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4話 お姉さんなんてベタじゃない

 チュンチュンチュン……小鳥がさえずる。


 時計をみやる。1時。明るいから、昼を過ぎてしまったようだ。


 大きな部屋。床は花柄のカーペットが敷かれている。何インチなどという規格で定めることができるのかどうか疑問になるほど大きな薄型テレビ。部屋の真ん中には、ガラス製の机と、白い椅子が置かれている。その上にはシャンデリア。


 部屋のいたるところに装飾品が施され、花もおかれている。生きている花だ。毎日家政婦やら、執事やらわからないが、世話をしてもらっているのだろう。


 白いレースのカーテンが風に揺れて光がちらちらと差し込む。神秘的なその光景は、神々しいものを感じさせてくれる。


 カーペットの上でオレは横になって眠っていたようだ。


 ここはエリス家の豪邸。昨日ほのかに連れてこられ、結局そのまま眠ってしまっていたようだ。覚えている限りで、朝5時まで騒いでいたと思う。


 エリスとほのかが、どちらがオレと一緒のベッドで眠るのか争っていたのだ。


 なんのこだわりなのかわからないが、ダブルベッドだから、どっちか決めなければならないという。


 そして、最後にに眠った二人が同じベッドで寝て、最初に寝た1人は客室用のベッドで眠ることになったのだ。


「くっそぉ……オレが最初に寝たのか? ほったらかしかよ……」


 むくっと、起き上がろうとする。


 ん?両腕に違和感がある?


 右腕を見ると、そこにはほのかがしがみついていた。抱き枕を抱えるように、両手両足をオレの右腕に絡め、頭をうずめている。


 左腕を見ると、エリスが同じ姿勢で眠っていた。


「おおい、起きろよ」


 その格好のまま、オレはゆらゆらゆれる。


「ん……あ、おはようございます」


 眠たそうに半開きな目をこすりながら、エリスが目を覚ます。


「先輩、どうしてそんなとろこで寝ていたのですか?」


「えへへ、自分のベッドにふーくんを連れて行こうとしたら、ほのかちゃんがわたくしのふーくんを奪い去ろうとしたのです! それで、取り合っていたら二人ともそのまま眠ってしまっていたようで……はっ! 今がチャンスです! さあ、わたくしのベッドへ!」


「行きませんよ!」


 っていうか、ルール守れよ!


 オレはほのかを空いた左手で揺らして起こす。


「ん……ごはん……」


 なんだよ、ごはんって。


「あむっ」


「いてぇ!!」


 くそっ、こいつオレの腕にかみつきやがった!


「あ、ほ、ほのかちゃん! それはご飯じゃなくてふーくんです!」


「え? ふーくんじゃなくてごはん……?」


「それわざとだろお前!」


 腕を振りほどいて上体を起こす。


「あ、おはよう、風馬、エリスちゃん」


「うっす」


「おはようございます、ほのかちゃん」


 なんだ、争っていたとかいう割には仲良しなんだな。


「では、朝食にしましょうか!」


「時計見てくださいよ、先輩」


「まあ、もう1時! では、朝食にしましょうか」


「本当に時計見ただけでしたね!?」


 ああもう、これが真正の天然というものなのか!


「よし、朝ご飯だ! 風馬顔洗ってうがいして!」


「お前もか!!」







 朝食を終え(昼食のはずだが)、準備を済ませたオレ達三人は、陽子さんに淹れてもらった紅茶を飲みながら話をしていた。


「え? いいの!?」


 うれしそうに眼を輝かせながら、ほのかが言う。


「ええ、もちろんですわよ、わたくしの大切なお友達ですもの」


 エリスは女神のように微笑む。文字通り、ほのかにとってエリスは女神そのものに見えていたことだろう。


「本当にありがとうございます、先輩。オレも自分のことで精いっぱいで……」


「構いませんわよ、ふーくん」


 うれしそうに言うエリスに、眉をひそめながらも今はほのかも何も言えないでいた。


 というのも、ほのかの高校に通う学費をエリスが払ってくれるというのだ。


 幸い、ほのかは実はとても頭がいい。もちろん、それはオレの居た村目線ではあるが、オレが入れた高校にオレより学力のあるほのかが入れないわけがない。


 うちの高校名はエリス学院高校。なるほど、エリスの親戚が立てた高校だったのか。ほのかのためにエリスが口添えして編入試験も受けさせてもらえるとのことだった。


 本当に、エリスにはお世話になり、オレもほのかも感謝の気持ちでいっぱいだった。


「あ、あと、ほのかちゃんも、ふーくんも、よかったらうちで暮らしません?」


「暮らすーっ」


 即答のほのか。


 いや、ちょっと待てよ!


