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序章〜5〜

怖い、怖い、ヤバい…絶対ヤバい…


私は、どうすれば良いんだろう。鬱蒼とした森に白衣ってめちゃくちゃ目立つし。


とにかく深呼吸を数回、落ち着け私。


さて、考えても分からないことは置いといて…


やっぱり私は死んでいて、ここは死後の世界なのか。いや、実はあの発作で気を失っていて、夢を見ているだけなのかもしれない。ものすごくリアルだが。


「うぅーん、前に読んだ異世界転生ものの小説とかだと、チート能力で無双なんだけど、そんなもの微塵も感じないしなぁ…」


はぁ…と、ため息をつき、適当な木の根っこに腰掛けてみる。


「こちとらアラフォーの身体に鞭打って飲まず食わず休まずで連続勤務したところだってのに、こんな状況あり得ないっ‼︎」


だんだん腹が立ってきて、つい誰もいないのをいい事に叫んでしまった。アラフォーだというのに。でも、こんな状況なら何歳でも叫びたくなると思う。


「お腹、空いたなぁ…」


ため息をつきそうになった瞬間、遠くで女性の悲痛な叫び声を聞いた私は、跳ねるように立ち上がった。

お読みくださりありがとうございます‼︎

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