性欲抑えてくれ
誤字脱字は少しずつ直していきます
「おい勇者。性欲を満たすのにそこの股開きどもじゃ足りなかったか?」
「ちょ、ちょっと!私達は」
「違う!オレは彼女を守るため」
彼女達の言い訳は飛び火した元凶にかき消された。
「夜中に入るのは変態の所業だろ。お前は勇者なんだから少しは周りを気にして動いてほしい。決してヤるなとは言ってないんだ。相手を選んで同意の上で頼みたい」
アキトは唇を噛み締め悔しがっている。目は潤んでいる。拳も握りしめて背は軽く丸まっている。
「あのさギンジ、いくらなんでも」
「あぁん?」
今回は俺の事じゃないしお前らのことでもない。あんまり調子乗ってると埋める。
「わかった。オレが悪かった。すまないミオさん」
・・・・・・まさか、すぐに謝るとは。まだ言い訳すると思っていたが少しは見直した。超マイナスから凄いマイナスに変わっただけだが。
「許さないです。でも私も勇者のパーティーですから、職務は真っ当します」
「ありがとう」
さて、今日はオークを狩りたいな。
✕✕✕
その日から勇者とその他の女共は少しだけ変わった。
俺の指示通りオーク狩りに出る事ができている。
あいつの性欲の捌け口達もちゃんと頑張っている。
ただ、気のせいかどうかわからないが、なんとなく勇者がチラチラこちらを見ている気がするんだ。
俺に怒られるのが嫌で頑張っているのか?だとしたらいいことではないが悪いことでもないな。自分から頑張るのが理想だが、別にいやいややってもらうのも悪くない。ようは倒してくれればいいのだから、そこに過程の優劣はいらない。自分で頑張った方が強くなる気はするがな。
「勇者にアーニャ、それにミレイも頑張っているではないか。あの頃が嘘みたいではないか?ご主人」
「そうだなチワワ。あいつらの意識が変わったなら嬉しい限りだ」
「そうだといいがね」
なんだよその含みのある言い方。凄い気になるじゃないか。何か知ってるなら教えて欲しいんだがな。
あいつらはまだ俺のサポートが必要、はっきり言って弱いが、まだまだ発展途上だ。レベルを上げていけばすぐに強くなる。きっとそうだ。
アーニャだって魔法を発動できるようになるし、ミレイだって剣が振れるようになるし、アキトだって魔法に剣術どちらも上手くなるはずだ。
俺のサポートが無くても魔族達と戦えるようになったなら、俺は遠慮なく力を出せる。
今のうちから力を見せすぎれば俺に頼りっきりになると思うから。スライムの時はやりすぎたらしい。次は気をつける。あれぐらい勇者には当たり前なのになぁ・・・・・・。
それにしても、鍛錬だけはしないな。オーク狩りはなんとか頑張っているが、正直剣術の練習して欲しい。アキトとミレイは残念すぎる。ミレイは毎日素振りしているがヒョロヒョロしている剣筋だ。毎回教えるがそもそも筋力が足りてない気がする。教えていて自分は教えることが下手くそだと思えてくる。実際そうなのかもしれない。
アーニャも努力をするようになった。魔力がある日は毎回ギリギリまで頑張っている。少しに見直してきている。
あの日の前夜から、ミレイは毎日チワワの柴犬ぶりを堪能しては帰るという習慣を行っていた。
チワワは最近高くジャンプできるように頑張っているらしい。犬かお前は。
ミオは勇者に警戒しながら俺の周りをうろちょろしていることが多かった。まだミオでも勝てると思うけどなぁ。レベル差あるし。
✕✕✕
一ヶ月が過ぎ、ミオもアキトと少しずつ仲良くなってきていた。非常にいい傾向だ。
ある日、俺はアキトに呼ばれた。一体一で話そうということで。
話された内容は予想していなかったものだ。
「ギンジ、パーティーから抜けてもらう」
この野郎がぁあああああああああああ!死ねぇええええええええ!
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