「ありがたいんだけど、そこまでお世話になるわけにはいきませんよ」


「お世話だなんて、すごく楽しかったですから、ぜひ一緒に暮らしたいと思いまして」


「くらそうっ! 絶対楽しいよ!」


「ちょっとお前は静かにしてろっ」


 ほのかの頭をコツンとたたいてから、エリスに答える。


「本当にさ、オレも家があるし、あまりにも迷惑をかけすぎてるっていうか……」


「エリス様」


 ガチャ。扉を開け、入ってきた陽子さんが深々とお辞儀をする。


「お申し付けのもの、持ってまいりました」


「ご苦労様です! ありがとうございます、陽子さん」


 ん?いったい何を持ってきたのだろう?


 パチン、と陽子さんが指を鳴らすと、ぞろぞろと奥から逃〇中のハンターのような人が数人、段ボールを部屋において出て行った。


 何を持ってきたのかという疑問は、段ボールからはみ出している男性用の制服を見て不安に変わった。


「あの……先輩?」


「お引越し、完了しましたよふーくんっ」


 どういうことですか!?


「やった! これで今日から三人一つ屋根の下だね!」


 うれしそうにはしゃぐほのか。


 オレには何がなんだかわからない。


 困惑しているオレの様子を見て、陽子さんが説明を始めた。


「風馬様のおうちを上条家が買収し、引っ越し作業をすべて完了しました」


「なんで!?」


「昨日の夜、風馬様がお眠りになってからエリス様がお申し付けになりまして……風馬様も同意とのことで、契約書までありましたので、ただちに作業に移りました。なにか問題でもありましたのでしょうか……」


「なにか問題でもありましたのですよ! なんてことしてくれてるんですか! 契約書みせてくださいよ!」


 大きく契約書と真ん中の上に書かれている。形式はしっかりとした契約書である。


 文面は、『上条家が貴殿の物件を購入することに同意し、その後の用途一切を委託することに同意する』と書かれている。


 金額は、ええっと……いちおく!?!?


 契約責任者、エリス。署名欄、エリス。


 んっ!? どっちもエリス!?


「これ、どっちもエリスですよね!? オレのサインありませんよね!? 先輩が一人で自分と契約してますよね! ただの自分との約束じゃないですか! なんの決意ですか! 決断は一人でしてもらっていいですか!?」


「何をおっしゃいますか、エリス様のサインの方が風馬様のサインより一億倍価値があります。一億倍の価値の差はお分かりですか? 風馬様が一円玉なら、エリス様はこの契約金額の一億円に匹敵するのです」


