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僕とガイアの異世界戦記  作者: icefish
3/3

砂漠の街ザイード

その日門番わ不思議なものをみた。

不思議な物とゆーか

不自然な怪しい男を見た。

てゆーか来た。2人も

1日に『2人』もだ。


死の砂漠の彼方からものすごい勢いでこちらに迫る砂煙

「なんだあれわ!デスワームか⁉︎なんでこっちに⁉︎」

「おい!警報をだせ!結界が破れたのかもしれん!あれがデスワームならマズイ!ギルドと王宮に連絡いれろ!急げ!」



ワームを釣ってからまた1週間

砂煙を、巻き上げながら疾走し、遠くになにやら建物らしき影が見えて来た。


感動、、、。

長かった!

あれわ街でしょ!

絶対街だ!!


いやぁ感極まるとわこの事だねほんっと感動したよあの時わ。

そしてなんでか今牢屋にいるけどねハハハ笑


信じられます?

昂った熱いハートで街まで突っ走ったらなんか街の前に軍隊いたんだぜ?

んでいきなり牢屋まで連行よ?

逃げなかったかって?

できたかもしれんけど軍隊にかこまれたんだぜ?

ワームに食われそうになった件もあるしさ

二、三人ならなんとかなるかもしれんけど

軍隊よ??

むりだろ笑





砂の国ザイード王国

王宮内大会議室

白い大理石からなる真っ白といえる部屋の円卓に

国王、宰相、将軍、ギルドマスター、A級冒険者

そんな感じの偉いやつらが一堂に会していた。

ここ数十年そんな何事ですか?みたいな事わなく

事が重大であるとうかがわせる。


「してあの者わなんなのだ?冒険者でやないのか?」

白のマントを翻してジャラジャラした金色のアクセサリーっぽいものをつけた国王が言った。


「わかりません。本人わ旅人だと言っておりましたが、各国の支部に確認しようにもギルドカードももっておらず、どこから来たのか尋ねても、気づいたら砂漠にいたというありさまで、また旅人とゆーからにわ他国にわ行ったのか尋ねたのですが、このザイードがはじめてだとか」


「あからさまに怪しいやつだ!気づいた場所からここまで2週間走りぱなしとゆーでわないか、そんなことがありえるのか?魔物の類じゃないのか?またわ他国の間者か?どちらにしろ処刑してしまったほうがよかろうよ!」


「まぁまぁお待ち下さい。まずわコレをご覧ください。、、、おい!持ってこい!」

使用人と思われる男がガラガラ台車を押して入ってくる。

台車の上にわ不審者が身につけていた剣、鎧、指輪、ペンダントがのっている。


「まずわこの剣、コレわミスリルであります。」

場が騒つく。


「馬鹿な!ミスリルの剣など旧時代の聖遺物でわないか!?

国宝級だぞ!?なぜ旅人風情がもてるのだ!?」


「剣だけでわない。あの者が身につけているものわ全て旧遺物と思われます。しからば、どこかの王族か、またわ盗賊か。あの者の身体能力、デスワームと間違うほどなどわからぬ点が多すぎる、処刑など早々に決めていい案件でわないと進言いたします。そこで私に良い考えがございます。」

宰相わそう言うと

考えについて話し出した。




牢屋にて


ベットとかないのな

そりゃ牢屋だもんな。日本とか人権とかあつかったんだなぁ

牢屋に入れられ2日経った。

放置されている

そう

放置だ。

飯も出なければ警備員の1人も見かけない。

脱獄したらどーすんだ?

あ、

でれないのか鉄格子だし。

てか

いまなら鉄格子くらい曲げられるんじゃん?

、、、、。

軽く曲がった、、、。

まじか⁉︎

どーしよう?脱獄するか?

あ!とられた装備どーしよう?

まぁ剣とか鎧とか地味なの持ってきたしなぁアクセサリーもたいした効果ないしなぁ、、、、。あ!ヤバい!ナビ!ガイアさんちのナビ忘れてた!

あれだけわとりかえさないと!帰れん!家に帰れん!

