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RPGの世界で生き残れ! アラサー女の恋愛戦線  作者: 甘人カナメ
第二章 設定・小話 【第一章の時期のおはなし】
41/136

41.登場人物まとめ・1

更新遅れました。本日、あと2話分投稿予定です。


しばらく情報のまとめが続きます。

ストーリーをお待ちの方には申し訳ないですが、しばしお待ちください。


登場人物は多いですが、ぶっちゃけ、ミワとロイとマークさえ押さえておけば何とかなります。



<クルスト軍(主人公軍)>

 

渡辺(わたなべ)美和(みわ)/ミワ・ワタナベ


 27歳。現世では理系研究職。

 ひょんなことから異世界トリップを果たす。

 

 ゲーム・アニメが好き。トリップ先のRPG――ブルーバード・ワルフィア――はシリーズ通してやりこみ済み。このゲームに関することには、興奮してテンションが高くなる。

 趣味は料理、イラスト描き。お出かけついでにリラクゼーション施設でマッサージしてもらうのが好き。


 背が高くてショートヘアで細身。どちらかというと綺麗系。

 身長170㎝。あと1センチ身長が低ければ良かったと思っている。


 恋愛初心者。

 告白してはフラれる……を繰り返していたため、男性への抵抗感は少ないものの、恋愛ごとには臆病だし疎い。


 常になんやかんや考えてしまう頭でっかちな性格。

 ただし、悩みすぎて眠れない、なんていう繊細さはない。


 両親を既に亡くし、天涯孤独の身。

 一番身内に近いのが、高校時代からの親友、紫音(しおん)


 


*マーカス・ベルフォーム


 クルスト軍軍師。32歳。

 通称「マーカス」「マーク」。

 レオナルド直々に軍師職を要請された。


 青っぽい黒髪と白い肌。ブルーの瞳。ストレートのセミロング。

 切れ長な目のイケメン。

 

 一人称は「私」または「俺」。基本は「私」と言っているが、プライベートでは地の「俺」という口調が出る。


 身長180㎝。

 幼い頃に剣術を習っていた関係で、戦場に出ておらずとも短剣の扱いは一級品。

 文官に比べて体格も良い。


 ベルフォーム家の四男坊。

 貴族の義務として結婚を迫られていたが、とある理由でのらりくらりと躱していた。


 ミワに懸想中。警戒してずっと観察しているうちに惚れた。

 ロイの幼馴染みで、彼が理由もなくミワを庇う様を見て若干呆れていた。が、現在は彼を強力なライバルとして意識。




*ロイ・ファング


 クルスト軍傭兵隊隊長。35歳。

 比較的若いのに隊長を任される程の実力者。弱者には優しいが、戦場では容赦ない。

 ラルドとケインを軍へ連れてきたのはロイ。


 赤っぽい髪と日に焼けた肌。少しくせっ毛で刈り上げている。オリーブ色の眼。

 一人称「俺」。

 身長188㎝。がっしり筋肉。酒好きで陽気。

 RPGストーリー上の主人公パーティーでは、戦士ポジション。

 地味にお洒落好き。


 自身も孤児だったためにラルドに優しい。

 マーカスの幼馴染みで、ベルフォーム家近くの孤児院で育つ。

 マーカスの兄(陰では父母からも)、マークにいらぬ影響を与えるなと圧を受け、14の時、傭兵になると言って孤児院を飛び出す。

 その後ダリスに拾ってもらい、みっちり仕込まれる。

 

 初期からミワへ好意を寄せる。ほぼ一目惚れ。

 かわいい年下相手に頭をぐしぐし撫でる癖があるが、ミワに惚れてからはグシャグシャにできない。

 ヘタレ。が、マークには譲れないと闘志を燃やしている。




*レオナルド・ウォーレン・コールマン


 ラヴィソフィ地方の貴族、いわゆる辺境伯。クルスト軍司令官を務める。54歳。

 領都は小高い丘の上にある。領都の名前はメーヴ。城の名前もメーヴ城。

 ラヴィソフィ地方はビエスタ国リューク領とフェイファー神聖国と接する土地。

 リューク領との境には大きな湖がある。

 

 顎髭の素敵なイケオジ、ナイスミドル。バリトンボイス。

 丸腰に見えても常に隠し武器を仕込んでいる。もちろん長剣も扱える。影を複数使役。


 後ろへなでつけた栗毛。イエローブラウンの眼。

 一人称「私」。


 長男は30歳、次男は27歳、長女で末っ子のエマが17歳。

 37の時にできた子のため、エマにはだいぶ甘い。

 愛妻家。


 亡国であるラヴィソフィ国の忠臣、コールマン家の子孫。

 亡国宮廷魔術師だったシャインによって、忠臣たちには恩恵が与えられた。

 橙のコールマン家当主は、ラヴィソフィ国にとっての味方を見抜く目を授けられている。

 この目によって、ミワやマーク、ラルドたちを快く軍へと引き入れた。




*ラルド・バード・クルスト


 RPGの主人公。18歳。

 ゲーム主人公らしい巻き込まれ体質。かつ幸運。

 金髪碧眼のそこそこイケメン。ゲーム上の戦闘スタイルはオールラウンダー。

 ゲーム内では当初名前だけで呼ばれ、本名が判明するのは中盤以降。


 現ラヴィソフィ地方を首都、現フェイファー皇都神殿を国家宗教都市として据えていた亡国ラヴィソフィ国、クルスト王家の王子。

 邪神の復活に乗じて行われたフェイファー家によるクーデターの折に、シャインによってケインと共に時間停止を施される(状況としては未来へのタイプワープのようなもの)。


 彼のバードの名(記憶)とケインの眼の青(莫大な魔力)を対価に、宮廷魔術シャインの手によって時間を止められる。

 このまま歪んだ状態であれば、彼の余命は5年程度。

 元の状態に戻るためには、フェイファーにある聖女のティアラ(と、それを戴く聖女=王の伴侶の協力)、シャインの持つ青い鳥が必要。

 友好国だったビエスタ国王へ引き継がれた王杖を揃え、フェイファー国とビエスタ国に封印された邪神を倒す使命がある。

 ラヴィソフィ国を復興するのがRPGの最終目標。ビエスタ国へ強制封印されていたクルストの邪神がラスボス。

 ――というのが、ゲーム内での説明。


 ……が、実際には邪神は倒せない。

 邪神の封印を行うのが、王家の人間であるラルドと聖女。ラヴィソフィ国は両者を擁立することで邪神封印を担っていた。


 約1年前に覚醒。

 記憶喪失状態にあるため、現時点では自分が王位継承者であることも、古い時代の人間だということも知らない。


 

*ケイン・ジルベルト


 RPG主人公の幼なじみかつRPG上のナビゲートキャラ。20歳。

 主人公のセーブ記録(旅の記録)をつけているという設定。実際にも図書室に籠もることが多い。

 ゲーム上のパーティーでは魔術担当。過去に大半の魔力を失っているが、実践に足る魔術を行使できる。

 RPGストーリー上のキーパーソン。

 

 ワンコ系雰囲気イケメン。主人公より年上なのに、年下に見られることが悩み。

 本当は銀髪碧眼。現在はグレーの瞳。

 

 国が滅びた時点では、ジルベルト家次男。

 ラルドと同じく、約1年前に覚醒。

 記憶を失っているラルドとは違い、記憶はある。そのため、主人公の出自、生存の条件を知っていて、影で助け続ける。


 ミワと秘密を共有した現時点では、彼女のことをかなり警戒している。



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