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この味は一期一会

#3 ドーナッツ

※飯テロ注意(笑)

 極上のコーヒーはそれだけでも代えがたい価値がある。だけれども、ワガママな私にとってはどこか飽きたらないこともしばしば。そんなときに私はよくドーナッツを作る。材料はいたってシンプルだ。本来は薄力粉を○○g量って……と数多の行程を経て作るのだろう。だが、私の場合は違う。この世の中には便利な魔法の粉が存在している。それはホットケーキミックスと呼ばれているものだ。


 材料をはかる手間も、粉を振るう手間もかからない。ただ袋を切ってボウルに粉を出すだけなのだから。そこに大さじ一杯の牛乳、大きめの卵を加えてゆっくりと混ぜていく。それだけでもう生地が出来てしまうのだ。あとはこれを整形して揚げればいい。だが、私はここにもう一工夫したい。リング状のドーナッツも悪くない。だが、私が一番好きなのは羊羮をくるんだ、小さいボール状のドーナッツなのだ。なぜ、羊羮などをくるむのか?それは作ってみてのお楽しみ。。。


 油の温度などいちいち計らない。菜箸をいれて小さな泡が出るくらいの温度。それが私の温度の計り方だ。ほどよく色付くまで揚げてから油を切る。そうすればコーヒーのお供の出来上がりだ。油を纏った香ばしい表面に誘われ、一口かじる。すると中には優しくホクホクとした生地と……。おっと、羊羮の進化を語るのは無粋だな。こればっかりは試してみないと。

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― 新着の感想 ―
[一言] ドーナツから読んで、コーヒーⅰ 、ⅱも読みました! 作者さんのコーヒー愛は素晴らしいですね(σ´∀`)σ 情熱と愛と手間暇がよく伝わってきます。 拙者はコーヒーの匂いが大好きなんですけれど…
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