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道標

2017年 3月30日 午前11時22分


新宿警察署.地下駐車場



「よし、車両まで走れ!早く!」


綾芽達三人は、一気に非常階段を駆け下り、地下駐車場まで辿り着いた。今朝、綾芽と龍介が乗っていた黒のセダンへ走り寄り、龍介が鍵を開ける。


「綾芽、トランクを確認してくれ!」


「わかった!」


ロックだけ解除し、名取と共に付近を警戒する龍介の言葉に頷き、綾芽は車体後部に回ってトランクの取手に手を掛けて押し上げた。


トランク内のランプが光り、中を照らす。


中には特殊警棒、防弾盾、防弾チョッキ、防護ヘルメット等が積み込まれている。機動捜査隊の車両に常備されている装備一式が揃っていることを一通り目を通して確認し、綾芽は龍介の方へ視線を向けた。


「大丈夫、全部あるわ!」


「よし、全員乗れ!」


後部からそのまま助手席に回って乗り込んだ綾芽に続き、運転席に龍介、後部座席に名取が乗り込んだ。


3人が乗り込んだ瞬間だった。



「っ!せ、先輩、ヤバイです!早くエンジンを!」



突然名取が焦燥した様子で運転席の高月を急かし出した。


「うるせぇ!どうしたんだ!?」


「奴等が追い掛けてきました!」


「なに!?」


名取は自分達が駆け降りてきた非常階段の扉を指差す。


閉めたはずの扉が開け放たれ、そこから溢れ出す感染者の群れに、綾芽と龍介は目を見開いた。


「わざわざ俺達を狙って追い掛けて来やがったのか!?」


「そんな……仙堂隊長は!?」


顔を真っ青にしながらも仙堂の安否を気にかける綾芽だったが、現時点でそれを確かめる術も時間も残されていないことは明白だった。


龍介は慌ててキーを挿し込み、エンジンをかけた。次いでサイドブレーキを解除し、アクセルを踏む。


呻き声を上げながら迫り来る死者の群れに肝を冷やしながら、龍介はハンドルを捌いて地下駐車場の出入口へと車を走らせた。


タイヤとコンクリートによる摩擦音を奏でながら走り出すセダンを、大量の感染者達が我先にと追い掛ける。


その様子を後部座席から見た名取が顔を引きつらせながら言った。


「や、奴等……滅茶苦茶なフォームのくせにスゲー速いですよ!」


「はっ!車を出しちまえばこっちのもんだろうが!このまま地上まで出るぞ!」


感染者達の走りはぎこちない割にはスピードがあった。ただし、足が健全な状態にある者に限られてはいたが。


その感染者でも、さすがに人類屈指の発明品であるエンジンを搭載したセダンを凌駕するスピードを出すことは出来ず、龍介がアクセルを踏み込むに従って徐々にその距離は離れていった。


三人を乗せたセダンはコンクリートで覆われた坂道を上がる。


「外に出ても追い掛けてきたりしますかね……?」


背後に目を向けながら、名取が不安そうに呟いた。



━━……あれ?


名取の言葉で何かが引っ掛かっていることに気付いた綾芽は、「何か忘れている気がする……」と、思考を巡らせる。


━━外に……出ても……っ!


次の瞬間、綾芽は龍介へと勢いよく振り向いた。


「交差点を塞いでたバリケードってどうなったの!?」


「えっ……あ!」


そう、署へ戻って来た際に設けられていたバリケードとそこにいた警官達は今どうなっているのか。署内で余りにも悲惨な状況に直面したため、三人の頭からは一歩外の状態がどうなっているのかという考えが吹き飛んでいた。


もし完全に塞がれている状態で、尚且つ外の警官達が既にやられていたら……そう考えると、外に出ても逃げられないのでは、という不安が三人の脳裏を過った。


だが……


「ちくしょお……嫌な予感しかしねえが、止まるわけにもいかん!このまま外に出るぞ!」


……後ろからは大量の感染者達が迫っている以上、外がどうなっていようと出るか否かで迷っている猶予などない。龍介は更にアクセルを踏み込み、地下駐車場から飛び出した。


視界が地上の交差点へと移り変わり、三人はすかさず周囲を見回した。


だが、そこには既に先程の面影はなく……


「っ!そんな……!」


バリケードを見張っていた筈の警察官達は、警察署の中から湧き出した感染者達に背後を突かれ、壊滅状態に陥っていた。


既に7割以上の警察官が襲われ、絶命している。中には早くも『奴等』へと変貌し、仲間だった警察官を襲い始めている者もいる。


そんな中へ飛び出してきたセダンに、何人かの感染者が気付き始めた。


「くっ……バリケードは!?」


額に汗を滲ませながら辺りを見回す龍介と共に、綾芽もバリケードの一つへ目を向けた。


「健在みたい……だけど…… 」


彼女の視線の先には、有刺鉄線とレール上をスライドさせる簡要ゲートで形成されているバリケード。特に損傷は見られない。二人いれば開閉は楽に行えるだろう。だが、問題はそこではなかった。