てか

ガイアさんちに軍隊行かれたらガイアさんに迷惑かかるよなぁ

てか、あのワームだらけの砂漠横断できんの?って感じわあるけど、砂漠に街があるくらいだから、そんくらいの対策くらいあるんだろうな。魔法ある世界だし。


うーん

どうしよう、、、。


とりあえずやるだけやって

逃げようかな

失敗わ経験の、なんちゃらってゆーし

てか

あの軍人みたいな人恐かったなぁ。

めっちゃ怒鳴るし

萎縮するわ、、、。

悲しい気持ちになったわ、、、。

勇気だして罪状きいたよ?いちお

したらどーやら


①ワームと間違えたらしい

ワームてヤバいモンスターらしく場合によっちゃ軽く軍隊でるレベルらしい。街に突っ込んできたみたいなケース?あ、おれか、、、。

普段わ魔道具の結界でモンスターが寄り付かないようになってるから、大事になったみたい。


②ワームと間違えるほどの身体能力

あの速さわなんなんだと、、。砂煙まきあげて爆走とか人外でしょ?みたいな。

てか、魔法で身体強化すれば砂漠なんだしあのくらいなんないのかな?なんないんだろうなこうなってるし。


③不審者

砂漠に黒の出立ちってなんだよ?白だろふつう?

あやしいわ!


みたいな罪状だった。


、、、、。

逃げるかやっぱ


牢屋でたわけなんだけど

牢屋で素敵な出会いがありました。


ここの牢屋当然だけど一部屋だけのはずがなく

ずらーっと牢屋がならんでるんだけど

そんなに入ってる人いなかったんだよね

平和な国なんだろーか

とか思いながら歩いてたら

目についた

目に入ってしまった。

トラウマ確定のその部屋を。


血の匂いがそのあたりだけエグかって

なんかいるよな絶対とか思ってたら案の定。


「ぐ、ゔぐ」


おっそろしい声が聞こえてしまって。

やっぱ気になるしめっちゃ怖いけど探すじゃん?


したらさ



まさに磔の何かがいたわけよ。


人間ってゴミだよね


磔牢屋の前で磔を眺めながらしみじみ思う。

人間なんぞいなくなれば

もう少し優しい世界になるんじゃなかろーか

でもまぁ

弱肉強食の世界になるだけで優しい世界なんてないかもね

優しい世界てゆーよりシンプルになるだけなんだろう


なんて考えながら眺めていたら

磔人間と眼があった

威圧

気圧された

磔にされたソレわ

眼力で人でも殺せそーな感じがした。


おれわ日本人でぬるいから

危機感もなければ人生さえ家畜だったから


それに声をかけちゃったんだよ。


手、かそか?


それわ一瞬何言ってんだみたいな顔になって

また睨んできた。

てか

喋れるわけないわな

こんならありさまじゃあな


ソレわ人族じゃなかった。

真っ黒い身体に真っ白く長い髪の虎人間?だった。

身長わ高いが痩せこけていた。

血塗れでなんで生きてんの?ってくらい一目で瀕死だってわかる。

素人のおれでもわかる。


だからなんとなく

考えるのやめて

鉄格子をひん曲げて虎の前に立った。


虎わ流石に驚いたみたいで目が見開いていたよ。怖いって、。

磔台から杭を抜いていく。虎わ抜くたび顔を歪めたが、グッっと堪えてるみたいだった。

杭を抜き終わると虎わおれにしなだれ落ちてきたから受け止めて、床に寝かしたがら虎わ震えながら立ちあがろうとしていた。


まて、回復魔法使うから動くなよ。

一声かけてから回復魔法をかけてやった

「エクストラヒール」

普通のヒールより強めなイメージだからエクストラ。

骨とか色々いっちゃってるだろたぶんこれ。

治りゃいーけど


どうだ?痛みあるか?動けるか?


「う、動ける、なんだこれわ⁉︎貴様わだれだ⁈」


「囚人だよあなたと同じ。一昨日牢屋に入れられたんだけど、いまから脱獄するところだよ。一緒にくるか?体力まで回復できないと思うからなんなら肩かすぞ?」


「我を囮にでもするつもりか?」


「いや、逃げるなら最後まで一緒に逃げようぜ?」


虎わ表情が豊かだな。虎だけど。


やっぱ体力わ回復しないみたいだなぁ。

虎わふらふらとたちあがり、歩くことわできたが、伝い歩きでみてられん感じだった。

で、しかも思ったよりデカい。

おれの2倍わあるんじゃないか?肩もかせないなこれどうしようか??


困った。


おれが困った顔をしてると虎が

「解放していただき感謝する。しかし我と一緒でわ逃げきれまい。我わ人族共と刺し違えるゆえ、気にせずゆかれよ。」

とか言ってきた。


律儀な虎だな。


「おれが先行してなんか食い物でもないかみてくるよ。おれのいた牢屋最奥みたいだから後ろから兵隊もこないだろーし。だけど、おれが戻ってこなかったら死んだと思うからまぁ、覚悟わきめてくれよ」

おれが言うと虎が


「律儀なお方よ」

と笑って言った。


ん?これが以心伝心かな?


まぁ

やったりますか取り敢えず!


