僕の名前はK.Y
何故だか分からないけど飛び跳ねたい。もっと高く高く跳ね上がりたい。そんな気持ちは何故だだか分からないけど小さい頃からあった。
きっと空が青いからだろう。この広い空に少しでも近づきたいからだろう。
ボクハ、回るものが好きだ。
クルクル回るものはボクにとって魅力的で目が離せない。
何がそんなに楽しいの?
そんなの決まってる。クルクルクルクルただ回るどうして回ってるか気になるからだ。
ボクハ、そんなに人と違うだろうか。
ボクには二つの名前があるらしい。
父さんと母さんが付けた
柳原 一樹
そして
イニシャルK.Y
イニシャルなんて誰でもあるだろ?
だけど違うんだ。みんな奴らは僕を
K.Y クウキヨメナイ 奴って呼ぶんだ。
でも思う。空気が読めないってどういう事?
空気って目に見えたっけ?
そう思うボクハ、やっぱりK.Yなんだろうか。
普通に過ごしているだけで周りはボクを見る。その度にボクは回る。何故見るのだろう…ボクに何か付いてるんだろうか…
それを確かめようと背中を見るとうまく見れなくて身体がクルっと一回転。
最初は背中が見るのが目的だった筈なのに何故だか回り続ける。
なんで回ってるの?
なんだろ…この感覚。とても楽しい…
世界が回るボクを中心として背景が人が、原型を留めていたものはやがて色に変わる。
人の声も何言ってるのか聞こえなくなる。ボクを見る目もバカにする声も聞こえなくなる。回るととても落ち着くんだ。
回り終わったボクはフラフラでバタンっと地面に倒れ込む。世界はまだまだグニャグニャでボクの頭もグニャグニャ。
何かいう声がするけど気にしない。
今だけはボクだけの世界だから。
時間が立ちボクはまた日常に戻ってきた。
周りから聞こえる笑い声。ボクを指さしている。ボクは起き上がり学校に行く。
クラスには友達が30人一つの部屋で1日を過ごす時間。スケジュール通りに決まった事をやり過ごしていく。
その時間は嫌いじゃない。
決められたものをやるのは嫌じゃない。
ただ、どうしても耐えられないことがある。
それはボクがボクで無くなるほど辛い時間。
「給食」の時間だ。食べるのは嫌いじゃない寧ろ大好き!
でもたまに耐えられなくなり、ボクは違う自分になってしまう。