「人類みな平等! この精神を忘れないで下さいよ!」


 オレの叫びむなしく、陽子さんはお辞儀をして部屋から出て行った。


「先輩……これはいったい……」


「もう先輩はやめて、エリスとおよびください。あと、敬語じゃなくて結構ですわ」


「せんp……エリス、あのこれは……」


「はい、どうぞ」


 エリスが取り出したのは真っ黒なケース。


 ガチャ、とケースの留め金をはずし、それを開く。


 ……うそだろ。


「おおお、お金いっぱいだね……!」


 感激の声をもらすほのか。


「ああ、お金いっぱいだ……!」


 オレもそんなことを口にしてしまう。


 ちくしょう、オレはお金より愛が大切だと論ずるようなタイプの人間だったが、ここまで大金を前にすると、さすがに愛よりお金が大切なのではないかとおもってしまう。


「契約の一億です、すくないですが、お納めください」


「はい!」


 オレは元気よく返事し、自分の家はあきらめることにしたのだった。


「では、今日からは一緒に暮らしてくださるのですね?」


「やったね!」


 満面の笑みのほのか。


「オレ達二人転がり込んできて、本当に迷惑じゃない?」


「もちろんですよ! ずっとさみしくて、ほのかちゃんが来てくれてから毎日楽しかったのです! ふーくんが来てくださったら、さらに楽しくなりますよ!」


「ん……そういうことなら、お世話になります」


 オレは頭を下げる。


 こんな豪邸でくらせるなんて嘘のようだ。都会にくるとこんなことがあるのか。


 この展開はさすがにベタじゃない気はするが、女の子と一つ屋根の下、というのは、結構ベタなのかもしれない。


「ほのかちゃんと、ふーくんの部屋は、2階のわたくしの隣に用意しましたので、案内しますね。あ、お荷物は片づけさせておきますので、そのままにしてください」


「あ、いいの?」


 少し申し訳ない気もしながら、一人で持てるようなものでもないので、そのまま荷物はそこにおいておくことにした。


 と、さきほどのハンターたちが段ボールを抱えに廊下を走ってきた。そして、段ボールを抱えて部屋を出て行った。


 行動がはやいな、すごい。


 エリスが、白い扉の金色の取っ手を引く。彼女について、オレとほのかは後をついていく。


「2階ですので、たまにお父様とお母様がお帰りになっても、気を遣わなくて済むと思いますわよ」


「あ、そういえばエリスの両親みないけど、仕事なのか?」


「ええ、ほんどずっと海外ですの。だから、学校で心配なことがないように、全員ミラクルコーポレーションの社員が教職員のエリス学院高校をつくってもらいましたの」


「ってことは、2年前にできたばっかりの校舎なのか?」


「ええ、そうですわ」


「やったー! ぴかぴかの校舎なんだね! たのしみ!」


 うれしそうにはしゃぐほのかを見て、微笑むエリス。


 この二人、まるで姉妹のようだな。


 つるつるの大理石が敷かれた廊下をピタピタと歩く。


 右を見ると、純白に金の手すりのある階段が姿を現す。一定間隔で手すりに十二支のオブジェが置かれている。


 手すりから伸びた金色のネズミがお出迎えだ。


 白に金の装飾がお気に色のようだ。部屋のいたるところにその配色がされている。


「こんな真っ白なのは、すごく掃除しないと維持できそうにないね」


 感心したように言うほのかに、エリスは不思議そうな顔をして答える。


「掃除は家政婦がしていますが、ここまで真っ白なのは、定期的に取り換えてるからですよ? このうちのどこも、定期的に新しいものに取り換えているんです」


 ……取り換えるってなに!? 扉は使い捨てですか!? 階段はツーウィークなのですか!?


 都会のことは本当にわからん。驚きすぎて突っ込んでいいものかわからなくなってしまった。


「へえ、使い捨てなんだね」


「つ、使い捨て……」


 オレが考えていたことと同じことをほのかが口にする。さすが、幼馴染、思考回路が同じだ。


 だが、その後のエリスの苦笑いを見ると、オレは口にしなくてよかったとつくづく思った。


 階段をあがりきると、そこには普通とは違う光景が広がっていた。


 田舎でも二階建て、三階建ては珍しいものではなかった。しかし、たいてい上に行くにつれて、狭くなっていくものだ。


 しかし、ここは違う。二階は二階で一つの家のようだった。


「すげぇ! これトイレじゃん! 二階にもトイレあんの!?」


 感動だ。一階にもトイレは三つあることを昨日確認して驚いたが、今廊下を見に行くと、トイレは二階にも3つある。


「え、ええ、ふーくんはトイレがお好きなのですか?」


「おお! だいす……別に好きじゃないよ!」


 危うくトイレ大好き少年になってしまうところだった。


「すごいなあ、2階も床はつるつるだあ」


 そういって、大理石の廊下をスケートのように滑っていくほのか。


「あ、ほのかちゃん! あぶない!!」


 エリスが叫ぶ。びっくりしたほのかがコテッとしりもちをついた、その瞬間だ。


 ビュンッ!


「え、いまのなに!?」


 叫ぶ。なんだったんだ!?