警察署とバリケード内側での相次ぐ発砲音が、外の感染者達を引き付けてしまったのだ。


綾芽が目を向ける先にも、既に10体程の動く屍がバリケードに張り付いていた。


「おいおい、冗談じゃねぇぞ……!」


四方のバリケードはどれも同じような状況だった。健在なバリケードが誘き寄せられた感染者達を塞ぎ止めているが、つまりはバリケードを開かなければここから出ることも叶わない。


三人では、ことを上手く運ぶことは決して簡単では無いだろう。だが、生き残っていた警察官達を助けて人手を増やそうにも、既に生存者が何処に居るのかもわからない状況となっていた。


署内から絶え間なく溢れ出す感染者の壁に隔たれて、生き残っている警察官の姿を視認できないのだ。


わかるのは、感染者の大半がこちらと間反対の方で群がっているということ。そしてその奥から度々銃声が響いているということだけ。


恐らくその向こう側にまだ生きている者が居るのだろう。だが、その生存者を助けに向かえるほどの装備も人数も、今の三人には備わっていない。


彼等は無事に何処かへ落ち延びることができるようにと祈り、自分達は自分達で脱出口を見出だすしか無かった。


結果三人は、綾芽が確認したバリケードを掻い潜ることを決断した。


バリケードの手前10mほどの位置に、龍介がセダンを停車させる。


「……問題はバリケードにへばり付いてるお客様方だ。どうする?」



龍介の問いに、後部座席の名取が前に体を乗り出して答える。


「俺達みんな拳銃持ってるわけですし、それで奴等を撃ち抜いてからバリケード開ければ……」


「……それは止めときましょ。」


「え……ダメですか、宮野先輩?」


不思議そうな表情を浮かべる名取に、綾芽はバリケードを見据えたまま言った。


「いや……ダメって訳じゃ無いんだけどね、余り好ましくない気がして。貴重な弾薬を無闇に使いたくはないし……最初の発砲音で反対側に固まってる感染者達が一斉にこちらに気付いて向かってくると危ないし……」


「なら……やることは一つだな。」


ハンドルを握り締めたまま、龍介はそう言って綾芽へと目を向ける。対して綾芽は龍介にどこか申し訳なさそうな、しかし真剣な表情を向けた。


「……酷な選択だけど……」


「ああ、この場に及んじゃ仕方ねぇな。任せとけ。」


一瞬微笑んでそう言うと、龍介は名取へ目を向けた。


「名取。」


「はいっ。」


「車から降りたら後ろのトランクから急いで盾を出せ。その後綾芽と一緒にあのバリケードを開けるんだ。」


「高月先輩は?」


「すぐ外の感染者を撥ね飛ばして道を開ける。10人全てとまではいかないだろうが……駆け抜ける隙ぐらい生まれるはずだ。

その隙から綾芽とバリケードから飛び出して、奴等を避けつつ車に戻れ。その時のための盾だ。お前に盾を託す意味、わかるな?」


真剣な龍介の瞳に対し、名取は真っ直ぐに見据え頷いた。


「はい、宮野先輩は俺が守り抜きます!」


「いや……私だって戦えるし、大丈夫だからね?」


「いえ、宮野先輩は俺が守り抜きます!」


「え、ああ……うん……じゃあ、お願いしよっかな……」


「はい!」


━━守り抜きます言ってくれるのは嬉しいけど……私だって一応警官なんだからね……


名取の妙に熱い決意の篭った言葉とキラキラとした瞳に、綾芽はやれやれといった笑みを浮かべた。


「よし……じゃあ、行動開始だ。」


龍介のその一声で、綾芽と名取は同時に動き出した。セダンから降車し、名取は直ぐ様車両後部にあるトランクを開ける。綾芽はひとまずバリケード内の感染者達の位置を確認した。


