お風呂に入ります(※挿絵閲覧注意※)
※ストーリー終了後、挿絵がございます。刺激が強い可能性がございますので、ご注意ください※
入浴シーンのトウガのニヤケ顔を…17話のAIくんの原画を元に描きました。
絵は不得手なので、微妙に思う方もいらっしゃるかもですが、私は満足です…笑(本気出して描き直しました。)
ちなみに、追加で表情も描きました。17話に追加投稿いたしましたので、ぜひご覧ください!!
それでは、はじまりはじまり〜〜
俺…なんてことしたんだ…。今まで散々振り回したのに、また………。
「ただいま!」
すると、トウガの声が玄関口から響いた。突然のことに俺は咄嗟に浴室に入り、空の浴槽に身を隠す。
「あれ?キョウスケ?」
リビングに入ってきたのであろうトウガの声が部屋に響く。しかし、俺は合わせる顔も持ち合わせておらず、浴槽の中で縮こまって震えていた。
「ふふ、おかえりなさい。トウガ様」
「あ、ただいま。ねえ、キョウスケ見てない?」
「キョウスケ様はかくれんぼしていますよ。うふふ」
「えっ…?」
「せっかくなので、見つけてあげてください」
少しずつ部屋の奥へと移動していく二人の声に俺は安堵しつつも、いつか見つかってしまうことへの不安も高まっていた。すると、遠ざかっていた足音が奥の部屋へと入っていく。
「「…トウガさん…」」
なにしてんだろ、俺…こんな子供みたいなことして…。ただのかまちょじゃねーか…。でも、いまさら出たところでどんな顔すればいいかわかんないし、なんて言えばいいかわかんないし……。
「あとは…」
足音が徐々に近づいてくる。
見つかりたくない、見つかってほしくない。でも、見つけてほしい…。
…なんなんだよ、俺。
「キョウスケ、みーつけた!」
「…ごめんなさい…」
「なんで謝るの?」
「また俺…迷惑かけて___」
「全然迷惑なんかじゃないよ。そんなことより、キョウスケってかくれんぼ初心者?」
「えっ?いや…まあ子供の時以来だけど…なんで…?」
「だって、いくら白濁色のすりガラス越しで見えにくいっていったって、一面ガラス張りだったら中の浴槽だって丸見えじゃん?あんなにがっつりうずくまってたら幽体でもわかるよ」
「…いや…!あれは咄嗟に逃げちゃっただけっていうか…隠れてないっていうか…!」
いやらしく笑うトウガに、途端に俺の顔面に血が上る。それを見たトウガは、さらに追い討ちをかけるように口を開いた。その顔はさらにニタニタと俺に迫ってくる。
「それにキョウスケ、あの時オレに好きって言った〜?」
「なっ…!?」
「なになに〜、オレに惚れちゃったの〜?女の子の姿手に入れたらオレのコト魅力的に見えちゃった系〜?」
トウガは調子に乗って俺のあちこちを突く。
「うっ、うるせえうるせえ!!なんも言ってねえし、性別どうとか関係ねえし!!!そういうお前だって俺のこと好きなんじゃねえの!?」
途端にトウガはピタリと動きを止めると同時に、肩を震わせた。
ヤバい、俺余計なこと言ったかも…。
「ええ……っ、何言ってんのキョウスケッ!ホントそういう冗談やめてよ、リンドウちゃんも居るんだし、恥ずかしいじゃん…ははは〜…」
わ、まじか。まさかの図星。…ってことは、俺たち両思いなの?…でも、霊界で両思いって結ばれるとかあるの?
「素敵ですよ、ふふふ。…あら、もうこんなお時間。私、お仕事に戻りますのでここで失礼いたしますね。それでは。うふふ」
リンドウは気を遣ってから遣わなくしてか、それだけ言い残すと俺たちの前から姿を消した。途端に部屋には静寂が訪れ、俺たちの間にはどこか気まずい空気が流れる。
トウガは浴槽に座り込んだままの俺に手を伸ばすと、ふと声を掛けた。
「ね、キョウスケ」
「うん」
「よかったら一緒にお風呂入らない?」
「…え?」
………
……
…
今、俺は風呂に浸かっている。目の前にはいつものふわふわヘアがぺちゃんこヘアへと変わっていつもと違う雰囲気のトウガがおり、俺は目のやり場に困っていた。
「緊張してる?」
そりゃあ緊張しますともッ!
誰かと二人っきりで風呂に入るのなんて記憶にある限りじゃ保育園ぶりくらいだし、それに何よりいつもと違うのは髪型だけじゃない!
その濡れた肌、首、顔、程よく全身に付いた筋肉!色っぽい、ヤバいってなるのなんで……!?俺男だよッ…!?
「…してない、です」
「ウソだ!キョウスケがプライベートで敬語になる時は、かしこまってる時とか緊張してる時だもんね!」
「…!」
トウガはいたずらに笑うと、俺ににじり寄る。
「ねえ、もっと可愛い顔見せてよ…」
トウガは瞼を伏せ、甘いマスクと甘い声で俺の肩を抱いた。彼の大きな手が俺の貧弱な肩と腕を包み、俺は思わず、「ヒィっ」と女々しい声を上げる。
わざとだッ!!!…っでも、そっちがそう出るならこっちだって策がある…ッ!