「不審者対策のトラップです。あのトラップの奥の扉には金庫があるんです。ちなみに、今のは音しか聞こえませんでしたが、あのまま立っていましたら丸焦げでしたよ」


 よかったですわね、といいつつ微笑むエリス。


「うう……たすけてぇ」


 半べそを書きながら助けを求めるほのか。


「ったく、しょうがねえな……」


 オレはほのかのところまで低い姿勢で行き、手を伸ばす。


「ありがと……」


 ほのかがオレの手をつかむ。


「ちょっとちびったかも……」


「きたねぇ!」


 バッと手を離し、オレは飛び上がる。


「……あ」


 ビュンっ!反射的に身をひるがえし飛び退く。ジュッという音と同時に、頬に激痛が走る。


「いっつ……」


 血が流れているのを感じた。


「ふーくん! 陽子さん! 二人の救出を!」


 階段をものすごい勢いで陽子さんが駆け上がってくる。


 そして、オレの手をつかみ、そのままほのかの手もつかむ。


 両手をふさがれた陽子さんは、立ったままだ。


「ちょ、陽子さん危ないですよ!」


「問題ありません。ここで働くもののうち、一部の人間はトラップにかからないためICチップを常備しています。このチップを所持していれば、トラップを無効に……」


 ビュンっ!体をずらしよける陽子さん。


「あれ、ICチップは!?」


「さっき磁石に近づけてしまったから効かなく……」


 ビュンっ、ビュンッ、ビュンッ。


 音と同時にすざましい反射神経と瞬発力で罠をよける。


 そうして、陽子さんはオレとほのかを助け出し、トラップ地帯を抜けた。


「ありがとうございます、陽子さん」


「いえ、例には及びませんエリス様」


 そういい、陽子さんは一階へと降りて行った。


「いや、陽子さんトラップ全部よけてたし。すごいな……」


「陽子さんはとても優秀な方ですので」


「優秀すぎるだろ」


 少し漏らしたほのかは何も言わずに目に涙を浮かべている。


 今は何も言わないであげたほうがよさそうだ。


「ここがふーくんの部屋で、その向かいの部屋がほのかちゃんの部屋です! ほのかちゃんの横がわたくしの部屋ですので」


「悪いな、これからお世話になるよ、エリス」


「いえ、わたくしこそ急にすみません。しかも無理やり……」


 無理やりっていう自覚はあったんだな。


 ガチャ。部屋の扉を開くと、そこにはすでにオレの荷物が置かれていた。


 といっても、荷物は服くらいだ。


 追加で、タンスや机、ベッドなどが置かれていた。


 さっき荷物をもっていったハンターたちがやってくれたのだろうか、早すぎる。


 ……もしかして、トラップ騒動のうちに?


「ちょっと着替えてくる……」


 ぐずぐずと泣きぐずっていたほのかは、自分の部屋へ服を着替えに行った。


 たしかにほんのり、香ばしい香が……いや、なんでもない。


「あ、そうでした! 今日はお姉さまがお帰りになられるのです!」


 思い出したように言うエリス。


「ですので、わたくしは少し身だしなみを整えてきますので、先に先ほどの部屋に戻っておいていただけますか?」


「トラップはねえよな……?」


「金庫の前だけなので心配ありませんよ! 2時前につくとおっしゃってたので、もうすぐ帰られるかと……」


「わかったよ」


 自分の部屋に入るエリスを見届けて、オレは一階のさっきの部屋に戻った。










 椅子に座わり、数分後に扉が開いた。


 クリーム色のショートカットヘアー。エリス学院高校の女生徒用の制服を着ている。きれいな顔であり、大人の魅力を感じられる。


 オレの目はその大きな胸にくぎづけになった。


「あら、おきゃくさんかしら?」


 にこっと笑うその女性は、オレの方へ近づいてきた。


「お邪魔します、今日からここでお世話になることになった、エリスさんの友人で……」


「あら、彼氏?」


「あ、いえいえ! 全然そんなのではなくって……」


「へえ、あの子もなかなか目の付け所がいいわね」


「ですから!」


「なら、私がもらっちゃおっかな」


 うっ、思わずどきっとしてしまった。これが大人の魅力!


 お姉さん! このまま彼女に無理やりキスされて恋におちたら、ベタ!


 高鳴る胸の鼓動を抑えて彼女を見据える。


「私は、エリスの姉のルリよ、よろしくね。……ちゅっ」


 ほほほほほほ、頬にちゅーされた!!


「えっと……あれです、風馬です! 早川風馬! よろしくお願いしまままます」


「ふふっ、ま、が多いわよ?」


 いたずらに笑う彼女の目にくぎ付けになってしまう。


「かわいいから、このまま襲っちゃおっかなぁ~?」


「そ、そんな……っ!」


 だめだ、理性を働かせろ! オレ!


「お姉さま! 何をしてるんですか!」


「あら、見つかっちゃった?」


 いたずらを叱られた子供のように下をペロッとだすルリさん。


「本当に、ルリ姉さまはすぐそんなことするんだから!」


「まーまあ、怒らない怒らない」


「まったく、もう」


 頬をふくらまして怒っているエリスの頭を、優しくルリさんが撫でる。


 すると、エリスは少しうれしそうな表情になった。


 エリスは姉のことが好きなんだなと、見ていて感じられる。


「ルリ姉さまは、海外の高校とエリス学院高校を行き来しているんです」


「へ、へえ……」


 お金もちは、海外で教育を受けるというベタなあれだろう。オレ知ってるんだぜ。


「でもね、もうアメリカにもどるのやめたぁ」


「え? ずっとこっちにいるの!? おねえちゃ……お姉さま」


「おねえちゃんでいいのよ? 親もいないんだし」


「でも……」


「まあいいわ」


 少しさみしそうな表情を浮かべたルリさんだったが、すぐにさきほどのようないたずらっ子な顔になり、オレの方を向いてウインクした。


「こんなかわいい子がうちにくるんでしょ? 海外に行ってる暇なんてないわ。高校3年生の一年は、風馬くんと一緒に暮らすことにしたのっ」


「お姉さま! ふーくんは私の!」


「私の、なにかしら?」


「うう~っ」


 さきほどまで上品(?)だったエリスが、姉の前ではかなり打ち解けているように見える。


 やはり、普通の高校生であり、普通の姉妹なのだろう。


 オレは、この姿にほほえましさを感じていた。


 この二人の背後にある悲しい物語も知らずに……


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