━━大丈夫、まださっきの位置からは大半が動いてない……


距離があることを確認した綾芽は、盾を取り出した名取と共にバリケードへと走る。


校門のようなその出で立ちのバリケードは、スライド式の鉄製ゲートのようだ。二人はゲートの右端までたどり着き、バリケードに手をかけた。


「名取君、スリーカウントで引くわよ。」


「了解!」


「3……2……1……引いて!」


綾芽の合図と共に、二人は力を込めてバリケードを引っ張った。見た目相応の重さに二人は表情を歪めるが、バリケードはゆっくりと動き出し、セダンが突き抜ける道が開かれていく。


…… が、ここで二人が予想していなかったことが起こる。


「こ、このバリケード……音立ち過ぎ……!」


レールと駒が軋む際に発せられる金属音が、予想以上に大きい。まるで電車が急ブレーキを掛けたかのような音に、思わず二人は耳を塞ぎたくなる衝動に駆られた。


「先輩、これ向こうで固まってる奴等にも聞こえてるんじゃ……!」


「かといって止めるわけにもいかないでょ!あと少し、頑張って!」


一方龍介は、徐々に開かれていくバリケードを真っ直ぐ見据えていた。


「……まさか、警察車両で人を轢く日が来るとはな……それも深い目的なんて無く、ただ逃げるためだけにと来たもんだ。笑えるぜまったく……」


苦笑いを浮かべながら、思わず愚痴をこぼす。


こんな状況でなければ、人を轢くなど例え一億円積まれようがやりたくはないと、龍介は自身がこれから決行せんとしている行動への後ろめたさを感じていた。


しかし、今回は大切な仲間の命も絡んでいる。我が儘は言っていられない……


「……行くぞ……!」


覚悟を決め、龍介はアクセルを最大限踏み込んだ。セダンはタイヤとアスファルトから奏でられた摩擦音を生み出し、バリケードへ走り出す。


「悪く思うなよ……!」


そして、開かれた隙間から侵入し出した感染者に容赦なく突っ込んだ。


鈍い音と同時に感染者の体は宙に跳ね上がる。セダンは勢いを落とさぬままゲートを通過し、更に数人の感染者を弾き飛ばしてその壁を突破した。


少し距離を取ったところで、周囲に感染者の姿が無いことを確認した龍介はセダンを停車させ、ため息をついた。


「はぁ……ちくしょ……やっぱいい心地はしねぇ……」


しかし、何人かを無力化することには成功した。後はバリケード内に残る綾芽と名取を待つだけである。


龍介は額の汗を手で拭いながら、二人が居るであろうゲートを見つめた。


「怪我すんじゃねぇぞ……!」


「名取君、私達も急ぐわよ!」


「はい!」


龍介の運転するセダンが通過したことを確認した綾芽と名取は、バリケードの隙間を通り抜けた。


龍介が弾き飛ばした感染者が数名倒れていたが、やはり全員を一度の突進で仕留められる筈もなく、生き残った感染者達が二人に気付き牙を剥いた。


「くっそ……邪魔だ!」


その感染者の一人に、名取が勢いに乗せて盾ごと突っ込む。


ゴン、という鈍い音を響かせ、感染者はコンクリートへ叩きつけられた。


その直ぐ後ろから、勢いを殺した無防備な名取に新たな感染者が飛び付こうと手を伸ばすが、空かさず綾芽が名取の後ろから回し蹴りを顔面に見舞った。これもまた鈍い音を立てて地面へ倒れ込むが、彼らに痛覚は存在しない。痛がる様子を見せることもなく、まるで何事も無かったように起き上がり始める。


だが、二人が走り抜ける隙間はこれで十分に確保できた。


「一々構ってる暇もない、行くわよ! 」


「了解!」


……が、その時。


「うわぁ!?」


「っ!?名取君!?」


綾芽を先頭に走り出した、正にその瞬間。名取が何かに足をとられ転倒した。


「くそっ!こいつ……!」


綾芽が名取の足へ視線を落とすと、先ほど押し倒した感染者の一人が、名取の右足首を掴んでいた。そこへ噛みつこうとしている顔面を、名取が左足で何とか押さえ付けている状態だ。


「離しやがれ!」


何度も顔面を蹴りつけ、解放されようと足掻く名取だが、感染者の力は並みのものではなく、一向に離れる気配はない。


「くっ……!」


……躊躇している暇など無い。目の前で、後輩が命の危機に晒されているのだ。


腰に手を回し、綾芽はM92バーテックを引き抜いた。そのまま名取を襲う感染者の頭へ銃口を向けようとした、その時。


「っ!先輩!横!」


咄嗟に叫んだ名取が言う方向へ目を向ける。


「っ!」


先ほどまでは見えなかった地下駐車場から出てきた感染者達が、いつの間にか眼前まで迫ってきていた。


先頭を形成する者達は、白眼をギョロギョロと不規則に動かしながら、血が滴る口を裂けるほど開いて駆け足で綾芽に手を伸ばす。


ものの数秒で捕まることに危機感を募らせた綾芽は、やむを得ず狙いを変えた。


こんなところで足踏みをしている暇もなく、二人は龍介の位置まで走り出した。


先頭の感染者の頭部へ狙いをつけようと、銃口を上げる。だが……


━━ちょっと……頭振りすぎ……!