俺は浴槽の中で拳を握りしめると、全身を巡る呪力を感じ取り、それを身体の芯から手足の先まで流し込む。
「…!キョ…それは…反則なんじゃない?」
トウガは良いとも悪いとも言えない顔で私から手を離した。
「元はと言えば、誘ったのも先にちょっかい出してきたのもトウガさんだからね。私は対抗措置を取っただけだよ」
「…ふふ。やってくれるね。さすがだよ、キョウ」
トウガは悠然とした様子でこちらを見ているが、きっとそれは今だけ……。
「ねえ。トウガさん?」
「…うん?」
私は甘い声を出すと湯船の中で静かに腕を伸ばし、トウガの腿に触れた。
「ッ!?」
突然の感触に、彼はビクリと身体を震わせる。
「…ねえ。もっと触らせて…?」
「え」
私はトウガの身体の向こうに脚を伸ばし、自身の身体をピッタリと彼にくっつけると、必然と私の胸は彼の胸の下辺りに当たる。そして、トウガの腕、背、腰、腿と触れていく。
「やめ…っ…!ぁ…っ…当たってるし、感…っ__」
「感じちゃう?気持ちいいならもっと喘いでもいいんだよ?」
「…ッ!?」
私の首筋に掛かる、トウガの少し乱れた息遣いは更に私を興奮させていく。
こんな顔するんだ、こんな反応するんだ。もっと見たい、もっと知りたい。私の彼に対する好奇心は収まることを知らず、私の手はイヤらしくトウガの身体を這い回った。
しかし、その刹那。
「…んッ…!?」
トウガは途端に起き上がると私の腰に手を回し、頭を抱える。そして、刹那の間に私の唇に彼の唇を強く合わせ、すぐに離れた。
「…え」
「…」
今、なにした?なんか頭の中が真っ白だ。のぼせたからか?
「と、とーがさん、今…」
私は恥ずかしさのあまり肩までザブンと浴槽に浸かると、向かいの目線を流しているトウガに目をやった。
「…」
「き、す…?」
「……そろそろ上がろっか。あまり長湯してるとのぼせちゃうよ」
トウガは突然いつも通りの様子でニコニコと笑い出すと、俺の手を引いて共に風呂を出た。
………
……
…
あれからしばらく経った。
トウガがいつも通りに接してくるもんだから俺もいつも通りに接してるけど、それでもやっぱり気にしてしまう。
アレはなんだったんだ?アレってそういうことなのか?そういうこと、聞いていいのか…?
キッチンにいるトウガに聞きたい気持ちはあるものの、その勇気は無い。その思いから、俺はソファから立ち上がったり座ったりを繰り返していた。そんな時だった。
「どうしたの?キョウスケ。いつもに増してめっちゃオモロくなってんじゃん」
「オモロくないわッ!!キミが変なことするから聞きたくても聞けなくて悩んでたんだよ!!」
「なんのことでしょ〜」
トウガは首を傾げると後ろ手に組み、俺の前にマグカップを置くとニヤニヤと笑った。
コイツ…。この状況を楽しんでやがる…なんてふてぇ野郎だッ!!
…でも、丁度こっちに来てくれたなら今聞いた方がいいかも。
「ねえ、トウガさん」
「なに?」
「…笑わないで聞いてね」
トウガ、入浴時のエロ顔…笑 (本気出して描き直しました)
お疲れ様です。
リンドウです(´∀`*)
あら、トウガ様が載っていらっしゃいますのね?見てみようかしら…?
__まぁ、トウガ様らしくないお顔。ふふふ。
あら、こちらの挿絵は本編のキョウ様とのお風呂の時のお顔でしたの…?
まぁまぁ…。トウガ様もずいぶんと変わりましたのね…。ふふ。
きっとジェイもさぞ喜んで___
ないでちゅ_____ッ!!!!
リンドウ!何勝手に見てるでちゅ!!ご主人様のプライベートにボクたち従魔がズカズカ立ち入るなんて、言語道断でちゅよ!?
あらジェイ、いらしたの?
いらしたもなにも、ボクは霊界全体を指揮してるでちゅ!一部を除いて、ボクの管轄下にあると言っても過言じゃないんでちゅ!!
あらそう
…って、そんなことはどうでもいいんでちゅ!早く来るでちゅ!!こんなトウガ様のお姿をボクたちが見たってバレたら、トウガ様になにされるか…!!早く逃げるでちゅよ!!
「「ジェイ〜?」」
ヤバいでちゅ、早く行くでちゅ!!
…ええ。
__あれ?あとがきやってる?あ、ども、トウガだよー。
なんで誰もいないんだろう…。まぁいいか…。
じゃあとりあえず、また明日も、お楽しみにーー!




