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目隠し
歩いていると何かにぶつかる。
大きい壁でも小さな雨でも、何にでも。
歩いてなくても何かにぶつかる。
地球が私にいじわるする。
からだを捕まれて空にもいけない。
冷たいものが、足や腕に突き刺さる。
どこに行っても同じこと、また何かが私にいじわるした。
気力がない、私の世界には何もない。
あるのは、無限に近い絶望と何を願っても助けてくれないいじわるな地球だけ。
この目に光がさすときは来るのだろうか?
何かの笑い声がする。
また、地球が私をいじめに来たのだろうか。
体の感覚が戻ってくる。
絶望が針の刺された風船のように抜けていく。
目はもう限界だった。
実は詩が大好きでずっとかいています!