気味の悪い、不規則な走り方故に感染者の頭は左右へと振り子のようにぶれ、上手く狙いが付けられない。


瞬時に一撃で仕留めることを諦めようと判断し、綾芽は銃口を少し下へずらした。


互いに手を伸ばせば掴むことができる程まで迫った感染者の足に向け、綾芽は二度目の引き金を引いた。


新宿署前の交差点に、乾いた音が鳴り響く。同時に足を撃ち抜かれた感染者がバランスを崩してよろけた所に間髪入れずに蹴りを繰り出し、眼前まで迫った者を弾き返した。


後ろへ倒れた感染者が後続と激突し、二次被害に巻き込まれた数人がバタバタと倒れていくが、今の綾芽にそのドミノ倒しを眺めている暇など無い。


未だに名取の足を掴んでいる感染者へと再び照準を戻した綾芽は、一瞬抵抗を感じながらもその頭部へ引き金を引いた。


発砲時独特の乾いた破裂音が交差点に響き渡り、同時に撃ち出された弾丸が感染者の頭部を貫く。


飛び散る鮮血に思わず目を逸らしつつ、綾芽は名取の手を掴んだ。


「大丈夫?早く立って!」


名取の体を引っ張り上げ、そのまま走り出す。


が、しかし。


「……?名取君……?」


名取の足取りが重々しい。右足を庇うようにしながら進むその姿は、綾芽に違和感を感じさせるには十分であった。

そんな綾芽に、名取は表情を歪めながら言った。


「すみません……足首が……」


「まさか、さっき掴まれた時に……!?」


先ほど名取の右足に掴みかかっていた感染者が、その握力で痛めさせたらしい。


常人から逸した存在と化してしまった人間が増え続けていることはもう明白のようだ。


「でもスピードを落としちゃダメ、車まで何とか耐えて!今止まるとヤバイのよ!」


足を痛めた後輩に鞭を打つようなことを言うのは酷な話ではあったが、それでも自分達の背後へ目を向けた綾芽は足を止めるわけにはいかないことを理解していた。


━━何百という数の感染者達が、銃声を聞きつけ迫っていたのだ。


奴等の持つ瞳が濁っているものでも、綾芽は感じ取っていた……


━━背後に迫っている感染者全てからの、自分達を死へ引きずり込もうとする視線と、異常なまでの殺気を……


その内の何体かが、みるみる距離を縮めてくる。右足を庇いながら進む名取の速さを上回るスピードで走ってくる感染者だ。


「ひっ……くそっ……!」


後ろを振り返った名取がその姿を捉え

恐怖と苛立ちを含んだ声を漏らす。綾芽も募る焦りを必死に抑え込みながら、名取の手を引いて走る。


しかし、どれだけ引っ張っても負傷した名取の速力には限界があった。


「このまま……」


━━やられるわけにはいかない……!


恐怖で震える脚を必死に動かしなら、綾芽は再びホルスターに収まる拳銃へ手を掛けた。


そして背後に迫る感染者へ振り返り、銃を抜こうとしたその時。


感染者達の更に奥に見える警察署の窓から、一瞬閃光が迸った。


次の瞬間。


「えっ……?」


二人を追って来ていた感染者の内の一人の頭部を何かが貫いた。


伝達機能を断絶された感染者は、まるで何かの呪縛から解放されたかのように膝から崩れ落ちる。


更に立て続けに二人、三人と、感染者達が倒れていく。


とうとう綾芽達を追って来ていた感染者達が全て倒れると、辺りは先程までとはうって変わって不気味な静寂に包まれた。


「……仙堂……隊長……?」


そんな中、閃光が迸った窓を見つめながら綾芽は呟いた。


━━行け。お前達には、この地獄を生き抜かなければならない理由がある。


距離があり窓の奥の様子は窺えないが、綾芽には何故か、仙堂が自分達の進む道を照らしてくれたように思えてならなかった。


「……名取君、急ぐよ。」


「あっ……はい。」


二人はそのまま警察署から離れ、無事に龍介と合流を果たした。


━━隊長……ありがとうございました……




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