牢屋にわ虎以外いなかった。


突き当たりに階段があり、登っていくと頑丈そうな扉があったから蹴破ってみた。軽くいけた。

飛んでった扉が近くにいたらしい兵隊に激突し扉ごと壁に激突した。

その部屋にわ3人の兵隊っぽいやつらが固まってこっちをみていたが、我に帰ったのか槍をとりこちらにむけて言った


「な、なんだおまえわ!?なにをした!!?なんでここにいる⁉︎おい!ランダスわ無事か⁉︎動くなよ⁉︎おい!動くなって言ってるだろ⁈」


「駄目だ!ランダスわ潰れてやがる!くそう!なんてこった!この化け物!ぶっ殺してやる!!」


兵隊Aが威嚇してくる

兵隊Bが突撃してくる

兵隊Cわオロオロしている


遅え!

兵隊Bの槍をかわしながらカウンターパンチを顔面に叩き込む。

頭が弾けた。


そのまま兵隊Aに突撃しBと同じく頭を弾く。

でCに話かける


「ヒ、ヒー!?化け物!来るな!来るなー!」

Cわ錯乱した。

おれでもそーなると思う。

パンチで頭弾けるとかヤバいし。

ドラゴンパンチまじやばい。。


「黙れ、お前に聞きたいことがいくつかあるからまず黙れ。黙らないと殺すし、しっかり答えたら見逃してやる。」

Cわ静かになった。

脳みそが高速回転してるんだろぉなぁ。


「食い物と着る物取り敢えずよこせ。あるか?」


「く、食い物ならそこの棚にあるので全部だ!!着る物わない!持ってけ!さっさと行ってくれ!助けてくれ?お願いだ!助けてくれよ!」


「余計なことをしゃべるな。おれの装備わどうした?」


「お前の身に付けてたもんわねうちもんだって王宮が持ってった!ここにわねぇ!」


「王宮わどこにある?」


「別棟だ!ここ出たら中央のでっかい宮殿だ!だが、行けんぞ⁉︎俺達衛兵がわらわらいるからな!すぐ捕まって終わりだ!今だったら、おとなしく牢屋にもどるならおれがうまいこととりなしてやるぞ⁈俺わ隊長なんだ!どうだ?」


ここ街じゃなかったんだな、、、。王宮か

うーむ

街すっ飛ばして王都に来てしまったみたいだ。

てか兵隊隊長だったんだな。

まぁいーか


隊長の頭も吹っ飛ばし。食べ物と着る物を漁る。

着る物ないな。

布で我慢してもらうか。

戻ろうとしたら虎が上がってきた


大丈夫か?

無理すんなて病み上がりなんだから。


部屋の惨状を虎がみて

「武に長けている御仁でもあったか」

とかなんとか言っていた。


取り敢えず食え。そんで腰に布をまけ。全裸だぞ?


おれわ虎と一休みしていく事にした。

ランチタイムとゆーやつだ。


硬いパンとチーズしかなかったが、久しぶりに食べた食べ物だけあって

感動するほど美味かったとだけ言っておこう。

そして

食道楽を目指そうと

心に誓ったよ。


食い物量わそれなりにあったが、虎が一心不乱に食い尽くした。

ゆっくり食べないと胃によくないよー?


だいぶ休憩したかな


もー寝てこか?


そんなんでゆっくりまったりしてたら

衛兵がやってきた。


「おい!定時連絡わどおし、、、た?」

扉を開けて衛兵がいると思ったら、囚人がくつろいでいるんだぜ?

そりゃ固まるわな。


「やぁお疲れさん。そしてさようなら。」

お亡くなりになられた衛兵の剣で首を刎ねる。


「そろそろいこーか」

そーいえばさ、指輪の魔道具隊長がちゃっかりはめてて

回収しました。

なのでここにもうようわない。


派手にいこう!そしてこそこそ脱出じゃ!


おれたちわ階段をあがり外に出た。


衛兵がうじゃうじゃいた。


どーやら軍事施設の敷地内っぽいな

因みに中央の宮殿っぽいとこわみつけたがだいぶいかなきゃならん距離だった。


「虎、いまからでっかい魔法使うからすきみて逃げるぞ。準備わいいか?」


「応!」


うーんいいねいいね

切り替えが速くてとてもいいね


おれわ地面に手を置き唱える

「アースクエイク!」


その日

砂漠の国ザイードわ

大規模な震災をうけ大混乱となる。

震災で結界が壊れ、その後ワームがおしよせさらなる大混乱になったらしい。

のちに判明する2名の脱獄と冒険者ギルドに出回った賞金首の手配書

1人わ黒髪黒目の中年男

1人わ黒い虎男


賞金首になっているとわそのときわまだ知らない2人であった。
















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