、横向きに寝る姿勢へ。落ち着いたら、今度は大きな木に背中を凭れさせて座り、足を広げる姿勢へ。


どの姿勢でお産したいかを確認したら、このままが良いと言われたので、私は静かに頷いた。


足を広げる姿勢になった時、お母さんがいきむと、赤ちゃんの頭の一部が陰裂から見え隠れしているのを確認した。赤ちゃんの頭部の皮膚色は良好だ。


さぁ、いよいよ赤ちゃんが産まれてくる。

お読みいただき誠にありがとうございます‼︎

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